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司馬遼太郎「世に棲む日日」
司馬遼太郎「世に棲む日日」 どうして、この作品は「世に棲む日日」というタイトルなのでしょう? 作中に出てくる言葉か何かなのでしょうか? それとも登場人物の生き方か何かなのでしょうか? 図書館で目撃して以来、タイトルが印象的で気になっています。 自分で読むのが良いのはわかってるのですが、一、二巻を借りた人間が貸出延滞して、なかなか図書館に返ってこないので、質問しました。 もしよろしければ、読むに値する作品かも教えていただけると・・・幸いです。
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後半の主人公である高杉晋作の辞世の句である「おもしろきこともなき世をおもしろく、すみなすものは心なりけり」から取られています。 この句は前段が高杉晋作の作、後段が看病していた望東尼の作とも伝えられています。 作品自体は司馬遼太郎作品としてはそれほど出来のいい方ではありませんが、読んで損をするというほどでもないと思います。
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- szk9998
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最後までタイトルの意味はわからないですね・・・・ 何となく、主人公の生き方のような感じはしていますが。 >読むに値する作品か・・・・ 司馬遼太郎の名作ですから、そんな失礼なことを言わないで、 ぜひ読んでください。 歴史が明治維新に至る、最初のころからの話ですね。 (ちょっと検索すればいくらでも感想やら何やら、さんざん出て きますので、いまさら説明はしませんが) 長州藩の吉田松陰と高杉晋作が主人公です。 主人公の強烈なキャラクターが、どこか茫洋としたイメージのある 竜馬がゆくの坂本竜馬や、翔ぶが如くの西郷・大久保とは一線を 画した感じはありますね。 幕末ものの小説の中で、確実におすすめの一本です。 これの続編のような形の「花神」なども続けて読むと、もう長州ファン ですね。
お礼
>司馬遼太郎の名作ですから、そんな失礼なことを言わないで、ぜひ読んでください。 ごめんなさい。 司馬遼太郎さんの作品は好きなものが多いですし、決して失礼なことを言うつもりはなかったんです。 ネット上の書評があまり良くなかったので、質問しました。 私の表現がよくなかったと思います。 申し訳ありませんでした。 「花神」は読んだことがあります。 とても魅力的だったので、是非「世に棲む日日」も読んでみようと思います。
お礼
そういうことだったんですね。 高杉晋作の辞世の句は知っていたのですが、そこから来ているとは思いもしませんでした。 とってもスッキリしました。