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為替レートについて!
先日、とあるファミレスで¨円高還元セール¨でステーキを食べてきました。おいしかったです。¨円高¨¨円高¨って言いますが、適正なレートはいくらなんですか?対米ドルだけではなく、他の通貨についても教えてください。
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適正なレートって言う点については、絶対的な基準がありません。 また、為替レートの場合は賃金にも影響をダイレクトに与える為、立場によって妥当と思われるレートも大きく異なってきます。 例えば、日本の労働者の立場で考えるのならば中国の人件費と並ぶぐらいの円安に誘導した方が良いでしょう。 しかし、それではオージービーフや吉野家の牛丼が一般庶民では食べられなくなるほどの円安になる筈です。 この例のように、立場によって妥当と思われるレートは異なってくるのです。 これを考えるのは難しいので、みんなが平均的に妥当と思われるレートはいくらであろうか?と言う問いに対する回答の1つが購買力平価の為替レートがあります。 例えば、日本のハンバーガーが80円で、米国のハンバーガーが1$だったら1$=80円としてやれば良いだろうと言う考え方です。 これを中国やタイなどの新興国にも広げていけば、みんなが公平になる筈です。 ただし、中国は為替レートを故意に操作して中国元高を阻止する事で輸出に有利になるようにしています。 これでは、フェアとは言えないですね。 現在、先進国で失業が非常に多いのはこの為なんです。 そういう訳で、先進国だけで考えるのならば「購買力平価の為替レートが一番適正レートに近い」って考えて良いでしょう。 ですが、これではデータが無い問題が有るので実務上では「実質実効為替レート」を使って説明する事が多いようです。 実質実効為替レートでは、一国の通貨ではなくて複数の通貨で加重平均されているので、例えば日本円の実質実効為替レートでは、米ドルだけではなくてユーロやポンドなどの複数通貨の為替レートで、通貨の総合的な強さを確認できます。 例えば、日本円の実質実効為替レートは2010/12現在ではやや強い通貨、ユーロは妥当と思われ、米ドルは弱い通貨となっています。 通貨バスケットとして適正レートと考えられるのはユーロでしょう。 通貨の適正レートに絶対的な基準が無い為、最終的な判断は自己責任でお願います。
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為替レートで検索すればいくらでも出てきますが。 http://quote.yahoo.co.jp/m3 いちばん上の段になります。