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蓄熱暖房機とは?外断熱との関係は?
- 蓄熱暖房機は家全体を暖めるための機械であり、外断熱とは関係ありません。
- 床や壁天井には蓄熱暖房機の仕組みがあります。
- 蓄熱暖房機を使用している場合、灯油式の浴室乾燥機を設置する際は熱源器の能力に注意が必要です。
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>蓄熱暖房機? 家全体を暖められる蓄熱暖房機って外断熱とは関係ないのでしょうか? 現物を使わず、簡潔に分り易く説明するのは難しいですが・・・ 拙文の為、難解で冗長と成る点は、質問が多岐にわたる事でもあり、何卒、ご容赦下さい。 ~前提&基礎知識~ ブレーカー容量等から電気暖房では、高能力に限界があるので、蓄熱剤に熱を蓄えておき、暖房の立ち上がり時(スタート)に蓄熱分と発熱分を一緒に放出しますが、その時に熱を発生して暖房するのが蓄熱暖房機。 石油やガスでも能力を大きくしたり、立ち上がりの時のスピード暖房に大型化すると価格、寸法や重量で実用性が少ない物になりやすいが、それを従前に蓄熱剤を温めておき、一緒に発熱させる事で大能力ながらも標準のサイズや価格で実現した蓄熱タイプもある。 お部屋の壁や窓や床面等で、暖房された屋内と外気温では内外の温度差が生じ熱交換が起こります。 外気(冬季は温度が低い)の影響で、熱ロス(冷やされる)を防ぐのが断熱だが、それを従来の壁の内側の断熱と区分して、壁の外部での断熱を外断熱と言う。 ~本題・ご質問にお答えします~ >電気や灯油式などいろいろあるみたいなのですが、 床や壁天井に中に何か仕組みがあるのでしょうか? 暖房機は、快適な暖かさには温度上昇が大きく必要なので、能力・ランニングコスト・設置スペース等から ◇熱源別:石油・ガス(都市ガス・LPG)・電気・薪・石炭 ◇熱移動の方式:対流(自然・強制)・伝熱・輻射(反射) ◇目的:メイン暖房・サブ暖房・パーソナル暖房・セントラル暖房 等に分れ、その組み合わせで様々な商品があります。 中には設置スペースや美観面で天井や壁、床面へのビルトインや複数室への暖房を温風(ダクト式)、温水(配管パイプ&ヘッダー方式)、また機械室にチラーやエアハンドルユニットを設置、各部屋やビルトインに端末としての放熱機(ファンコイルユニット・ファンコンベクター他)やアネモ・ディフィザー等の吹き出し口を設ける。 >築4年程度の中古物件で現在灯油式の蓄熱暖房機が入っていると 言われたのですが、お風呂に浴室乾燥機を付けたいと考えています。 灯油式の浴室乾燥機はノーリツにあったのですが、 これを設置すると熱源器(給湯器)は現在のままで大丈夫なのでしょうか? 浴室乾燥と室内の暖房機は用途・目的・使用時間等が異なります。 その時に中心の給湯暖房器が両用&共用の場合は、使用条件で同時に使用すると能力不足、湯量不足が起こるケースが発生すると言う事でしょうか。 その場合は、給湯・暖房の最大負荷に見合う能力の商品、または独立した商品の設置となります。 これは、家族構成や生活のライフスタイル、お住まいの地域等の関連もありますので専門業者さんに商品選定・機種の見積もりをご相談下さい。 >能力の大きなものにしないといけないのでしょうか? 蓄熱っていうことは熱をどこかに貯めているってことなのでしょうか? ご家庭の暖房・給湯負荷に合わせた能力を、目的別の個別方式か、総てを1台で賄うかで、必要な能力と該当商品は変わります。 蓄熱剤としては、ポリエチレングリコール・水・その他があります。 顕熱と潜熱、固体~液体を状態変化して効率良く融解熱や凝縮熱を活用し易い物質、安全で繰り返し使用が出来充填が容易な物が選ばれる。 尚、その蓄熱剤を加熱発熱させるのには、メインの暖房や給湯で使用する熱源と同じ電気・ガス・石油を同時に利用するケースが大半です。
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- KAZU1962
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追加です。 >家全体を暖められる蓄熱暖房機って 「蓄熱暖房機=家全体を暖められる」とは違います。 大容量もしくは何台も設置すれば家全体を暖めることも可能ですが、容量が小さいものであればひと部屋とかしか暖められません。 それは他の暖房機と同じですよ。
- KAZU1962
- ベストアンサー率23% (35/149)
No.2の方と同意見です。 我が家にも蓄熱暖房機がありますが、安い深夜電力を利用し蓄熱体であるレンガを暖めてそれを日中放熱する暖房機のことです。 灯油式というのは聞いたことがありません。 もしかして床暖房と勘違いされていないでしょうか? 蓄熱暖房機と外断熱も全く関係はありません。 >これを設置すると熱源器(給湯器)は現在のままで大丈夫なのでしょうか? 蓄暖房機と浴室乾燥機は全く関係ありません。質問者様は「熱源機(給湯器)」と言われてるので、やはり灯油式温水床暖房機が入っているのではないでしょうか? 先ずは設置されている機器のしっかり説明を受けた方がいいと思います。そして実機のメーカー・型式を見てインターネットで調べれば、いろいろと分かってくると思います。
お礼
設計事務所にもう一度問い合わせると、 蓄熱式床暖房との事で、 土台の基礎内にパイプをはわして、温水と地熱により 家全体を暖めるそうです。 ご意見も大変勉強になりました ありがとうございました。
- LegaC2
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蓄熱式暖房機のエネルギー源は、電気のみです。 一般的に、蓄熱式暖房機とは、レンガのような蓄熱体を本体内部に持ち、夜間の安い電力を利用して、この蓄熱体に熱を蓄え、昼間は放熱のみを行うことにより、比較的安いランニングコストで、24時間暖房をおこなうための機器です。 ですので、灯油式の蓄熱暖房機というのは、おそらくですが、存在しないと思います。(存在していたらすみません) > 家全体を暖められる蓄熱暖房機って外断熱とは関係ないのでしょうか? 特に関係ありません。 蓄熱暖房機は単なる暖房器具を指し、外断熱とは、建物を断熱する方法を指します。 > 床や壁天井に中に何か仕組みがあるのでしょうか? 蓄熱式にも色々あるので、床下に設置する場合もありますし、一般的な暖房器具のように室内に設置する場合もあります。 > これを設置すると熱源器(給湯器)は現在のままで大丈夫なのでしょうか? > 能力の大きなものにしないといけないのでしょうか? 正直よくわからないのですが、直接は関係ない話だと思います。 > 蓄熱っていうことは熱をどこかに貯めているってことなのでしょうか? 先にも述べたとおり、レンガのような蓄熱体に熱を蓄えます。 おそらくですが、何かを勘違いされていると思いますので、もう少し、担当者の方に詳細をお聞きしたほうが良いと思います。
お礼
設計事務所にもう一度問い合わせると、 蓄熱式床暖房との事で、 土台の基礎内にパイプをはわして、温水と地熱により 家全体を暖めるそうです。 ご意見も大変勉強になりました ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。 結局、蓄熱式の床暖房(床の基礎内にパイプをはわして、温水と地熱)で 家全体を暖めるので、 洋室乾燥機が無くても洗濯物が乾くそうです。 また、今付いている灯油式の給湯器は、お風呂用の追い炊き式給湯器で もし浴室乾燥機を付けるのであれば、それに適した別の給湯器が 必要である事が判明しました。 たくさんいろいろな事を教えて頂き勉強になりました。 ありがとうございます。