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国会では法案を定例日以外でも審議することは多いのですか?
いつもお世話になっています。 国会では法案を定例日以外でも審議することは多いのですか? 「伊吹文明幹事長は「会期末には(委員会の)定例日以外にも審議するのは当たり前だ」と指摘」と報道されていました。 話題の「給油新法」の審議に対してです。国際貢献に関わる給油新法の審議は需要と思います。しかし年金の問題・政治と金の問題・物価高騰の問題… どれもそれと変わらないくらい庶民にとっては重要な問題です。 「給油新法」のみ特別扱いする政権与党の指摘は???という感じです。自民党の幹事長が指摘するように国会会期末はどんな法案でも定例日以外にも審議することは多いのでしょうか?
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委員会の開会日をあらかじめ決めてあるので、議員もそれに合わせてスケジュールを立てますし 質問を受けて立つ側の政府(省庁のお役人)もそれに合わせて準備をします。 どちら側にしても、予定外の開会だと準備不足で思うような論戦ができなくなりがちです。 ですから法案を提出するときには、どれくらいの審議時間をとっていつごろ採決して参議院に送るかとか 成立させるために綿密なスケジュールを立てます。 野党が抵抗することも想定に入れてのスケジュールです。 定例日以外にも開会しないと審議が成り立たないというのは いきあたりばったりのいい加減な法案だったと思われても仕方ないですね。 少なくとも自民党の見通しが甘かったといっているようなものです。 もちろん定例日というのは法律で決まっているわけではないので、 話し合いでいくらでも変更可能です。 国会審議というのは結局は話し合いのようなものです。 時間がないけれどこの法案は成立させないと国民生活に影響があると判断されれば 実際、定例日でなくても開会することはありますし もっとすごいと、審議しないですぐ採決という法案もあります。 審議1日で採決するとかはよくあることです。 やっぱり会期末になるとこういうケースが多くなります。 でも今回のような与野党対決法案で、定例日以外でも開会しろというのは単なるごりおしにすぎないでしょう。
お礼
回答有り難う御座いました。丁寧な説明で大変よく分かりました。感謝しています。 >委員会の開会日をあらかじめ決めてあるので、議員もそれに合わせてスケジュールを立てますし…野党が抵抗することも想定に入れてのスケジュールです なんですね。あらかじめ綿密な審議計画が立っているのですね。 >今回のような与野党対決法案で、定例日以外でも開会しろというのは単なるごりおしにすぎないでしょう そういう傾向が最近の政権与党には目立ってきているように感じています。前首相。参議院の審議を無視するようにブルトーザーでなぎ倒す様に法案を作っていきました。「自分たちが正しいと決めた事は国会審議なんか関係ない」という感じでした。 ちょっと違うんじゃない?と感じていました。 ありがとう御座いました。