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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ブラジルレアル建ディスカウント債 について)

SBIで扱っているブラジルレアル建債券についての質問

このQ&Aのポイント
  • 債券購入、解約時には、為替手数料がかかると思うのですが、実際どのくらいの手数料がとられるものなのでしょうか?
  • 本債券の発行体は、スウェーデン輸出信用銀行となっており、信用度は高いですが、ブラジル国債よりもリスクが少ないと考えて良いでしょうか?
  • SBIで扱っているブラジルレアル建債券についての重要なポイントや特徴について教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#262316
noname#262316
回答No.2

 捕捉の回答の前に紹介ページを見てみたら為替スプレッドが1.5円あるようです。これも確認されたほうが良いかと思います。 > (1)某有名なバフェット氏がレアルを買い進めていた(2007年の話)。  確かに聞いたことがあります。ただ現状もレアルを保有しているのか、買い付けを進めているかは分かりませんが。 > (2)円は財政の状況を考えると実力以上に評価されている。  これはなんとも言えません。日本の財政状況はそれほどよろしくありませんがブラジルも良いわけではありません。確かまだ海外債務を抱えているはずです。現状の円高は、他の通貨が大幅な金融緩和で市場に大量に供給されており、円は金融緩和の規模が相対的に小さいため起きている現象とも言えます。以上のことから財政と通貨はある部分では繋がりを見いだせますが、ある程度切り離して考えたほうが良いと思います。 > ディスカウント債は満期前に売却すると税制上有利との話しで検討しています。  この債券は税制上有利なのですが落とし穴があります。  ディスカウント債とは本来の利息(=クーポン)を低く抑え、キャピタルゲインを非課税で得られるようにした債券です。例えば金利が10%の時に、そのままの金利で債券を発行するとクーポンの2割が税金(利付債の税制)になります。しかしクーポンを5%とすれば税金として取られるのはクーポンの2割なので税金が低くなりますよということです(実際はもう少し複雑です)。  つまりディスカウント債は本来の金利よりも低く設定されており、税制上は有利になりますが、金利の状況をよく確認しとかないとその差額から金融機関に手数料を抜かれてしまいます。ブラジルの政策金利は現在10.75%で、今回検討されているレアル建てディスカウント債は9.5%…。過分にリスクを負う可能性がありますのでよく確認されたほうが良いと思います。 > 個人的にはレアルの評価(為替)が下落していくリスクはあまり重要と考えていません。  理由は恐らくブラジルの経済状況が好調なことだと思います。ただ前述で財政と通貨の切り離しを書きましたが経済についても同様のことが言えます。  ブラジルは経済が好調なのは確かで資本流入が続いています。このため政府がレアル高抑制に動き出しており政策金利の引き上げや金融取引に関する税率を引き上げています。政策金利の引き上げは将来において通貨価値の下落の懸念があります。また金融取引税は経済への影響も考えられます。未だに資本流入は止まっていないようでさらなる処置も考えられます。 >「今の状況」とは具体的にはどのようなものでしょうか?  主に3点です。政策金利が上がっていく状況であるため通貨価値の下落が予想されること。経済の先行きに懸念があり政策に不安定感があること(レアル高・レアル安のどちらになるか方向性が読めない)。ブラジルでのオリンピックなどのイベントが決定後であり、ブラジルへの期待がピークに近いことです。  この債券で気に食わないのは保有期間が6年と長期になり決済で必ず円転しなければいけないことです。保有期間が長いということは政治・経済とも一波乱が起きるには十分な期間で先行きが非常に読みにくくなりますし、強制円転は投資家側が為替差損を被りやすいため、私はここをかなり不利として見ています。  なお個人的にレアルは急落するときがあるので中立です。逆に株式はインフラ整備などで業績が上がる企業が多いのではないかとやや強気に見ています。

sacching_2
質問者

補足

回答ありがとうございます。 「政策金利が上がっていく状況であるため通貨価値の下落が予想される」 ということが良く解らなかったのですが、その論理をご教示いただけますか? 金利が高くなると、その国の通貨は人気が出て為替レートが上がるといった話が、 FX関連で良くでてくるので上記の内容は新鮮でした。 金利を上げる背景には一般的には物価上昇があるため、その国の通貨の価値は その国も「物」に対して相対的に下がっているハズという意味でしょうか? ただ、レアルの金利の長期チャートでは下がってきているようですが。。

その他の回答 (3)

noname#262316
noname#262316
回答No.4

すいません。気が付きませんでした >「政策金利が上がっていく状況であるため通貨価値の下落が予想される」ということが良く解らなかったのですが、その論理をご教示いただけますか?  これは誤りです。申し訳ありません。  正しくは「政策金利が高いので通貨価値の下落が予想される」です。補足されているとおり、政策金利が高いということは物価上昇率も高い、物価が上昇しているから通貨価値は下落しやすい…ということです。 >金利が高くなると、その国の通貨は人気が出て為替レートが上がるといった話  世界の主な通貨は低金利になっており、高金利通貨に人気が集中しやすくなっています。このため需給関係から高金利通貨高になりやすいと考えられています。ただ通貨価値自体は下がりやすいので、人気が落ち着いたとき、もしくは景気調整時(不景気)に下落しやすいと思われます。

sacching_2
質問者

お礼

有難うございます。 理解いたしました。

  • simotani
  • ベストアンサー率37% (1893/5080)
回答No.3

ブラジル政府よりスエーデン輸出銀行(=国営貿易保険銀行)の格付けは確かに高いです。 ただ、為替手数料も高めです。 目論見書には為替手数料が出ません。これは発行体が外貨両替する訳では無い(両替窓口はSBI証券か送金元の銀行)為です。 また、利子もブラジルレアル建ての筈(割引債券なら無利子)。 日本の税制を適用の場合、満期償還差益は総合課税、満期前売却差益は原則非課税(レアル建てでの話)、レアルの円転差益は雑所得として総合課税も、 「償還差益と為替差損は相殺不可」だから注意を必要とします。 送金元の銀行を両替元としたのは、外貨預金のまま送金出来るのです(送金手数料は0.05%<最低手数料2500円>) ですから一応住信SBIネット銀行に口座を開設すれば外貨送金手数料が無償になるのか、調査を必要とします。

sacching_2
質問者

お礼

ありがとうございます。

noname#262316
noname#262316
回答No.1

【質問1】 手数料について >実際どのくらいの手数料がとられるものなのでしょうか?  新発債なのでおそらく取引手数料はかからないはずです。ただ口座管理料は取られるのではないかと思われます(かからないこともあります)。為替手数料はかからないと思いますが詳細はSBI証券会社に聞かれたほうが良いと思います。 【質問2】 発行体のリスクについて >ブラジル国債よりもリスクが少ないと考えてよいものでしょうか?  まず格付けは債券の保有期間(6年)が長いので信用に足りえません。格付けは下がるときはあっという間です(国になりますが最近のアイルランドを見ていただければ分かります)。ですんどえ保有期間が長い債券は基本的に格付けをあまりあてにしないほうが良いと思います。民間機関と国を比較する場合ですと国のほうがリスクは少ないでしょう。国はほぼ永続するものですが民間機関はいつ無くなってもおかしくないためです。  ところで個人的にこの商品は購入検討に値しないと思っています。  スウェーデン輸出信用銀行がなぜ日本で金利の高いレアル建の債券を発行するのか不思議に思いませんか。格付けは高いのですから、円建てで債券を発行すれば低い金利で資金を調達できるはずです。それなのになぜレアル建ての債券を発行するのか。それはレアルが満期(6年後)までの間に金利を上回る勢いで価値が下落すると発行体が判断しているからです。  紹介ページを見ましたがレアルが34円まで下落しても元本は毀損しないとなっています。しかし6年間で34円を下回る可能性は今の状況からして十分ありうると判断できます。ブラジルが経済発展するなどの理由でレアルの金利が低くなり通貨価値が目減りしないのであれば逆の可能性もあるにはありますが。  あとこの商品は円貨決済型なので満期償還時に強制円転させられます。つまり満期償還時に外貨で保有して為替レートが有利になってから円転することもできません。  もし購入を考えられているのでしたら、この辺りを考えてから購入するようにしてください。

sacching_2
質問者

補足

貴重なご意見ありがとうございます。 元はというと、以下の理由でブラジルレアル通貨に投資したいと思っていました。 (1)某有名なバフェット氏がレアルを買い進めていた(2007年の話)。 (他人をあてにするスタイルは危険ですが。。) (2)円は財政の状況を考えると実力以上に評価されている。 しかし、FXもレアルの扱いは無く、仕方なくレアル関連のETF(野村) を持っていたのですが、今年はじめに野村の都合でなくなりました。 そこでレアル建ての債券に目を向けたのですが、その中でも ディスカウント債は満期前に売却すると税制上有利との話し で検討しています。 個人的にはレアルの評価(為替)が下落していくリスクはあまり重要と考えていません。 円建資産を他通貨の資産に一部変えておきたいという思いです。 「6年間で34円を下回る可能性は今の状況からして」とありますが、 「今の状況」とは具体的にはどのようなものでしょうか? もし差し支えなければ、教えてください。

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