車の進行方向の車道、左車線(左レーン)を使用することは多いですが、その車幅(線)の左側を走らなければいけないということはありません。観客との接触事故を嫌って、右サイドを好むランナーもおります。また、多くのランナーは、最短走行路を示すブルーライン(公式試合では必ず引かれていまして、このブルーラインの長さが42,195km)付近を走ります。
また、折り返し地点など、右回りになることが多いのですが、そこでは、結構押し合っていますね。でも、反則という言葉、マラソンではあまり馴染みのない言葉ですね。
つい最近のレースでも、邪魔するなとばかりに前後の選手を手で払ったりする場面ありましたが、反則という言葉、解説者からもアナウンサーからもありませんでした。
詳しいルールは存じませんが、そこに、どのように明記されているにせよ、転倒させることを目的とした「明らかな故意」でない限り、「反則行為」とはならないと思われます。実際のオリンピックでも、押されて転倒する選手は少なくありませんが、押した選手が反則行為をなした者として問われる場面に遭遇したこと、私はありません。恐らく、健全なる陸上選手が「故意」に周囲の選手を転倒させることなどあり得ないという前提があるものと思われます。
従って、牽制目的で、前の選手の肩を少々押すことも可能になってしまいます。
結果的なプロックなど、誰も咎め立てしません。寧ろ、作戦として使っている可能性の方が大きいと思われます。ですが、その際は、後ろの選手に強めに肩など押されること覚悟して下さい。
お礼
回答有難うございました。 納得しました。