• ベストアンサー

助成が出ない医療品。。

4歳の子供が食道閉鎖のため、食道婁にパウチを付けています。 パウチは、手術で根治出来るまで、後、2年は使わなければいけません。 何年も付けてるせいで、皮膚が荒れてしまい、一日に何回もパウチが漏れ、交換をしなければいけません。 15枚で5000円ちょっとするので、金銭的にも辛いです。 役場に、聞いてみたのですが、人口肛門などのパウチでは補助があるけど、食道は該当しないとの事でした。 使ってるものは同じパウチなのにどうしてなんだろう。。と思いました。 でも、それ以上は質問出来ませんでした。 このような場合、やっぱり、実費はしょうがないのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

結論から先に書きますね。 残念ながら、公費助成の対象ではないのです。 ですから、役所から説明があったとおり、どうしても実費になってしまいます。 パウチ(排出された膿や便・尿を貯める容器・袋)や、パウチ装着部分の皮膚の荒れを和らげる薬剤などのうち、公費助成の対象となるのは、膀胱・直腸機能障害による人工肛門(人工膀胱も含みます。以下同じ。)を付けている場合だけです。 このパウチを、ストーマパウチといいます。 また、ストーマというのは、人工肛門のことです。 あらかじめ膀胱・直腸機能障害による身体障害者手帳の交付を受けて、かつ、ストーマパウチを付けた状態が半永久的に続く(一時的なものではダメです。その後の手術などによってパウチが不要になることが予想でき得る場合は、膀胱・直腸機能障害であってもダメなことがあります。)ことが、公費助成の大前提になっています。 そして、このしくみを、障害者自立支援法に基づく日常生活用具給付等事業といいます。 厚生労働省のサイトに概要が書かれていますので、難解な文章ではありますけれども、以下URLを参照してみて下さい。 http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/yogu/seikatsu.html 日常生活用具給付等事業には、かなり大きな問題があります。 概要は厚生労働省がさらっと決めているだけで、実際の決定が、各市町村にゆだねられているためです。 ですから、市町村によってたいへんばらつきがありますし、ある所ではOKでも別の所ではダメ、ということがザラにあります。 ( http://www.fukushi-seisaku.com/%E6%97%A5%E5%B8%B8%E7%94%9F%E6%B4%BB%E7%94%A8%E5%85%B7/ ) ちなみに、神奈川県大和市の対象品目が次のとおりです。 ( http://www.city.yamato.lg.jp/web/content/000008033.pdf ) 大和市の場合、膀胱・直腸機能障害であれば、蓄尿器としてのパウチが月額8800円余、同じく蓄便器としてのパウチが月額11000円余の範囲で、公費助成を受けられることになっています。 金額には差異がありますが、これらは日常生活用具として共通のものではあるので、他の市町村でも給付されます。 ところが、では、ご質問者さんのようなケースはと言いますと、NGなのです。 繰り返しになりますけれど、パウチといった場合、ストーマパウチだけを想定しているので、そもそも、人工肛門以外に用いられる場合が想定されていないわけですね。 想定されていないので公費助成の対象にはしませんよ、ということになってしまうのです。パウチそのものは同じ物であっても‥‥です。 何ともしっくり来ないシステムですけれど、ほんとうに申し訳ないことですが、「そういうしくみになっているので、どうしようもないです」としか言えません。  

oanndakuma
質問者

お礼

詳しい説明、ありがとうございました。

関連するQ&A