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ヒートポンプを利用した蓄熱床下暖房の効果とは?
- ヒートポンプを利用した蓄熱床下暖房は、オール電化にするための一つの選択肢です。
- 効果や電気料について、実際に利用している方の声をまとめました。
- さらに、他の暖房方式やメーカーについても調査し、比較してみました。
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質問者が選んだベストアンサー
北国で建設業をしてます。一般論としての考えです。 床下蓄熱暖房も施工してますが、リフォームで床下 蓄熱暖房を行うのはコスト面で不利だと思います。 床下蓄熱暖房は 床下に打設するコンクリート 1.(200mm)程度に電気を通電して熱を蓄え 放熱はこのコンクリートからの熱でまかなうのが 基本です。この場合コンクリートから外部への 熱損失を防ぐためスラブしたに断熱を行う必要が あります、つまり床下にコンクリートを打つために 土の排出等の工事費がかかりましになること。 床下のみではなく外周部も必要な場合があります。 2。2階が20坪程度とのことですが1階土間下 からの熱では2階には暖房が届くには無理があります よって 土間下からの強制送風設備などを用意する 必要があります。当方で施工した際は蓄熱暖房機を 2階に設置しました。なお 名古屋の某社では床下断熱 外周部断熱も不要としているところもありますが 寒冷地では無理があるようです。 施工上の注意として コンクリート打設後、十分乾燥しない 状態で生活すると 結露に悩まされます 特に秋から冬に かけての工事は注意が必要なのと 夏場においても 床下での結露が発生し思わぬトラブルとなる危険があります。 なお、ヒートポンプ式の床下蓄熱システムとしての販売は 特別意味がありません。要はヒートポンプ式の温水機からの お湯を循環ポンプにて床下のコンクリートを温めるだけのこと 3.通常は床下からの暖気は床に設けた通気口からの自然循環で 部屋が暖まりますが 通気口の位置を設計段階で十分検討して おく必要があります。(家具などが置けなくなります) できれば 柱の間に強制吸気ファンで循環させたほうがより 快適な暖房がとれるようです(経験上)いずれにしてもコストとの 兼ね合いが難しいところです。 蛇足ですが 温度調節がしにくいですので 急に寒くなるときなどは暖房なしで過ごすことになりますので 予備の蓄熱コンセントは必須となります。
お礼
やはりリフォームでかつ北国での床下蓄熱暖房は無理がありそうですね。 的確はアドバイスありがとうございました。