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黄色を「黄色い」というのは?
以前質問に答えて頂き、納得したのですが…。 黄色を「黄色い」という表現をするのは、例外ですか。 なにか根拠があるのでしょうか。
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質問者が選んだベストアンサー
よく使われる色である赤,白,黒,青は形容詞として赤い、白い、黒い、青い、となるのに、どうして黄だけ黄色いになるのかということですね。 黄という色の名は昔からあるにはあったのですが、古代日本ではあまり使われていませんでした。わずかな使用例としては 黄なる涙…血のこと 黄なる泉…黄泉つまりあの世のこと があるだけでいずれも形容動詞として使用しています。また「血の色」や「あの世の色」が黄であったこともわかります。一説によると黄とは「木の色」を意味するそうです。この説が正しければ古代の黄は今の茶色に近い色だったのでしょう。縁起の悪そうな言葉だったと思われますし、あまり使われなかったので対応する形容詞がないのでしょう。 黄色という言葉ができたのは黄の意味が現在の意味に変化してよく使われるようになった時に「黄」だけでは使いにくかったからだと思います。また、よく使われる言葉なので形容詞としたいのだが「黄い」はとても言いにくいので黄色を形容詞化した「黄色い」を使うようになったのではないかと思います。 「黄い」という言葉が全くなかったかというと、少しは使われたかもしれません。しかし、言いにくい言葉なのでたとえ使われたとしてもすぐに廃れてしまったのでしょう。 「黄い」が形容動詞化して「黄いな」になり再び形容詞化した「黄いない」という言葉は方言として残っているようです。 昔の言葉では「黄い」ではなく「黄し」になるのではないかという疑問も湧きますが、口語で形容詞の語尾が「し」から「い」に変わったのはかなり前なのではないかと思います。この点についてはよく知らないので専門家の御説明を期待します。
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- moonrise
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前回解答した者です。 「黄色い」「茶色い」だけが例外である理由は 大野晋さんの「日本語相談室」に詳しく説明されていますので、是非ご一読下さい。 「黄色い」「茶色い」は江戸時代に成立した 比較的新しい言葉なのだそうです。
お礼
何度もすみません。ありがとうございました。
- moonrise
- ベストアンサー率25% (20/79)
前回解答した者です。 「黄色い」「茶色い」だけが例外である理由は 大野晋さんの「日本語相談室」に詳しく説明されていますので、是非ご一読下さい。 「黄色い」「茶色い」は江戸時代に成立した 比較的新しい言葉なのだそうです。
- ymmasayan
- ベストアンサー率30% (2593/8599)
一音節で発音しにくいからでしょう。 黄色い 茶色い 当地九州では黄色いを「きない」というところが有ります。
お礼
ありがとうございました
- tttt23
- ベストアンサー率25% (76/303)
色名に「い」が付いて形容詞になるもの 赤い、青い、白い、黒い 色名 + 「色」に「い」が付いて形容詞になるもの 黄色い、茶色い そのどちらでもないもの 緑、橙、紫 に分類できるようですが根拠は分かりません。
お礼
ありがとうございました
- arukamun
- ベストアンサー率35% (842/2394)
こんにちは 赤い 青い 黒い 白い とかから見れば、「色」がつく 黄色い は例外ですね。 でも、 緑い 緑色い 紫い 紫色い 等とどちら表現もしないものもたくさんあります。 緑の 緑色の 紫の 紫色の また、色をつけることで色を表現するような 水色 橙色 とかも 水い 水色い 橙い 橙色い とは表現しませんね。 水色の 水色な 橙色の 橙色な といったようになると思います。 根拠ということですが、 赤、青、黄 白、黒 は色の三原色と白黒です。 黄だけは語尾に「い」をつけると「きい」となり、同じイ段の為、聞き取りづらい。 また、黄だけ1文字(他は2文字)なので、短いといった理由で「黄色い」としたのだと思われます。 私が提示した黄以外の例外についても、 緑、紫は最後の文字がイ段の為や、2文字ではないということですね。 水色の水や橙色の橙はそれ単体では物を表現し、色を表現するためには後ろに色をつけるしかないので、水色は4文字、橙色は6文字ですので、2文字では無い、最後の文字は「ろ」なのでイ段では無いとなります。 全て自論ですので、根拠は無いですが・・・。
お礼
ありがとうございました
お礼
ありがとうございます。胸のつかえがとれました。参考にさせていただきます。