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NHK 連ドラ マッサン 面白いですね
いつもはドラマを見ない旦那(還暦前後)が珍しくはまっています。 旦那と感想でちょっとしたけんかになります。 旦那は、泉ピン子にどこまでも共感するというのです。 これが私許せない。あの悪役のどこがいいんだ? ・旦那 いいかい? 時代背景考えろよ。 跡取り息子がどこかへ行ってしまうとしたら。 うちだって俺が、本家の長男 遠くにある墓をなくすわけにいかないじゃないか。 代々の檀家だし離壇するわけにもいかない。これ俺の悩みだよ。 ・私 なんでそんなに飛躍するの? ・旦那 ドラマの場合、さらには家業まであるんだよ。 家業絶やすわけにはいかないでしょう。 職業選択の自由 とかない時代だけど、この時代なら、長男が家業継ぐの当たり前。 今の世でも、家業営むお父さん どうやって継承するか悩んでいる人多いんだよ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 旦那曰く このドラマって、老人ホームで結構広く見られているんだよね。 ご老人たちだったら、俺の意見に賛成する人もいると思うよ。 ただ逆もあるだろうけどね。貴方は古い 頭が固い 石頭 と言われるかも。 俺はそう言われてもいい。 60年過ごしていろいろな人を見て、いろいろな現象、社会の風潮を見てくる地、 若い時は新しいものに飛び込みたいと感じたが年とると新しいものや、変化は怖くなるんだよね。 最近は特にそれを感じる。 このドラマが言いたいのは、今の私たち(グローバリゼーションへの対応)への提言もあるのではないのか? 旦那がここまで言うのが、わたしにはどうしても理解できません。 旦那は映画を観ても、ドラマ見ても、どうも脇役に共感してしまう。 【質問】 旦那はひねくれているのでしょうか? (旦那は、となりの芝生の 泉ピン子には怒っていました。) それとも、このような旦那の感想もありなのでしょうか? あの母親に強く共感するのが私は許せません。 (でも、あの役が、泉ピン子だから余計憎々しいのでしょうね。)
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- ucok
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#6にいただいたレスポンスを拝見しました。いや、ですから、その「今*でこそ*敬遠され」る例を出したわけなんですけど。 つまり、ドラマの写真募集コーナーでも示唆しているように、今では国際結婚は当たり前になりましたし、外国人の嫁を敬遠する人もグッと少なくなりました。ですから、嫁が外国人だというだけで、あのような態度をとるのは理不尽に感じやすいと思います。 でも当時は、差別の対象となり得たし、泉演じる早苗も「祝福されない結婚は不幸」と力説するように、妻が差別されれば、妻自身ばかりか夫である息子も不幸だし、妻の内助の功が当たり前だった時代、言葉やたしなみを知らないと嫁として務まらない部分は多いと想像しただろうし、夫婦で共倒れになりかねないとも、早苗は思っているわけです。その「差別と無理解と不自由が混在する結婚」を想像してみてください、と私は言いたかったのです。 というか、あまり的確な例を用いると、それこそ現代において無用な差別を助長しかねないと思ったのですが、例えば、我が子が指名手配中のテロリストの子供と結婚すると言ったらどうでしょう。テロリストは一方の国では犯罪者ですが、他方の国では英雄です(この英雄だということ自体、想像しにくい母は現代でも多かろうと思います)。ましてや、その子供には罪がありませんし、政治的思想だって親子で一致するとは限りません。けれども、親が指名手配中なので子供は戸籍を作れないし、戸籍がないのでまともな仕事にもつけません。朝ドラ時代の外国人と同じです。親が逃亡先であるアジア以外の外国で結ばれた相手とのあいだにできた子なら、その見た目の違いから「どういう子だろう」と思われ、差別のリスクは高まります。具体的な名前はここには書きませんが、実際にこのような子供は成人していて、各地で講演をしたりしています。 当時の田舎のお母さんにしてみれば、そういう感覚、そういう心配ですよ。それに今は、前科者だって、立ち直っていれば、反対しない人はいくらでもいますよ。例えば、大麻の前科がある人なんてザラにいますしね。そういう人でも、政春の姉妹や父のような人からは理解され、結婚し、普通に商売して、家庭を設けていますよ。でも、質問者さんのように「冗談じゃない!」と思う人もいるわけですよね。時代が違えば、外国人の嫁をもらうということは、そのくらい賛否両論を呼ぶことだったわけです。しかも日本がいろいろな国と戦争をしていた時代ですから、感じるリスクも余計に高かったでしょう。
- ucok
- ベストアンサー率37% (4288/11421)
私は50代の女性で長男の嫁ですが、ご主人派です。というか、なぜそれが「飛躍」なのか、そちらのほうが不思議です。まず、大前提として申しますと、私は主人公の若夫婦の末永い幸せを願っています。しかし、泉さんの役柄がああいう言動に至るのも非常にうなずけます。 だって、現代に置き換えたら、自分の大切な子供が、遺伝性の病気を持った、刑務所から出所したばかりの元詐欺師と結婚して、自分ちにピアスとタトゥだらけのボンデージ・ルックで同居するようなものですよね。確かに、この元詐欺師は改心した良い人なのかもしれないし、今どき、ピアスに偏見を持つのは時代錯誤になりつつあるのかもしれない。けれど、一歩表に出れば職務質問されるかもしれないし、冤罪でしょっぴかれるかもしれないし、過去に嫌な目にあった人から石を投げられるかもしれない。ご近所や親戚は体裁よく扱ってるけど、陰では何と言っているかわからないし、そいつと所帯を持っている限り、大切な我が子は新しい事業を始めようとしても、偏見に見舞われて成功するわけがない。そうすれば、食うに困り、病気になって、結核、じゃなくて、免疫力が落ちてエボラ熱で死んでしまいかねない。 しかも、着ているものは朝からボンデージ。ピアスを外しても穴だらけだし、タトゥは消せないし、これで子供でもできた日にゃ、遺伝性の病気を抱えた者を二人養う羽目になるのか。なにしろ、本人は良い人でも、今後味わうであろう苦労を考えたら、傷が浅いうちに別れた方が、本人も含めてみんなのため。ちなみに、スコットランドのお母さんにとっては、娘が火星に行ったも同然。ジェットが飛んでない当時、もう二度と会えないと考えるのが自然なのだから。 もちろん、実際には私自身は、そういうふうには考えません。元犯罪者でも息子が選んだ人で良い人なら、受け入れます。でも、現代に置き換えた場合は、そういうことですよ。そういう苦労を当時の国際結婚カップルのほとんどが味わってきたわけです。そして、子供世代の苦労を思うと、当時の親としては、みすみす結婚を許すわけにはいかなかったろうと思います。いずれ息子らに苦労が訪れた時に、親としてどんなに後悔することか、と思ったでしょう。 一方で、泉さんという女優さん自体に対しても、ものすごく共感するというか、今回、初めて泉さんを好きになりました。マッサン夫妻が双方の親に結婚を大反対されていたのは史実です。したがって、泉さんはどうしても、反対する母を演じなければなりません。 でも、この母が私には滑稽に見えます。妙にずんぐりむっくりしているし、嫁が去ったら木魚を叩きだすし、はちきれんばかりの顔から涙を絞り出しますし、もうおかしくっておかしくって。鬼母をあれだけのユーモアをもって演じられるのはすごいなと思います。 それにしても、質問者さんはドラマに入り込むタチなのでしょうね。泉さんとフォックスさんだって、脚本から離れれば、NHKの食堂で共にうどんをすすっている仲なのに(とどこかに書いてありました)。
お礼
ご回答有難うございます。 元詐欺師 ってことは 前科者ですよね。 前科者って今でも敬遠されませんか? 詐欺は過失による前科じゃありませんからね。 前科者の嫁 これだったら猛然と反対しますよ。私なら。冗談じゃない! たとえの例が違い過ぎると思います。
- organic33
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この質問がステマで無いことを祈ります。 私、物語の人間性より、なんかこの物語、サントリー繁盛記に見えて仕方ないのですが。
- 大空 二千翔(@oozora2000)
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物語の語り手の心に共感する私(60代・男性)は、決して、「悪役」ないし「脇役」である母親の心に共感することはできません。時には、マッサンやエリーと一緒になって、彼らの心に寄り添い、母親を攻撃する気持ちになります。 特に今回のテーマである国際結婚や国境を越えた恋愛・結婚、更には外国文化・グローバリゼーションに大変親しみを持つ私(幼時に海外体験があります。)としては、外国人を奇異に見つめる人々にも共感できません。 どんな時代・環境にある人間であろうと、男であろうと女であろうと、年齢がいくつくらいであろうと、私はいつも物語の中に入り込んでいき、主人公と一体になり、同じ感情を抱きます。それは、以下の私の2つの「質問」で述べたとおりです。どうも現代では、少数派のようですが・・・(2つの質問への回答がさほど多くないということは、共感者が少ない現れだと思います)。 年齢・性別・環境が違っている人にも感情移入出来る? http://okwave.jp/qa/q8128409.html みんなが「観客化」、「見物人化」する時代(10/4現在オープン中) http://okwave.jp/qa/q8770387.html どうも、旦那は、上記2つ目の質問にあるように、「観客」ないし「見物人」として、ドラマを見ているのかもしれません。そして、第三者的に、登場人物を対象化し、批判を加えたくなるのでしょうか? 確かに、ドラマなどをあまり見ない人たちの中には、虚構の世界に興味がなく、世の中のものを何でも理性的・現実的に見る人が多いのかもしれません。例えば、今回の物語のように、主人公たちが、周囲の人間の偏見や無理解の中を何とかして突破し、克服していく様子を描けば、それに対し、主人公たちの努力に共感する代わりに、当時の状況や周囲の連中の方に共感を示し、「現状維持」を主張する人たちです。 あるいは、物語には感情移入しているものの、悪役や脇役の方に惹かれる傾向があるのでしょうか? それが「いつも」なのか、それとも、今回の話に関してのみなのか? 確かに、物語によっては、悪役や脇役の方が魅力的な場合もあるかもしれません。 世の中の人間の感性が一人一人違う以上、旦那のような見方や感性もありなのかもしれません。 あなたと違うからといって、攻撃するのは少し大人げない気はします。 しかし、話はこれからです! 当時の日本の状況がどうあれ、そうした「現状」や母親の偏見・言動を放置してよしとする立場には、私はどうしても身を置けません。 どんな時代・社会でも、人間の心には、いつも何がしかの「閉塞感」があります。 例えば、婦人参政権のない時代、女性たちは男性を通してしか自分の意見を主張することができず、しばしばその意見も握りつぶされる欲求不満にいつも苛まれていたことと思います。 そうした閉塞感に漂う人間の心を癒し、たとえ虚構の世界の中だけでも、そうした閉塞感を突破し、夢を実現するために、ドラマのような虚構があり、そこで培われた夢に対する多くの人のエネルギーが原動力となり、そうした閉塞感が突破された次の時代がやってくるのです。 社会というものは、現状維持ではもちません。 「閉塞感」や「偏見」に、「ものわかりのよさ」を示すのでは、進歩はありません。 そうした「閉塞感」、「偏見」や「時代」そのものにNOを突きつけない限り、夢は実現できません。 結論として、私もあなたの尻馬に乗って、旦那にはNOを突きつけたいと思います。 まあ、喧嘩にならない程度に、今日の私の意見を材料に、今度話し合われてみては如何でしょうか?
お礼
年取ると変わる怖さ感じます
- hide6444
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私が思うのは、今でもあると思うのですが、日本の文化や秩序・おもてなしの心などを全く知らない外国の方が どのようにしたら、日本の文化などに精通していくのかが親としたら理解できないのだと思います。 ましてや、今のように情報が簡単に飛び交う時代ではなかったし、国際結婚自体がまだ少なかった時代に 突然、サプライズのようなことをされても付いていきようがないと思うのです。 ですから、私もご主人の意見は理解できます。ひねくれているのではなくて、自分が同じ立場に立ったら どうなるだろうと考えてみるからこそ、共感しているのだとおもいます 。
- hue2011
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ご主人に同感、というより賛成します。 主人公に対抗する悪役だから憎むべきだ、というベクトルに力が働きすぎています。 あなた、ドラマの設定にうまく乗せられている、というところです。 事業と言う話でいうと、あの役のマッサンはよくない。 家とか墓を守る話は私はいたしません。 なぜよくないかというと、根回しも何もしていないで、いきなり新アイディアを事後承諾みたいに成立させようとしています。 準備時間はあるのにかかわらず、手段も手紙通信があるのにかかわらず、です。 事業で日本酒の蔵元をやっているところに、いきなりウィスキー製造を持ち込もうとするには、コミュニケーションとかプレゼンの作戦あってしかるべきです。 あのおっかさんは、言ってみれば会社のオーナーであって、専務取締役です。 新事業も新事業ですけど、エリーという、面接選考も何もしていない人材を社内にひきいれようとしたら、誰の決済だ、と怒って当然です。 どこの会社でもそうだと思いますが、人事部通さずにコネで部下を雇おうとしたりしたら騒ぎになります。 やるんだったら事前に口頭でその人物像を紹介しておき、受け入れられる温度感を作ってからつれてくるべきです。 いきなりつれてきた人材が、若い社員たちと話があって仲良くなるということと、人事が顔をつぶされた話は別です。 そういうことをする社員は、おまえ自身が自由契約社員になってほしいと考えます。 ここまでが、事業としてものを考えたときの評価だとおもってください。 ドラマをいいますけど、あのドラマには、こういう話題のときに出てしかるべき「人種差別」が全くない作りになっています。 相当注意して作っていると思います。 スコットランドの家族は、アジアに行ってうまくいくものかといいます。でも黄色人種だとかそういう目つきは一切していません。 泉ピン子も、毛唐だという目では見ていませんね。せいぜい国内で全く違った習慣の地方から来た人間だという見方です。 いまだってありますけど、関東と関西では味の好みが違います。関西人が関東人と暮らしてあのどぶどろみたいなうどんが食えるのか、ということは平気で話しますね。 お雑煮の考え方とかちょっとした生活習慣が違うと、お正月になっただけで大騒ぎになります。 できれば同じ味で育った同郷の人間を配偶者にして、あの娘はこれ(小指たてて)にしな、というのは、大きい声でいわないけど、ありうる主張です。 あの顔つきであの表情でいいますから憎々しいけど、生活感としては非常にまっとうだと思いますよ。 次に歴史的なことをいいます。 あのモデルになった竹鶴さんと言う人は、ニッカという会社の創業者です。 ニッカ、ってなんの略だか知っていますか。 日本果汁株式会社、です。要するにもともと酒屋でない銘柄で商売をはじめました。 なぜか、というと、余市で開業するのに、ひとをだまして開業したからです。 だました相手は鳥居さんといって、サントリーの創業者です。これ、ドラマでは鴨居さんという名前で大阪で出会う人物です。 最初はこの鳥居さんの支持をうけて、山崎街道に日本最初の工場をたててウィスキーをつくる仕事をしたのですね。 これが、今に残る「山崎」という銘柄のもとになったわけです。 で、小麦を広大な農場で育てたいという気持ちから、北海道の余市に研究工場を建てるのです。 ところで、鳥居さんは、あんまり苦いウィスキーは苦手だった。 竹鶴さんはスコットランドで修行しましたから、本場のスコッチの香りにこだわった。 で、二人は道を分けることになります。 この道の分かれ方が、サントリーオールドとブラックニッカの味わいの差になっていきます。 このとき、余市で自分の作業場を作るのにウィスキーといったら、競合あてつけになりますので、リンゴジュースの会社を作ったのです。 それでニッカ、です。 こういう小技を繰り出す人で、そもそもトップにいればいいのですけど社内にいるときは、策略をたてて根回しをするなんていうことが非常に不得意な人ではなかったかと思います。 事業をするのは何を気にしなければいけないか、というのがこれからどんどんドラマに出てくると思います。 このとき、悪役女優の顔だけで何か否定感情を持っていると、みるべきところを見逃しますからご注意ください。
お礼
ありがとうございます。 物語が進みまた面白くなってきましたね。第二幕でもお父さんは理解者でした。
- ynmammam
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ご主人が言うように時代が違いますから。 今じゃよく見る外国人も、あの時代じゃ珍しい存在です。 私の従兄弟は就職して異動で海外勤務になりました。 (今から10年?15年?くらい前。) 従兄弟が20代独身だったのもあり親戚の集まりで『外国人さんのお嫁を連れて帰ってくるんじゃない?』とか何とか、伯母たちはキャッキャ盛り上がってましたが祖母が『目の青か異人なんか許さん。』『長男なら家を守れる女ば嫁にせな!』と激怒して大変でしたよ。 別に従兄弟の家は良い家柄でも家業があるわけでもありません。 戦争経験者と言うのもあるにはあるでしょうが、それ以前に『日本人は日本人と結婚する』ってことが当たり前過ぎてて外国人となんて受け入れられないわけです。 ドラマのマッサン家は家業もあるから尚更外国人ととはとなると思います。 よく仏壇の前で早苗は泣いてますよね。 母として息子の結婚を許したい気持ちもあるけで、家のことを考えると許せない。 葛藤もあるように見えます。(私の勝手な解釈です。) なので質問の回答としては、ご主人がひねくれてるとは思いません。 あの時代に早苗のような人がいるのは普通ですから。 そして男性(特に長男)なら共感すると言うか、早苗の言ってることに納得するのは女性の私たちより強いと思います。
お礼
大麻の前科がある人 これだったら私はいやですよ。 犯罪者の血が交わってくる 古いと言われるかもしれないですが嫌です。 守るべきものがある 家 家業 ・・・このような人の気持ちを変えるのは大変だと思います。 変えて良いのでしょうか? 変わることでこの国がうすっぺらに名て行くような側面も感じます。 伝統芸能は継ぐ者がなくて廃れてしまいます。それで良いのでしょうか?