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地盤調査について、次の2つのうち、誤っているものはどちらでしょうか?

地盤調査について、次の2つのうち、誤っているものはどちらでしょうか? (1) キャリパー検層を行うことにより、透水ゾーンを推定することができる。 (2) PS検層を行うことにより、地盤の透水係数を容易に求めることができる。 (1)は、キャリパー検層単独では、孔径の測定ですから、透水と関係ないと思いますが、 (2)のPS検層も弾性波速度から容易に透水係数を求めることができるのでしょうか?

みんなの回答

  • toshineko
  • ベストアンサー率44% (258/575)
回答No.4

#2です。moto_koukouseiさんの疑問にもお答えしたいと思います。 (1).地質調査技士試験では(1)で正解だと思います。ただしテスト用の設問です。   現場調査では、おそらくキャリパー検層での透水ゾーン探査はほとんど行わないと思います。 (2).掘削孔の側面が崩壊しやすい地層は、粘着力が小さい砂や礫が主体の地層であると推定されます。   岩盤であれば、破砕帯など断層が推定され、これまた地下水が存在する可能性があります。   (もちろん必ず地下水があるとは断定できません。たら・ればです。) ご存知とは思いますが、物理探査は万能ではありません。 必ずボーリング調査や他の探査結果と併用しないと誤った結果を導くことが多々あります。 (だから設問でも「推定することができる」とぼかしているわけですね。) 現場の調査では、ボーリング調査を行った場合、透水ゾーンを推定する方法として多く採用されるのは、 電気検層、地下水検層、現場透水試験が多いでしょうか。単価が安いですからね。

参考URL:
http://www.kanto-geo.or.jp/html/flow/flow.htm
hiro128319
質問者

お礼

みなさま、ご解説、まことにありがとうございました。確かに、問題の設定に若干無理がるように感じられました。正解は、(2)でした。(1)のキャリパー検層の設問は正のようです。 ちなみに、試験は、技術士第1次試験問題です。

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回答No.3

回答ではなくて、toshinekoさんにお伺いしたいのですが、、、  (他の方からのご回答も 歓迎です) 下記のhiro128319さんの理解で、試験問題に回答して[正解]となるのでしょうか? 問題 誤りはどれか (1) キャリパー検層を行うことにより、透水ゾーンを推定することができる。 (2) PS検層を行うことにより、地盤の透水係数を容易に求めることができる。 (ヒント) キャリパー検層は、孔壁の崩壊性を推定することが出来ます。 1)崩壊しやすい地層とは、どのような地層でしょうか。礫?、砂?、粘土?   1)について、礫層、砂層が粘土層に比べて間隙が大きいため崩壊しやすいですね。 2)透水性が良い地層とは、どのような地層でしょうか。礫?、砂?、粘土?   2)について、透水の程度は礫層>砂層>粘土層の関係があると思います。 つまり、キャリパー検層で、孔径を求めることによって、間接的に、透水ゾーンを推定することができるのですね。     ~~~~~~~~~ 私の質問 ~~~~~~~~~~~~~~ 疑問点 (1) 地質調査技士試験では、これが正解であるとなるのでしょうか。   あるいは、現場調査では、基礎的常識になっていることなのでしょうか。   (2) 掘削孔の側面が崩壊しやすい状態ならば、当然にして透水性が高いことと思いますが、   透水性を持っていることは、掘削孔の側面が崩壊しやすく容易に孔径が変化するとは限らないと思います。   ボーリング孔で振動や衝撃の繰り返しがおきるので、破砕帯や断層、軟弱地質で孔壁が崩壊し、孔径拡大がおきれば、そうした部分をキャリパー検層で見つけることはできると思います。(【れば、たら】の世界ですね)   http://pracs.net/onsen/kensou/cal.htm   キャリパー検層でボーリングでも崩壊し孔径拡大する地層の位置を確認することはできても、掘った地層の中に透水ゾーンがあるかどうかの判定にキャリパー検層が使えるというのは言い過ぎではないかと思います。   http://www.nilim.go.jp/lab/bcg/siryou/tnn/tnn0254pdf/ks0254%95t%98%5E/%95t%98%5E1.%89%FC%92%F9%8Ew%90j%82%C9%91%CE%89%9E%5B14%83_%83%80%5D/1-10_%93%F1%83b%89%AE.pdf   地圧で崩壊しやすい岩盤の場合は、キャリパ検層で孔径拡大するので脆弱区間の推定に使うというサイトがありましたが、そうした岩盤が透水ゾーンであるというものでもないですよね。   http://www.shimz.co.jp/tw/tech_sheet/rn0149/rn0149.html   土の全体積に対する間隙体積の比=間隙率は、透水率と関係性が高いことはわかります。しかし間隙率はキャリパー検層で見つかるものではないですよね。   http://www.suncoh.co.jp/pdf/report2/kazusa.pdf (この4/4 図9)   キャリパー検層でわかるのは孔径拡大するような地層かどうかだけではないのでしょうか。   キャリパー検層では透水ゾーンがあってもわからない場合があるのなら、(1)は誤りだと思いますが、どうでしょう。   (3) 地質調査で、透水ゾーンを探るような方法として、、キャリパー検層をするというものが見当たりません。   http://www.n-buturi.co.jp/technology/geology/gwater/   http://www.ess-jpn.co.jp/buttan/butsuri.htm   http://www.ess-jpn.co.jp/buttan/hikaku.htm   http://www.oyoks.co.jp/KATAROG/P20.pdf   この下のPDFは孔径調査の詳しいマニュアルですが、p62/68には破砕帯の確認をコアの地質調査結果と説明していて、孔径測定値整理結果は、地すべり土塊と不動層(基盤層)の境の判定に使っているだけのように見えます。   http://www.pwri.go.jp/team/landslide/kanrisya/inclinometer_manual/inclinometer_data.pdf   webで見つからないだけであって、実際の調査現場では、キャリパー検層を透水ゾーンの推定用に使うことが多いのでしょうか。

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  • toshineko
  • ベストアンサー率44% (258/575)
回答No.2

(ヒント) キャリパー検層は、孔壁の崩壊性を推定することが出来ます。  1)崩壊しやすい地層とは、どのような地層でしょうか。礫?、砂?、粘土?  2)透水性が良い地層とは、どのような地層でしょうか。礫?、砂?、粘土?

hiro128319
質問者

補足

1)について、礫層、砂層が粘土層に比べて間隙が大きいため崩壊しやすいですね。 2)について、透水の程度は礫層>砂層>粘土層の関係があると思います。 つまり、キャリパー検層で、孔径を求めることによって、間接的に、透水ゾーンを推定することができるのですね。

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回答No.1

両方とも誤っていると思われているのですよね。   多分 思われている通りでしょう。  http://www.jisuberi-kyokai.or.jp/gijyoho/gijyutu/tyosa/kenso/model.html   透水係数を求めたり、透水ゾーンを推定するためには、そのための調査が必要と思います。  http://www.hokko.co.jp/pdf/R-Vtomo.pdf

hiro128319
質問者

補足

解説、誠にありがとうございます。 ただ、これは、試験問題のため、正解は1つしかないはず。 そうでなければ、問題ミスなのでしょうか。

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