• 締切済み

生きる目標を持ちたい。

私の友人の看護婦がぜひ皆さんにお聞きしたいことがあるというので 代わりにお聞きします。 友人の勤める病院の患者についてのことです。 その患者は56歳の男性で不慮の事故により下半身不随になってしまいました。 基本的には車イスでの生活ですが、懸命のリハビリにより何か支えがあれば歩ける程度まで回復しました。 ですが、これ以上の回復は医者の診断では難しいとのことです。 その他にも高脂血症などの症状も抱えていますが、減量の結果、経過は落ち着いています。 ここからが皆さんにお聞きしたいことです。病状が落ち着いた結果、彼は今後のこと、自分の生きる目標、その意味について悩んでいます。現在彼には頼れる身内の方もなく、生活保護を受けています。お見舞いに来られるのは、以前彼が勤めていた英会話学校の2,3人の友達だそうです。 友人の看護婦は、彼の英会話の教師の資格等を生かして生きがいをもってもらえないかと思っています。社会復帰をするための良い情報はないでしょうか。 どんな情報、提案でも結構ですのでぜひお聞かせください。また、経験談などもありましたら併せてお願いします。

みんなの回答

回答No.8

心中お察しします。難しい問題ですね。復帰を可能にするためには「心」の 回復がまず第一ですよね。 人間は病いを持ってはじめて気付くことがありますよね。「生きる意味」に ついて悩む事に気付くわけです。この点では健常者よりもはるかに理解力が あると言えるでしょう。 難しいですが、しかしひょんなことから生きる力を得る方もいます。 ベッドから動けない女性が「クイーン」の曲を聞いて力を得た事例があります。これは決して安直な事例ではありません。感じ取る力は健常者をはるか に凌いでいるわけです。 僕はこれといった提案をもちえていませんが、一冊だけ本を紹介します。 「それでも人生にイエスと言う」V・E・フランクル著(春秋社)です。 故・遠藤周作さんが入院患者にぜひ読んでほしいとすすめていた本です。 著者は第二次大戦のアウシュヴィッツ収容所から生還した人です。 とても分かりやすい本で生きる力を与えてくれます。 方法はどうあれ、人間は生きている限り不思議に立ち直る能力を備えています。あとはきっかけがあるかないか、サポートがんばってください。

  • kaleen
  • ベストアンサー率30% (77/250)
回答No.7

退院は決まったのですか? お尋ねの「生きがい」は退院後のことだと思っていいでしょうか、不躾ですみません、その前提でお話させていただきますが、 体力的に可能でも、障害を負ってしまった喪失感や、人と会いたくない気持ち、 何もしたくない気持ちはおそらく当人でないとわからないとは思います。 そこでburanさんのおっしゃる「こころ」の問題については、心理療法士 (でも都心部を除けば実際数少ないですよね)、 いなければ病院では看護婦よりMSW(ソーシャルワーカー・社会福祉士)の方が 退院後の制度的な相談も含め「相談」の専門家ですから、 わたしならそちらの協力を仰ぎます。 そして(これも地域事情によって頼れるかどうか差がありますが)、 行政の保健婦も頼ってください。 障害者プランでしたら地区担当保健婦か、障害担当の人、 または福祉担当部門がいると思います。また、地域に高齢者ではなく障害者支援のための在宅支援センターがある所も出てきてますから、地域の資源を調べてみてください。  主治医との連携もお忘れなく。今後高齢になっていくにあたって、医療とは切り離せない生活になります。コメディカルが増えた今日と言っても、やっぱりお医者さんは肝心のところで最も頼るべき人です、また主治医の一言が患者さん、在宅の療養者さんに最も励みになり、こころを動かします。看護婦の~、ヘルパーの~、療法士の~、わたしが同じことを何度も言うよりも、主治医の一言です。医師との 連携は大事にしましょう。本人にもそのように言いましょう。 医療不信になればすべてがうまくいかなくなります。 なんだ、あたりまえのことを・・・と思われたら、 ここからが本題なのですが、 周りで押しても、引いても人のこころは動かず、時間とともにご本人が 動けるように、周りは「聞く」「聴く」「訊く」のみです。 必要な情報は関係者で十分に提供します。 その上で退院後の具体的に必要なサービスは、ご本人に選んでもらってください。 (家事・リハビリ・医療処置・・・・) 「退院が決まったなら、退院後の生活プランを立て、まず実行していくこと」が その方の生活目標です。それこそが当面の「生きがい」です。 「生活に必要なことを自分で考える」「生活していく」ことが 障害を負って在宅に帰る方の当面の目標になります。 退院に向けてのカンファレンス(会議)にも、もちろんご本人に参加してもらいます。人と触れ合う、生きがいを持つ、社会復帰をする、それは人間として大切なことですが、それはもっと高い目標です。まずはその方に「目の前のことをこなしていく」作業に没頭していただきましょう。 具体的な生活の姿が見えて、ご本人に余裕が出てきたら、そこで初めて 「帰ったら何をしたいですか?」とたずねてみます。 そこで出てくるのは社会復帰とか、ボランティアとか、そんなことでは ないですよ。たぶん、 「外の空気を思いっきり吸いたい」とか、「近所のスーパーに買い物に行きたい」 とか、「病院ではダメだった酒・タバコを楽しみたい」とか、 「自分の布団で寝たいなあ」とか、ほんとに身近な欲求です。 病気になって、障害をもったら、あたりまえと思えている基本的な生活が おびやかされます。まず、そこを満たして、それから、次のステップに 一緒に進みましょう。その方のケアの窓口になるのはどなたですか? その方に「これから、ずっと一緒にがんばっていきましょう」と、 声をかけてもらってください。頑張るのはご本人だけではありません。

  • cotiku
  • ベストアンサー率17% (38/216)
回答No.6

退院後の住居に「英会話教えます」の看板を上げておかれたらどうでしょう。 生活保護でも本ぐらいは持ってっていいのでしょ? 人と交際したいという意思さえ表明しておけば、あとは神様のおはからいではないかと思います。 機嫌良くお暮らしになりますよう。

franc
質問者

お礼

cotikuさん回答ありがとうございます。 人と交際したいという意思ですか・・・ その意思がもっと強くなって生きる希望がわいてくるといいのですが・・・

  • buran
  • ベストアンサー率33% (259/782)
回答No.5

私は躁うつ病歴8年で、現在職場を1年間病気休職しているものです。 大変難しい話で、私ごときが言うのも恐縮ですが、具体の英会話教師うんぬんよりも(それも大事なんですが)、彼の迷いを緩和しかつ彼自身がこれからを決めることのできる環境作りが優先されると思います。 ですから、心理療法士(臨床心理士資格を持った方)とケースワーカーとで、退院後の生活を見据えてのこころのケアと生活作りのためのプランニングが先決だと思います。 落ち着く場所あってこそ、さあ次は働く、ということになるでしょう。(普通は働くことをまず第一に考えがちですが、このケースでは「こころ」が鍵になるはずです。)

franc
質問者

お礼

buranさん回答ありがとうございます。 こころのケアはとても重要ですよね。私自身は友人から話を聞いただけで 直接本人は存じ上げないのですが、落ち着く場所が必要というのはわかり ます。 心理療法士やケースワーカーの方がいる病院だといいのですが・・・ 生活作りのためのプランニングなどは専門的な知識が必要ですよね。

  • Haruchan
  • ベストアンサー率30% (24/80)
回答No.4

患者さん自身はどうしたいのでしょうか? 英会話教師と一口に言っても、障害を新たに持った人にやさしい職場を探すのは、大変だと思います。  まずは、本人自身がその障害を受け入れ、生活の一部になることが重要ではないでしょうか。  推察するに、脊椎損傷ではないかと勝手に思ったんですが、脊椎損傷の同病の方々の会は結構あると記憶しています。決して同病あい哀れむではなく、同じような病状の人たちが、どのように社会に関わっているのか、問題点はなんなのか、どうやって解決してきたのか、自分自身はどうしたいのか、考え、患者さん自身の生きる力が必要です。  仕事を始めるにあたって、その職場はバリアフリーなのか、トイレは、ロッカールームは、座ったままで仕事を続けられるかなど、問題は山積みです。これを解決していくのは、患者さん自身です。  患者さん自身が前向きに生活して行けるような環境整備として、自助グループの紹介や、生活お役立ちグッズの紹介などは必要だと思います。  仕事や生きがいも大事ですが、歳を重ねた後に持つ障害は生活の一部になるのに大変時間がかかります。  まずは、生きていくこと、が大切では、と思います。  

  • artist0
  • ベストアンサー率24% (92/378)
回答No.3

回答そのものではありませんが、おじゃまします。 下半身不随ということですが、神経が損傷しているのでしょうか? 場合によっては、神経に損傷はなく、 骨がずれて神経を圧迫しているだけということもありえるでしょう。 一度整体にかかって、確認をしたほうがよろしいかと思います。 骨のずれといっても、ごくわずかなものですので、 病院でレントゲン写真を撮るのではなく、 きちんと整体にかかって確認したほうがよいと思います。

franc
質問者

お礼

artistさん回答ありがとうございます。 専門的なことは私にはわかりませんが友人に聞いてみたいと思います。 参考にさせていただきます。

  • caramel
  • ベストアンサー率34% (10/29)
回答No.2

わたしはまだ35歳の小娘(そうでもないか)なので、 56歳の方ほどの人生経験は積んでいません。 突然の事故、下半身不随とのことで、 今までの生活で培った誇りにも傷が付いていらっしゃるのではないかと思います。 尋ねてこられるお友達が少なく、英会話教師でいらしたとのことなので、ひとつ提案させていただきたいことがあります。 上半身、また指の動きは大丈夫でいらっしゃいますよね? ここはひとつ、外国にペンフレンドをもたれてはいかがでしょう。パソコンを覚えられたら、になってしまいますが。 わたし自身も、離婚経験者、政治についてはなすことが好きな人、などのプロフィールで登録しましたところ、現在 ドイツの方と「何故日本人は政治の話が嫌いなのか」(から映画監督ヴィム・ヴェンダースや村上春樹の話に発展しています)そして、離婚後にまた結婚された方に、わたしの現在の生活を気にかけたメールをいただいたりしています。 こちらで知ったサイトですが、URLに記入させていただきます。日本人はやはり多いですが、本当に世界各国の方が登録されていらっしゃいます。

参考URL:
http://www.japan-guide.com/penfriend/index_j.mv
franc
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございます。 海外にペンフレンドですか・・・ ご自身の体験談を聞かせていただいてありがとうございます。 ただ、彼は生活保護を受けてることもあって、パソコンを使える環境ではないことが残念です。 アイディアそのものは素敵なんですが・・・・

  • choko73
  • ベストアンサー率14% (2/14)
回答No.1

難しいですねー。自信をとりもどすことが一番だと思います。それには時間がかかりますが・・・。僕もいま失業中でして・・・、リストラではなく、次期社長と馬が合わなくてやめたわけですけど。目標とか、自信とかいまないですねー。自信がないときって、最初から自分にはーどるを課してしまって、なかなか前向きになれず、迷いながら行動しているので、なにをやってもうまくいかない状態になってしまうものだと思うんです。この方の場合、予期していなかった出来事に遭遇したわけですよね?きっと、なぜ自分がこんな不幸にあってしまったのか、心の整理がつかず、自信を失ってると思うんです。自信を持てない時って、周りの励ましさえも、耳に入りにくいことってありませんか?時間が経てばそのうち生きてるってことを実感するようになって、次第に前向きになれると思うんです。最後に決めるのはやっぱりじぶんなんですよ!ただ、時間は必要でしょうが、暖かく見守ってあげることが大切なのではないでしょうか。あきらめないことです。接することが続く限り暖かく見守ることですよ!根負けしないで励まし続けてください。社会復帰はソレからだと思います。こんなことしか書けませんでしたが、がんばってください。

franc
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございます。 自信を取り戻す・・・なかなか難しいことですよね。 頑張って励ましつづけるよう友人に伝えます。 choko73さんもがんばってください。

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