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月に何冊も似た内容の出版をする筆者は印税目的?
当たり前の疑問かもしれませんが、昔は中谷彰宏さん、今は苫米地英人さんや茂木健一郎さん、斉藤孝さん(一時期は勝間和代さん)は月に多いときは5冊ほど出版していました。ときには内容が非常に似たものが違う出版社で出されることも少なくありません。もちろん、ビジネスなので、筆者と出版社の利益目的はあると思うのですが、マイナス面もあるように感じます。これは効果的なのでしょうか?
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本を出すのは出版社で、どんな本がどれくらい売れるかを考えるのも出版社です。 いま話題の人、人気のある筆者には、当然、複数の出版社からの執筆依頼が集中します。 そういう筆者は講演やTV出演等で忙しく、月に5冊も本を書くひまはないでしょう。 しかし、依頼されれば引き受けたい。というか、断るのはもったいない。(これが「印税目的」とおっしゃる部分)。その結果、講演をまとめたり、あちこちの雑誌等に書いた原稿を集めたりして、同じ内容をちょっとずつ変えただけの似たような本がたくさんできます。 出版社は、商機だと考えています。人目につくところに並べ、短期間に売れるだけ売ってしまえばいいのです。これは出版業界に限りません。何かがヒットすると、必ず似たようなものがたくさんできます。 流行に追従するだけの会社は、所詮その程度の会社ですし、「似たような本ばかりたくさん出している」と評価されれば、それは将来的に筆者のマイナスかもしれませんが、みんな儲けることはちゃんと儲けています。
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- qualheart
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基本的に筆者は、本の執筆代と印税が入ることになります。執筆代は多くの出版社と契約した方が得ですし、結果的に同じ内容であっても市場出る絶対数が同じであれば印税額はそれほど変わらないので、結局筆者側から見たら、同じ内容の本を複数の出版社から出した方が執筆代分だけ得と言うことになります。それに、熱心なファンはほとんど同じ内容と分かっていてもそれぞれの本を買ってしまうかも知れませんしね。 次に出版社側ですが、同じ内容の本を複数の出版社から出した場合痛み分けすることになりますが、そもそも出さなければ売上はないのですから、痛み分けすることになっても出した方がまだ得だと言うことになります。 出版社側にしても、出さないよりは出した方が増し、ということになりますよね。 ご質問者様の言う「効果」が何を指しているのか分からないので何とも言えませんが、少なくとも筆者や出版社側にはマイナス面はないと思います。 結局、マイナス面を被る人がいるとしたらそれは読者側ということになりますね。 ただ、自己防衛すれば良いだけの話ですけど。 ご参考まで。