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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:漂流者たちの望郷の念)
漂流者たちの望郷の念
このQ&Aのポイント
- 江戸時代の漂流者たちを描いた小説や記録が好きでよく読みます。しかし、漂流者たちの心情で、私には理解できないことがあります。それは漂流者たちの強い望郷の思いです。
- 漂流者たちは、自らの意志でその地に残る人もいますが、多くは、命をかけてまで帰国しようとします。鳥島のような無人の地であれば当然としても、アメリカ、ハワイ、ロシアなど、その地で生きていくことができるのに、さらに、帰国すれば科人となるのに、ひたすら帰国を試みるのはどうしてなのでしょうか。
- 現代人は、江戸時代の漂流者たちの人たちの追体験できません。しかし、理解し、共感したいのです。彼らの狂おしいほどの望郷の念に共感することに何が欠けているのでしょうか。私は望郷の念が理解できる、あるいは、強い望郷の思いはこのように解釈ができるということを教えていただけないでしょうか。
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■望郷の念を強くするもの 1.日本語が通じない。または日本語で会話する相手がいない。(孤独感) 2.季節感の違い(ハワイは常夏、ロシアは常冬) 3.食習慣の違い(御飯、味噌汁、漬物[梅干し]が無性に食べたくなる) 4.故郷にいる親兄弟の安否が気になる。(現代と違って電話はないし、手紙も届くか分からない) 5.日本は島国なので船以外に戻る方法がない。(現代と違って飛行機がないので、時間と旅費がかかる) 6.戻れない事実で、さらに戻りたい想いが募る
お礼
ありがとうございました。 肉親、妻子への情はよく理解できます。 ただ、私自身に限れば、その思いも十年という長い単位では変質するかもしれません。 漂流民の中には、自ら、その地で一生を送ることを選択する人も、多くはありませんが存在します。 実は、こちらの方が心情的には理解できるのです。 漂流民たちは、多くは必要に迫られ、一、二年のうちに日常会話ができるようになっています。 それでも、なお、故郷に帰るために、非常な努力をする。 家族、故郷の文化、自然に強い愛着を持つ人間と、それほどでもない人間がいて、私は後者なのかもしれません。