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急変患者の家族との関わりについて
はじめまして。 救命救急病棟で働く看護婦をしています。救急車で運ばれてきた患者さんや、急変をした患者さんの家族に対する応対の仕方について、病棟内で勉強会を開こうと思っています。看護職に携わる方々のご意見をお聞かせ下さい。また、この事に関連する文献やホームページなどがありましたら教えてください。
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- riku103
- ベストアンサー率20% (1/5)
はじめまして。高度救命センターで働く看護師です。 私たちのセンター内には外来と病棟があり さらに、外来は軽傷と重症に分かれてます。 病棟はICUとHCUになります。 重症の患者でかつ急変となると、重症外来に搬送された患者で 低空飛行ながらもVSが落ち着きICUに入室した場合が多いと思います。 とくに、戻る率の高い窒息CPAなどに関しては、食事中の出来事であり 一連の様子を知っている家族は非常に不安が増強する中で救急隊とともに入室します。 原則として、重症に搬送された時点で家族は待機室に案内されますが 正直なところ、処置時の状況を適宜伝えに行く時間がありません。 蘇生行為に介入する看護師は1人~2人なので、マンパワー的に限界があります。 しかし、心拍再開し、落ち着き、入室できると判断されれば、すぐに医師が家族へ入院の必要性、検査の所見を踏まえ、厳しい状況にあることをICします。 もちろん、その間1~2時間も家族は多大な不安とともに待機していなければならなく、非常につらい思いをさせてしまうことになります。 ICが終了したところで、看護師は患者の保清、環境整備、記録を終え、始めて家族のもとへ向かいます。 患者の衣類や、処置時の状態などを再度説明し入院のオリエンテーションに入ります。 この場合、どの家族も心身ともに虚脱状態にあり、現状を把握しづらく、分からないことは?などと伺っても、何を聞いてよいのかすらわからない状況です。 そこで、私たち看護職が行えることを考えると、家族の訴えを傾聴すること、傍にいること、患者さまへの訪室回数を増やし、家族へ安心感を与えることが優先されるのではないかと考えます。 いずれにしても、面会を重ねるにつれ患者の現状を把握し、今後のことについて質問される家族もいれば、自分が餅を食べさせたために患者はこうなってしまった・・・などと自分を責めて、面会時に毎回泣き崩れる家族もおります。 そんな中で、家族ケアとして私たち看護職はそれぞれの家族の状況を記録し、スタッフ間で情報を共有する。そして、個々の家族にあった介入方法を検討していくことが必要だと感じます。 取り留めのない回答となりましたが、家族ケアは非常に繊細で、どれをとっても正解などはないと思います。 私は常に、自分と各々の家族を置き換えて考えてみています。 もし、自分がこの家族の立場だったら、何が必要か、どうしてほしいか そう考えることで家族の苦しみや悲しみを少しだけでも汲み取ることができます。 今後も、質の高い家族ケアが行えるように情報共有ができるとよいですね。
- naechin
- ベストアンサー率16% (61/371)
看護職でも何でもなく一般人なんですが、ICUに家族が運ばれた経験のあるものです。看護婦さんにひとつお願いがあります。 病院関係者にとって、患者は、たくさんいるうちの一人でしかないんでしょうが、家族にとっては、他に代わりのない一人なんです。そして、ICUの場合、急を要するわけですから、すぐに説明ができないのもわかります。でも、救急外来などは警察などから電話がかかって来て行くわけですから、まったく事態も分からないんです。せめて、少しくらいの説明を受け付けなどの方にしておくとか、そういう対処はできないのでしょうか? 家族にとっては、「今、どうなっているのか?」それが一番、知りたいことなんです。