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神奈川県警の不正問題について
- 神奈川県警の不正問題について詳しく知りたい方へ
- 神奈川県警の入札・落札の仕組みについて紹介します
- 不正経理に関する疑問点について解説します
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>入札と落札の仕組み(?)が分かりません・・。発注の際に県警と業者の間でオークションのようなことが行われるのでしょうか? 例えば、鉛筆が必要な場合とすれば 2Bの鉛筆2ダース必要です。 納入は来月末。 入札は今月末です。入札にはこれこれの条件(例えば国産で菱が三つねとか)がありますよ。 と公告します。(募集) 公告を知った文房具やさんが、入札(応募)します。 このとき、自分の利益を確保した上で他の競争相手より安い金額で入札する必要があります。 鉛筆の仕入れ値には、大きな差が無いのが普通ですから、後は業者の経費と利益分です。 オークションは競争相手の出方を見て自分の対応が出来ますが、入札は一発勝負です。 だから、ギリギリまで値段の設定に悩みます。 >「最安値で落札させ、」とはどういう意味ですか?多めに県に支払わせ、余ったお金は横領するということでしょうか? 違います。 他の業者が、鉛筆の卸値+経費+最低限の利益で入札するところを、経費も利益も無視して他の業者が絶対に出せない安い金額で入札するのです。 そうすれば、最安値になるのは確実です。 落札した後は他の業者はもう居ませんから、あとは如何様にでもなります。 業者に鉛筆2ダースでなくて1ダースだけ納品すれば良いですよ。 (或いは、国産じゃなくて中国製でも良いですよ。安いでしょう?) その代わり、1ダース分の鉛筆代金の半分を業者さんが預かっててねというような依頼も可能。 私(公務員)が必要な時にあなたに連絡するから、その時にその半額を渡して下さい。 と言うような事。 不正行為を防ぐルールはあっても、組織ぐるみで仕組んでしまえば何でも出来てしまいます。
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- usbus
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官公庁の物品のほとんどは入札制度で購入されます。 指定の企業が複数集まり、例えば商品が「コピー機50台」という品物だったら それをいくらで納入出来るか各企業が紙に書いて非公開で入札し、一番安かった企業に注文する。 という逆オークション形式です。 ところが、指定企業同士で相談すれば値段を釣り上げることが出来てしまいます。 これが俗に言う「談合」です。 市場での相場が100万円の品物でも、 指定企業同士が組んで300万円前後で入札すれば 落札価格は300万円ほどになりますよね。 その場の最低価格である以上は購入しなければいけませんから、 国は多めの金を支払って企業は大儲け出来るわけです。 で、今回の場合は談合での釣り上げとは少し違って、 一つの企業に「相場よりかなり安い金額」で入札させて落札させたのです。 落札したわけですから県から企業にお金を支払います。 しかし企業は県に何も納入しなくて良い。 つまり、県から企業にお金を渡したのと同じことですよね。 そしてもちろんそのお金はあげたわけではなくて、預け金として会社が保管します。 そうすると、次に違う物を買うときに その会社が「商品相場-預け金」で入札すれば確実に落札出来るわけです。 なんでそんなことをするかというと、 官公庁は物品の種類ごとに予算が決められています。 だからボールペンなど消耗品の予算を削って その代わりに机を買うといったことは出来ないようになっています。 しかしこの預け金の方法を使うことで、 ボールペンの入札時に預け金を作って、机を買う入札時にその預け金を使う といったことが出来るようになり好きな物を買えるのです。 もちろん預け金の一部を企業にあげたり、 その対価として企業から接待を受けたり、金券を受け取るなどの行為もあるでしょう。
お礼
回答ありがとうございます!!
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