1)PA6T は hexamethylenediamine (6) と Terephthalic acid (T) との PA で Poly(phthalamide) といえます。
2)Poly(phthalamide) はどちらかいうと最低2種のdiamineと2種のphthalic acid(tere-, iso-) が入っていて、どのように分子が入っているかは、はっきりしません。ただ、工業的に意味があり、企業はその詳細を公表しません(企業秘密)。 ただ化学的に構造をかくと、PA(6T, 6I, 4T,4I ) 等のようになりそんな名では企業の宣伝とかで、複雑すぎて、Poly(phthalamide) になったのでしょう。
3)PA6T は構造式は一定していますが、企業は良い製品のほうが大事ですので、もし少しの部分が(2-7%)他のモノマーを入れているとしても、それは正確な分析で、解ることで、企業秘密は公表なしです。
4)上位概念という考えはどうかと。PA6T は それでいいでしょう like PA6 and PA66
5)Poly(phthalamide) は phthalic acid からの PA でいいでしょう。
6)From Zurich
お礼
大変ありがとうございます。ポリフタルアミドと表示されている場合、PA6Tである可能性もあるということで理解しました。周辺知識、情報ソースの表示など、完璧かつ親切な御解説に大変助かりました。特にドイツ語情報には恐れ入りました。