初歩的な質問 ： 国会はどうして一年中開かないの？

質問

初歩的な質問ですみません。

タイトルどおりなのですが、憲法上、国会は通常に臨時と特別という３種類ありますよね？

で、よく聞くのに、「大事な法案なのに会期末に間に合わないため継続審議になった、つまり事実上、法案がボツになった」 という報道がありますよね。

無論、必要な時には会期の延長という制度があると思いますが、そもそも一体なんで国会に 「期末」 というものがあって、言ってみれば、そこから先は「ハイ！ 時間切れでもう終わり！」 という法律になっているのでしょうか？

民間企業や一般官庁のように週末や祭日は休みにしても、基本的に１年中開いている状態にしないのはなぜでしょうか？

今のように３種類の国会があって、各々、期末を設けて、一体どんなメリットがあるのでしょうか？　よく分かりませんので、宜しくお願いします。

「文句を言ったって、憲法で決められているから仕方ない」 ではなく、そもそも何でこんな制度になったのかという事をお聞きします。

回答No.1

noname#126681 · ベストアンサー

ざっくり書きます、議会を開くには色々準備が必要です。
どのような質問・法案をだすか？
受ける質問へ返答するための準備
そのための調査・資料作成・・・・

漠然と毎日しても無駄な時間が出来ます。
期限を付けることが集中して開催できます。

期限切れになっても継続審議もあります。
廃案になるというのは、
法案がとおるだけの説得力がない場合もあります。
通したきゃ、練り直せです、

また議員・大臣・官僚などは会議だけしているわけではありません。
他の業務も重要。
確かに、無駄に見える面・改善すべき点もあるでしょう。

お礼

有難うございました。
なるほど、メリットとすれば、短期に集中してで出来るという事がありそうですね。
たしかに民間企業でも、仕事も無いのにダラダラ時間を潰すという時がありますよね。

回答No.2

hekiyu

英国だったかな。

過去に、会期制度を無くしたことが
ありました。
その結果は、だらけて、効率が悪く
どうしようも無くなった、ということです。

そういう実際の経験に基づいて会期、という
制度が設けられたのです。

人間が死ななくなったら、もの凄く堕落
するんじゃないでしょうか。
それと似ているような気がします。

理論的には、万年国会だと、行政府が常に国会に
管理されることになりかねず、三権分立上
問題があるし、行政効率も悪くなる、と
いう懸念も考えられるところです。

お礼

有難うございました。
たしかに、いつも国会が開かれていれば、「いつでもいいや」という感じで、間延びするかも知れませんんね。
メリハリをつける目的で会期が決められているようですね。
勉強になりました。