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お医者さんにお聞きしたいのですが
倒れて救急で運ばれた患者が、原因は栄養失調と脱水症状であると診断したとします 現在服用している薬はあるかと聞かれ本人は正直にうつの薬を飲んでいると話しました 本人は極度に家族に知られることを恐れていたので、看護婦さんに何度も家族にはそのことは言わないで欲しいと頼みました 本人が動けないため家族が代わりに先生のもとへ話を聞きにいったら、患者がうつであると家族に話しました 以来本人はうつが酷くなり家族を避け一切関わらなくなってしまいました 倒れた原因にうつが関係しているとしたら医者は本人の意思に関係なくうつであると家族に話してしまうものなのですか? 教えてください
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ここで何度も意見を言い合ってもきりがないので、勝手ながら私の発言はこれで最後とさせていただくつもりです。 まずfutukayoiさんへ、 >鬱についての根本的な治療はなされていないのでしょうから鬱については退院する時は入院する前に元気だった時と比べれば病状が悪くてむしろ当然だと思うのですが・・・。 非常に鋭いご指摘なんですが、誤解を恐れず言ってしまうと、われわれ精神科の感覚はむしろ逆で、身体面で生命的な危機を脱した方の精神症状は良くなるという印象があります。もっとも大規模な統計はないでしょうし、あくまで日常臨床に当たっている中での「感覚」に過ぎませんが。(もちろん、家族への告知がなければこの患者さんは良くなっていたはずだ、と言うわけではありません。) suzuchibi01先生へ、 >こうした事態が起こっていること自体がすでに病態が悪化していることのあらわれであり、疾患の管理が上手くいっていないことの証明なのではないかと考えます。 一般的に「治る病気」でも当然、難治例も存在します。「疾患管理が上手くいっていない」可能性についても精神科主治医に治療経緯を問い合わせた上で判断すべきです。精神疾患の治療に当たった経験のない医師が、栄養失調という結果だけを見て「疾患管理が上手くいっていない」と決め付けるのは傲慢としか思えません。 私は脳外科の経験もありますが、くも膜下出血の患者が手術後死亡したからといって、全て「術後管理に失敗した」と言われたんではたまりません。最善を尽くしても結果が伴わないことはあります。それが医療の限界です。 事例のケースであれば患者が退院するまでに数日から場合によっては1週間以上はかかると思います。その間に精神科と連携をとらないのはやはり怠慢であり、背景にある精神疾患を軽視しているとも言えます。 家族に対する説明は「栄養失調の原因については現在調査中」と言って、まずは精神科と連携をとる時間稼ぎをするのが理想的な対応だと考えますが。 >必要最低限の社会的なバランスは保ちつつ速やかに専門家の手元に戻す…という論理であれば十分に納得がいきます。その速やかさが主治医への報告であり、家族への説明にも表れています。<必要最低限の社会的なバランスは保ちつつ>これを医療から外すことは絶対にできないものです。 まったく同感ですね。そういう意味で事例のケースはバランス感覚を少々欠いているというのが私の率直な感想です。
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- bableboom
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医師ではなく、看護士ですが、よろしいでしょうか?患者さんの状態が生命の危機に瀕していたのか、わからないのですが、「栄養失調と脱水」というのは、普通の日常生活をしていたら、あまりおこりえないですよね。それらが「うつ病からくる拒食」であると医師が判断した場合は、やはり家族に話すと思います。うつの場合は、個人だけでなくどうしてもまわりの協力も必要ですので。うつ病の患者さんは、自殺をはかったり、自傷行為をしたりすることがあるゆえ、どうしても個人だけでは管理が難しいのが現実です。 ただ本人が、切に「家族に知られたくない」と願っていたのであれば、家族にはしばらくは、知らないふりをするように言うべきだったとは、思いますが。 癌の告知などもそうですよね。 ご本人は、その後家族を避けていらっしゃるとのことですが、今後は、その患者さんに「うつは、恥ずべき病気ではなく、きちんと治療すれば治る病気である」ということを 理解できる方向性の治療をしていく必要性を感じます。 医師ではないのに、発言しちゃってごめんなさい。
お礼
アドバイスありがとうございます 確かに周りの理解者は必要ですよね ただ、本人がうつになった原因に家族との問題も含まれていて、医者が話した家族その人にもかつてうつの症状がありました 本人はそのこともあり家族に言わないように念を押しました それぞれの科によって優先すべきものがあると思います 精神関係の科の先生はメンタル面を重視すると思いますし、逆にそれ以外の先生は身体面を重視するのは当然だと思います でもどの分野の先生でも侵してはいけない患者のプライバシーもあるんではないかと思うんです 癌などの告知は患者のメンタル面を考慮してまず家族に話すのは理解できます でも今回は問題そのものがメンタル面です 当然うつそのものに重点を置いて対応するべきだったのではないかと たとえ精神科が専門ではなくても患者の病気の原因がうつにあると分かっていのですから、癌などの告知で患者のメンタルを考慮するようにうつのメンタル面を考慮するということは望めないのでしょうか 栄養失調で命の危険にさらされる恐れもありますが、うつ患者に対するメンタル面での対応でも命の危険が伴うこともあると思います 私は今回の事で「うつは、恥ずべき病気ではなく、きちんと治療すれば治る病気である」と理解させる前に患者がそれを受け入れようとする心を閉ざしてしまったのではないかと感じます 生意気なこと言ってしまってすみません
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お礼
みなさんお忙しい中たくさんのご意見を頂いて 医者の方はこんな考えで治療に望んでるんだなと勉強になりました 実際たくさんの患者を相手にしてきた方なのですから、どの方の考えも否定はできないのかもしれないですね みなさんありがとうございました Schneider2000さんへ 実は患者とは私なのですが 私は毎夜激しい頭痛と吐き気と胃の痛みでこのまま死ぬかと思いました 原因は未だに不明ですが でも自分では思うように動けない ナースコールをすれば希望どおりに痛み止めを何度も打ってくれました そのときはふわふわして気持ちがいいんです でも私が求めているのは痛み止めではありません 通院している精神科も歩いていける距離にあり、入院している病院にも伝えてありました しかし精神科の医者に連絡を取ってくれることもなく毎日検査検査ばかりで精神的に落ち着かず、自分の意思を聞いてくれる環境ではなく、当然ですが退院もさせてくれない 睡眠薬も飲めなくて寝れないし 痛み止めを打った瞬間の何分かだけがホッとできました 自分がどんな状況にいるのか把握できずパニックになりました 退院した後も家族に知られたことで質問責めとおそらく今まで自分の中で守ってきた居場所はなくなってる 入院していても退院しても安心など全くありませんでした そのときは本当に精神科担当医に救って欲しいと思いました でも退院した後その精神科にも行かなくなってしましました 入院している間に精神科での今までのカウンセリングも含めて諦めに入ってしまったのかもしれません 運ばれた病院の先生は命の恩人だと思っています そのまま治療をしてもらえなかったら死んでいたかもしれない 実際『そのままにしてたら死んじゃうぞ』と言われました 本当に感謝です ただ、同じ位の精神的苦痛も伴ったのも事実です うつ患者としては先生のような精神的、身体的にカバーできる方があのとき担当医だったらその後、入院を励みにして頑張れたかもしれない
補足
って思いました