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ゴールドバッハ予想のような問題
ゴールドバッハ予想は、二つの素数の和で全ての偶数を表せるかという問題ですが、二つの素数の和で全ての奇数を表すことができることは証明できるのでしょうか?
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#1さんの仰る通りです. >二つの素数の和で全ての奇数を表すことができることは証明できるのでしょうか? 今,私の作った定理です. 定理, 二つの素数の和で全ての奇数を表すことは出来ない. 証明: 奇数1は,二つの素数の和では表せない. 奇数3は,3=1+2 であり,1は素数でないため. 奇数3は,二つの素数の和では表せない. また,1,3以外の奇数では,以下の通りである. 二つの素数の和で奇数を表すには,二つの素数のうち, 一方の素数が2でなければならないことは自明である. いま,奇数を 2k-1, ( k=1,2,3 ・・・)とすると, 2k-1 は全ての奇数を表すことが出来る. 素数を p とすると,二つの素数の和で全ての奇数を表すためには, 2+p=2k-1 ・・・・・(1) が成り立たなければならない.(1)を変形すると, 3+p=2k ・・・・・(2) である. 素数 p は,3, 5, 7, 11, 13, 17, 19, 23, 29,・・・・・である. p=3 を取ると(2)は,3+p=2k 3+3=2k 6=2k k=3. p=5 を取ると(2)は,3+p=2k 3+5=2k 8=2k k=4. p=7 を取ると(2)は,3+p=2k 3+7=2k 10=2k k=5. p=11 を取ると(2)は,3+p=2k 3+11=2k 14=2k k=7. p=13 を取ると(2)は,3+p=2k 3+13=2k 16=2k k=8. p=17 を取ると(2)は,3+p=2k 3+17=2k 20=2k k=10. p=19 を取ると(2)は,3+p=2k 3+19=2k 22=2k k=11. p=23 を取ると(2)は,3+p=2k 3+23=2k 26=2k k=13. p=29 を取ると(2)は,3+p=2k 3+29=2k 32=2k k=16. となってゆく.したがって, k=6,9,12,14,15 などの場合が,(2)を満たさない. k=6の場合,(2)は,3+p=12 となり,p=9 を得るので, p が素数ではない.また, k=9,12,14,15 の場合も,p は素数にならない. (Q.E.D.)
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2より大きな偶数は、2個の素数の和で必ず表せると、ゴールドバッハは予測しました。例えば14は、3+11=7+7と2つの素数の足し算で表現することが出来ます。実際にコンピュータで5×10の17乗の偶数まで成り立つことが証明されています。この事実は、何を意味しているのでしょうか。 偶数は、等しい2つの数に分けることが出来ます。偶数(2Pとする)を2つに等分した(Pとする)一方から、ある数(A)を引き(引いた後をXとする)、他方にその数(A)を足し(足した後をYとする)、XとYが共に素数である様なAが必ず存在すれば、予測は証明されます。 Y=X+2Aと表されます。表を使ってイメージを伝えます。横線の左端を0、右端を2Pとし、中間点をPとします。元々、XとYはP上にあります。Pが素数であれば、XとYを動かさなくても済みます。偶数(2P)=P(素数)+P(素数)と表されます。そうでない場合は、XをAだけ0に近づけなければならず、その分YはAだけ2Pに近づきます。 0からPまでの間には、素数が2から順番に3・5・7・11・13・17・19・23・29(どこまでも続きますが、説明の便宜上10個までとします)と順番に並んでいます。Pから2Pまでには、0からP間にある10個の素数の倍数が並んでいます。そうして、0からP間にある素数の位置にXを置いた場合、Yが0からP間にある10個の素数の倍数位置に来なければ、Yは素数となります。(素数の倍数の位置にYが来ると、Yは素数ではなくなります) Pが、0からP間にある10個の素数である、2から29までのいずれかの素数で割切れる場合は、その位置にXを動かしても無駄です。Yがその素数の倍数になるからです。(PはXの倍数となる。P=X+Aなので、AもXの倍数である。従ってY=X+2AもXの倍数となり、Yは素数ではありません)その場合と、A=X/2の場合以外は、YはXを置いた位置の素数(Rとする)の倍数にはなりません。 そうして、Xを0からP間にある全ての素数上に置いたとき、Yが全ての場合において、0からP間にある素数の倍数の位置に来た時のみ、Yは素数ではあり得なくなります。その時のみ、偶数(2P)を2つの素数(X・Y)で表現することは出来ないと言えます。 偶数(2P)を2つの素数で表現出来ない確率は、偶数(2P)が小さい間は、大変低いと言えます。Xを置くことが出来る位置は、素数の位置のみです。素数10個の例で説明すると、Xを10箇所の位置に置いて見て、その10回全てにおいて、Yはその10個の素数の倍数位置いずれかに来なければなりません。1回でもそれらの倍数の位置に来なければ、XとYは素数となります。Xを置くことが出来る位置は10であるのに対して、Yが来られる位置は非常に沢山あります。しかも、10回中1回でも来る事が出来れば良いのです。 従って、偶数(2P)が小さい内は、2つの素数で表せない確率は大変低いと言えます。しかし、偶数(2P)が大きくなるに従って、0からPまでに現れる素数が多くなって行き、Pから2P間においては、増えた素数の倍数がどんどん除かれて行き、素数は次第にまばらに成って行きます。そして、偶数(2P)が大きくなるに従って、XとYが共に素数となれる確率は、低下して行きます。偶数(2P)が極端に大きくなると、Pから2P間に素数が全く存在しなくなることもあり得ます。その場合、偶数(2P)は決して2つの素数では表せません。 コンピュータで確認出来た範囲は、まだ偶数が小さく2つの素数で表現出来る確率が高かった為そうなっただけです。ゴールドバッハの予測は、言い換えれば、偶数が2つの素数で表せる確率が高い時には、その偶数はその2つの素数で表せると、当たり前の事を言っているだけだったのです。
- Kules
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証明も何も、すぐに反例が見つかってしまう気がするのですが。 例:11 素数は、2を除くと全て奇数です。2つの素数を足して奇数になるには、偶数+奇数である必要がありますが、 偶数の候補は2しかないので、 2+奇数の素数 で表せない奇数は全てアウトだと思います。 こんな話ではないんですかね? 参考になれば幸いです。
お礼
考えてみたら、あたりまえのことでした。回答、ありがとうございました。