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床下暖房の性能やメリットデメリット、ランニングコストについて
- 床下暖房は、夜間電力を蓄熱して使用する暖房方法です。北海道の寒冷地での性能や家に対するメリットデメリット、耐用年数などをご説明します。
- 床下暖房のランニングコストについては、ガスや電気を比較する必要があります。天然ガスが来ている場合は、ガスを利用した方がランニングコストが抑えられる可能性があります。
- 具体的な床下暖房の設備については、専門家の意見を参考にすることをおすすめします。建築予定の平屋の場合、床下暖房の設備を組み合わせた暖房システムを検討すると良いでしょう。
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秋田で電気式の蓄熱暖房を使っています。 床下に蓄熱暖房機を設置(全館暖房)し、深夜電力で蓄熱しています。二階建て延べ床面積で45坪位で、もっとも電力を使う時期(一月・二月)で、電気料は4万円くらいです。 ほぼ、同じ延べ床面積の実家(灯油ボイラーの部分暖房)と比べて、光熱費はほぼ同じくらいなので、深夜電力を使うと割安になるように思います。 うちはセキスイハイムなので、太陽光発電をつけてますので、春から秋にかけての売電を考えると、さらにコストがかからないといえます。 あと、床下暖房というか全館暖房の場合、家中暖かくなるので、家の中に野菜とか食べ物を保管する場所が無くなります。母屋に密着して屋内から通り抜けられる物置をつくるといった間取りを考えた方がいいかもしれません。 床下の換気ですが、セキスイハイムの場合、床下から暖気を室内に取り込む仕組みを作ってあります。ほかのメーカーでも、同じような仕組みがあると思うので換気はできるのではないでしょうか。 蓄熱暖房のデメリットからあげますと、まず追い炊きが難しいことです。真冬の夜、遅くなってくると熱量が減ってくるので寒く感じることが、たまにあります。ですので、補助暖房の設置を考えた方がよいかと思います。うちは当初FFファンヒータを考えましたが、エアコンだけで間に合っています。ただ、北海道の場合、真冬の外気温が低いのでヒートポンプを使うエアコン暖房は非実用的かもしれませんね。 次に、建物の機密性が重要です。追い炊きができないので、機密性・断熱性が低いと寒いおうちにっなてしまいます。 最後に、屋内の乾燥が激しいことです。電気式の暖房の宿命かもしれませんが、きわめて乾燥します。うちの場合、対策をしないでいると湿度20%台なんてこともあります。 まあ、洗濯物が、よく乾くというメリットになるかもしれませんが・・・。 メリットですが、家中が自然に暖かくなります。フローリングの床に直に座ったりすると、さすがに冷たく感じてきますが、敷物をしいたりすると自然な暖かい環境になります。 家の中に寒いところがないので、小さい子供やお年寄りには過ごしやすい環境になると思います。 また煖房器具が床下に格納されるので、室内が広く使えるほか、煖房器具に触れてやけどする心配も無くなりますし、火の不始末での火事も心配せずにすみます。 心配なのは深夜電力制度が今後も続くかですよね。 電力会社の発電施設の場合、火力でも簡単には出力の調整や、起動・停止はできないので、日中の電力消費に対応するためにも、夜間も一定程度の発電は行っています。 ですので、火力発電も原発も全廃するような事態か、太陽光発電が大幅に増え信頼性も良くなって日中のピークをカバーできるようになるとか、かなり劇的な変革が起きない限り深夜電力制度が続くように思います。
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- take-take
- ベストアンサー率46% (203/433)
1.まずは、家の構造、暖房方法をどのようにするか決めましょう。 (1)通常の部屋を暖房する方法 (2)床暖房 (3)床下暖房 暖める空間としては(1)=(2)ですので理論上は光熱費は変わりません。あとは設備投資と感覚の違いです。 床下暖房は暖める空間が少し大きくなるので、暖房コストは上がります。床下暖房を選ぶ人は、コストよりも暖め方・感覚を優先しているといえるでしょう。 2.次に、暖房のためのエネルギー源を決めましょう。電気、ガス、灯油が一般的かと思います。電気のメリットは、オール電化にしたときに夜間電力が安くなることです。オール電化にするのであれば暖房も電気にしましょう。キッチンをガスにするのであれば、暖房はガスか灯油のほうがよいのではないでしょうか。 1と2の組み合わせで、どのような設備を導入するかが決まります。 >>床下の換気が悪くなるなど 特に関係ないと思います。 >>器具としての耐用年数やランニングコスト 導入する設備によって違うので、耐用年数はなんともいえません。 ランニングコストは電力会社、ガス会社などに頼めば試算してもらえます。ただ、どこも自分がいいようにしかいいませんが...。 感覚的には オール電化の電気>灯油>ガス>普通の電気 ただ、それぞれの使用状況や、今後の電気料金も不透明ですのでなんともいえません。 床下暖房であれば (1)きちんと基礎断熱がされていること (2)高気密・高断熱であること これが必須条件です。 平屋なので、2階建てよりも床下暖房は効果的かと思います。ただし、床面積が広いので、暖房器具の設置場所、床下空間の温度の均一化を設計段階で考えた法が良いかと思います。
お礼
貴重なご意見有難うございます。 大変参考になりました。
- alato
- ベストアンサー率22% (2/9)
私は北海道ではなく、もっと暖かい地方、北関東に住んでいますが、原子力発電の余剰である深夜電力に頼って効率の悪い蓄熱暖房器をやめました。 エアコンを床下に入れて、なんちゃって床暖房を計画しています。 エアコンをよく調べる前は電気代がバカかかるだろうとおもっていましたが、今や日本のヒートポンプの技術はすばらしいようです。1kWの電気で3~7倍の出力ができるそうです。 ですので、深夜電力であれば、1/3の電気代で3倍の出力と経済的ですし、初期投資も安く異動もできます。 北海道で運用できるかどうかわかりませんが、先進的に導入していますので検討してみてはいかがでしょうか? http://www.daikinaircon.com/sumai/yukadan/report/2010/02/funaki-04.html http://www.hepco.co.jp/corporate/souken/annual_repo/ar41/pdf/4107.pdf
お礼
お忙しい所、ご回答くださり有難うございます。 私も以前は関東に住んでおりました。。。 ところでヒートポンプについて・・ですが、北海道の場合は 外気温がかなり低くなることもあり、ヒートポンプでは熱がまかなえないと 地元の方から聞いておりまして・・・ 去年、北海道に越してきて、初めての冬を体験しましたが、想像以上に寒く 気温が-10度を下回ることも結構ありました。 そのような訳で、寒さ対策は念入りに・・・と思っている次第です。 ですが、ヒートポンプの性能について調べていなかったので、 ご意見を参考に試算してみようと思います。 私も原子力に頼って電気を浪費することには大反対なので、 出来れば今使える天然ガスを利用できないかと思っていますが、 今のマンションでも1月~2月の光熱費が月5万を超えてきたので、 やはり痛いなあ・・・と。 悩ましい限りです。。。 また何かご意見ありましたら、宜しくお願い致します。 有難うございました。
- qwezxcasd
- ベストアンサー率33% (221/666)
札幌で2階がリビングで、床暖房をしていますが(灯油ボイラー) 温度的には、床暖房のほうが暖かく感じます。 それと部屋全体が温まるには、パネルヒーターは 余程大型でない家庭用では、時間がかかります。 床暖房の下の断熱はどうなっているか知りませんが、換気が悪くなるとは思えません。 床暖はおすすめしますが、電気・ガスに関しては判りませんので よく聞いて判断なされるとよいと思います。
お礼
床暖房については今回の導入は考えておらず、やはり床下暖房に・・ と思っています。 ですが、ご意見は参考にさせて頂きたいと思います。 有難うごいざいました。
- Mokuzo100nenn
- ベストアンサー率18% (2123/11344)
寒冷地での新築に際して、床下暖房を提案するのは当然です。良い設計士だと思います。 床下暖房は、温度を余り上げる事なく、床板からの輻射熱で温まりますので、健康的で省エネです。 それに、泊原発の再稼働がきまれば、深夜電力の低料金もあと30年ぐらいは続くと考えて良いでしょう。 >コストのバランスや、何よりも暖房としての性能が分からず悩んでします。 しかし、ご担当の設計士は、なぜコストのバランスや暖房としての性能を説明しないのでしょうか?
補足
言葉が足りず済みません。 担当の設計士さんが詳しい説明をしてくれない理由・・・んーーー、実はこちらとしても、そこが何というか不安なところなんですよね。ただ、一つには彼はとてもプレゼンが下手なのです。すごく良い人という印象ですが、失礼な話し「お爺ちゃん」・・・です。 でも提案されるデザインはとても温かみのある素敵なもので、人柄が出ているな~というか。他の施主さんとの信頼関係も良いところを見ると、トラブルがあるようにも思えない。ただ、本当にのんびり・・・です。 なので、こちらが数字について詰め寄ろうとすると、知識が不足しているのか、感心がないのか・・・いわば典型的デザイナーという感じで、「細かい数字は分からないけどいいっ」みたいな事をおっしゃいます。なので、具体的な数字について視覚的に表などを出してくれ!といっても、無理そうな感じです。とにかく不思議な方です。。。
お礼
大変わかりやすく説明して頂き、恐縮です。 やはり4万円くらいはかかるのですね・・・結構大きいですよね。 一軒家を持つということは、覚悟が必要だ・・・と改めて思いました。 床下暖房の良さは再認識できたので、ガスにするか電気にするかをもう一度よく試算して 決めたいと思います。 有難うございました!