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スナイパーの命中精度は本当に１ｋｍ先まで可能か？
- スナイパーが１ｋｍ先の標的に命中させることは可能なのか疑問です。小説で描かれるように、チャンスは１回だけで信じられないほどの精度で命中させることができるのでしょうか。
- スナイパーが屋外で１ｋｍ先の標的に命中させるには、さまざまな要素を考慮する必要があります。気圧や天候、風向や風力などが弾道に大きく影響を与えるため、これらの情報を正確に把握する必要があります。
- しかし、スナイパーは訓練や経験によってこれらの要素を見極め、照準を合わせる能力を持っています。また、狙撃には専用の装備や技術も使われるため、高い精度で標的に命中させることができるのです。
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M107は海兵隊用のM82(以後M82と記載)を陸軍用として製造された 対物狙撃銃です。 M82は、12.7x99mmNATO弾(.50BMG)を使用しています。 12.7x99mmNATO弾は全長138mmあり重さも650g以上あります。 M82から発射された12.7x99mmNATO弾は、最大6800m飛び最大有効範囲は 1800mとされています。 よって他の回答にあるよう1000mの狙撃は可能と考えられます。 但し特定人物や物の狙撃には、複数の条件が必要となります。 まず一般的に人に対する狙撃は対人狙撃銃やアサルトライフルを使用します。 それぞれ7.62mmNATO弾、5.56mmNATO弾を使用し有効射程距離は 700m、400m前後となります。 対人狙撃銃やアサルトライフルの重量は共に5Kg前後ですが M82は12Kgを超え長さも1.5m近くあるので機動性を 伴う作戦や地理的条件に制限がある場所では使用できません。 では狙撃が可能な複数の条件ですが、対物狙撃銃、対人狙撃銃、 アサルトライフル共にピンポイントで狙撃を行う場合は以下条件が 必要となります。 １．軍特殊作戦用(ピンポイント専用)に製造された銃を使用する。 例えばM82は10万丁以上製造されていますが狙撃専門の銃は 米国政府の許可において限定数しか製造されません。 性能的には 一般向け、通常軍務(警察)向け＜競技向け、警察狙撃用＜軍特殊作戦用 となります。 この軍特殊作戦用であれば長距離でも正確な射撃が可能となります。 ２．同様に使用する弾も専用の弾が用意されます。 ・一般向け、通常軍務(警察)向け＜競技向け、警察狙撃用＜軍特殊作戦用 軍特殊作戦用はすべてシリアル番号で管理されており使用状況は全て軍で 管理されます。 ３．複数人によるチーム、衛星(GPS、情報衛星)及びコンピュータの支援が 必要です。 と言ってもM82であれば一般向け或いは競技用で、通常弾砲でも1kmの 狙撃は可能と思います M82を使用する軍特殊作戦では1.5km以上の射撃を行います。 この目的は敵に対する恐怖心を植え込む為に行います。 M82から発射される12.7x99mmNATO弾は、秒速800m以上で飛びます。 つまり1600mの的まで2秒となります。 しかし発射音は4.7秒後に届きます。 当たってから2.7秒後に発射音が届くという事です。 さらに12.7x99mmNATO弾が人の腹に当たった場合は人は 2つに分裂し吹き飛びます。 つまり的の周りにいる人達は今そこにいた人がいきなり 引きちぎれるのを見ます。 パニックの絶頂で発射音が届いても彼らにはそれが聞こえません。 狙撃手は1.6km先にいて見えません。 これが軍特殊作戦の目的です。 彼の戦意は恐怖で完全に失せてしまいす。
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- argue
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＞本当に可能なのでしょうか 人によってはできてしまうみたいです。 フィンランド軍のシモ・ヘイヘはスコープ無しで300m以内なら標的の頭部をほぼ確実に狙えたようです。また、米軍のカルロス・ハスコックは700m先の標的に一発で当てたり、500m先にいる相手の銃のスコープに命中させたりしています。ちなみに、ハスコックは2002年に更新されるまでは長距離狙撃のタイトルホルダーでした（約2300m、1967年） 「戦場の狙撃手」（原書房、著:マイク・ハスキュー）なんかを読むと結構載っていますよ。 ＞大きく影響されるのでは？ されるみたいです。他にも距離によって弾の落下する距離が変わるので、警察も軍も狙撃の際は色々な手段で正確な距離・風速・温度などを得ようとします。例としては植物の動きとか、スコープ内の標的の大きさとか。 最近は狙撃手がやっていた煩雑な暗算を肩代わりしてくれる弾道計算用PDAがセットになった銃も出ています。 チェイ・タック M200 ttp://hollywood-guns.net/rifle/cheytac_m200.shtm ＞そういった情報無しで可能なのでしょうか？ 実際にやるのに情報無しっていうのは考えづらいんですけど、単にその描写が省略されていただけじゃないですか？ ＞途中で突風でも吹けば 対物ライフルの初速が800m/sを超えているようなので、減速することを考えても届くまでに2秒以上はかからないと思います。2秒以内に突風が吹く可能性よりも標的が動くことのほうが問題になるんじゃないでしょうか。
お礼
有難うございました。 へ、最新式のライフルは色々な自然条件を全部計算してくれるのですか。 でも、望遠鏡無しでも３００ｍ先の標的に命中させる人も実際にいたわけなのですね。 人間の能力って恐ろしいほどですね。
- phantom1
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話にあるような対物狙撃銃を使い、専門の訓練を受けた有資格者なら可能ですが、1000メートル以上の射距離で狙撃するケースのほとんどは、戦場で敵兵などを狙った、純粋な軍事作戦です。第一次世界大戦でのガリポリに於ける、ビリー・シンと『畏るべきアブデュル』の一騎打ちのような戦いです。 目的が人質救出の場合は、その距離ではまず実行しません。万一失敗した場合、人質に危険が及ぶので、可能な限り接近します。ただ当てれば良いと言う物でもなく、一撃で脳幹を破壊しなければ、撃たれた瞬間に引き金を引く事も可能ですので、確実に即死させられる距離まで接近するのです。狙撃主に要求される技量の半分は、気付かれずに必中距離まで接近する事です。
お礼
有難うございました。 Wikipedia に、こんな興味深い話が掲載されていたのですね。 私が読んだ小説では、人質をとった犯人と主人公が広場で交渉している時に狙撃するという設定でしたが、実際の人質事件ではまず人質の安全を考えるので、実際に長距離から狙撃するという可能性は低そうですね。
- nahaha55
- ベストアンサー率21% (274/1301)
特殊部隊狙撃班などでは厳しい訓練を欠かさず行ってますし、 可能でしょう。もともとが狙撃の才能がスバ抜けて高い人達 が訓練しているのですから、素人の考えなど及びもつかない と思います。 １km先から米粒に命中させるような人達です。 まさにバケモノです。 ＞その瞬間の気圧、天候、気温、湿度、特に風向や風力によって それらを瞬時に計算し、あらゆる可能性をシュミレーションし、 狙撃可能かどうかを判断、可能であるならば必ず命中させるのが プロなのでしょう。
お礼
有難うございました。 なるほど、何度も訓練を重ねていく中で、瞬時に条件を判断する能力を高めているわけですね。 凄い能力ですよね。
- jugger
- ベストアンサー率58% (3249/5586)
日本では法的に無理ですが、海外では１ｋｍから３ｋｍ先の標的を狙う、ロングレンジ射撃はさかんに行われています。 下のサイトでは９００ｍ先の射撃競技について書かれています。一度ご確認ください。 http://web.kyoto-inet.or.jp/people/sakaki/ 私は現在銃の所持許可を取るために勉強中です。許可が取れれば、エアライフルで標的射撃に挑戦したいですね。このエアライフルは空気銃の事で、４．５ｍｍの鉛の弾を発射します。発射速度は約時速６００ｋｍくらいで、３００ｍ以上飛んでいきます。 一方ライフル銃の発射速度はマッハ１以上にもなり、４ｋｍ以上飛んでいきます。ですので、１ｋｍ先の標的を狙う事は十分可能ですね。それなりの高度な技術は必要ですが。
お礼
有難うございました。 へー、長距離射撃の競技会ってあるのですか。 私も昔、エアライフルを撃たす店で経験した事があるのですが、体の動きを止めるのに苦労した記憶があります。 で、疑問がまだ解けないのですが、仮に私が挙げた小説のような状況で１発で命中させるとして、途中の風速や風向、湿度や気圧など、現場では一体どうやって狙撃手が計算して判断しているのかなという事がまだ分かりません。 何発が撃っていく中で修正していけば良いのでしょうが、戦場となると、そんな事も不可能だし、とても不思議です。 何がしらの情報が無いと、いくら名狙撃手でも初弾を外すように思うのですが ・・・
- 469437
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その小説で使われた銃や弾丸、狙撃手の能力や環境が不明ですが、現実にはそれを可能とする弾丸が開発されているので、狙撃手の能力次第では可能です。 ↓の動画では2,3kmの距離から初弾で標的に命中させています。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm7681479 質問者様は、様々な条件を上げて、難しいと仰っていますが、その小説の状況なら、距離以外はそれ程ではないと思います。 初弾を外した場合、同じ場所ですぐ次弾を撃てるような余裕はありません。そんなことをすれば、自分が発見されてしまいますし、それ以前に標的自体が逃げるか隠れてしまいます。更に、戦場での狙撃は敵を追って移動するので、同じ環境で準備を整えての試射自体が不可能です。 狙撃手とは、その難しい条件の中で、初弾を命中させられるような訓練や教育を受けている者のことです。 ＞でも、実際にスナイパーって、どこの国でもいそうな感じがしますし、不思議です。 どこの国にもいるから、簡単になれて、大した技術はもっていないと仰りたいのでしょうか？ スナイパーが重要な兵種・技能であるから、どこの国でも苦労して養成して、人員を確保しているのですが。
お礼
有難うございました。 まず銃ですが、小説の中ではM１０７ロングレンジ・スナイパー・ライフルと紹介されていました。 イギリスの国防義勇軍で腕を磨いたとか。 で、射撃の環境は広場で話をしている標的を１ｋｍほど離れた丘の上から見下ろす形で狙撃するという事でした。 おっしゃるように初弾を外してしまうと、標的に逃げられてしまって全ての計画がオジャンになるので、１回の射撃で絶対に仕留めなければいけないという難しい場面でした。 ＞ どこの国にもいるから、簡単になれて、大した技術はもっていないと仰りたいのでしょうか？ いいえ、逆です。狙撃手って小説や映画の世界でしか存在しないという架空の人物ではなく、実はどこの国の軍隊や警察にもいるのではという事を言いたかったわけです。で、彼らは本当に小説のように１ｋｍも離れたところから、たった１発で命中させられるのかを知りたかったわけです。 本当なら、正に人間の限界を超えた神業のような能力の持主だなと感じますし、また、特に質問に挙げましたように、途中の自然条件（風向や風速など）を一体どうやって計算して狙いを定めたのかなと思いました。 小説の中だけじゃなく、このような状況は実際の戦場でも多くあるではと思いました。
- root_16
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狙撃の世界最長記録が アフガニスタンでイギリス軍がタリバンを狙撃した 2.5kmだそうですから 可能か不可能かでいえば、可能なんでしょう。 もちろん、風速、湿度の影響や コリオリ力などを計算して狙う必要が ありそうです。 まさに神業ですね。 http://www.dailymail.co.uk/news/article-1270414/British-sniper-sets-new-sharpshooting-record-1-54-mile-double-Taliban-kill.html
お礼
有難うございました。 へー、１ｋｍどころか、２．５ｋｍ先の標的に命中させた人が実際にいるのですね。 でも、途中の風向や風速など、一体どうやって計算したのでしょうね。 オリンピックなら機械を使って簡単に出来るでしょうが、実際の戦場となると出来る事は限られるわけですから。
- ymt3
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情報無しなら不可能です それらの情報を加味して射撃します。１ｋｍはごく普通の有効射程距離です。 その距離の精密射撃はよくあることですから。
お礼
有難うございました。 やっぱり情報無しなら、至難の業になるのでしょうね。 でも、情報があれば可能って、凄いわざですよね。
お礼
有難うございました。 小説に登場するM１０７って、重さが１２ｋｇもあるのですか。 銃は軽いより重い方が狙いが安定するとは思いますが、これを持って戦場を移動するのは相当な体力が必要となりそうですね。 小説の中では、各国の傭兵が集まってアフガンで秘密作戦を展開させ、タリバンに打撃を加えるというテーマでした。 その中でリーダーが首都カブールにいる武器専門の闇商人から旧ソ連製のRPG-7などと一緒に入手するという場面がありましたが、おっしゃるように管理が大変厳しくなっているのでしたら、実際に軍から闇市場に流出するというのは、あまり考えられないのでしょうね。 敵の陣営にいる軍閥の親玉を一発で仕留めるという場面でしたが、話をしている時に急に頭部がメチャクチャに破壊されて、これに驚いた敵兵が大混乱していました。 おっしゃるとおりです。 AK-47も頻繁に登場していましたが、これは旧ソ連や旧東側陣営が政治的に混乱した時、大量に流出したでしょうから現実味があると思います。 また、アメリカ製のSMAW-NEサーモバリック爆弾も入手するのですが、とても破壊力の強い爆弾との事でした。 でも、これも実際には管理が厳しくて、とても闇商人が扱えるような武器ではないのでしょうね。 でも、Creasy_12_10_42様は本当に詳しいですね。 驚きました。