>manage to「なんとか...する」
>seem to や happen to と一律熟語でいいと思います。
なるほど、この区別がきちんとなされていなことが問題を生みだしているようですね。
「manage to ...」や「want to ...」のような形で目的語として不定詞をとる動詞が「他動詞」だと呼ばれるにはちゃんとした理由があります。それは目的語をとるということです。
(1) I want an apple.
(2) I managed a smile.
「an apple」や「a smile」という目的語の働きをする「名詞」と同じように、動詞の後に置くことのできる「不定詞」を目的語と呼ぶことは極めて自然です。
一方、「seem」という動詞の後には目的語を置くことはできません。その場所に置かれた名詞は主語と=の関係を持つ「補語」の働きをします。したがって「manage to ...」と「seem to ...」は全く異なるものです。
「happen」も本来後ろに目的語を置くことはできない動詞ですから不定詞を続けても「SVO」の文型をとることはありません。「manage」とは本質的に異なる語です。
このような違いを理解していない(または無視している)ことが、根本的に異なる表現を同じであるかのように扱ってしまう原因だと思われます。
前回も述べましたが、自動詞の「manage」には副詞句をつけることが原則ですから「manage to ...」を「自動詞+目的を表す不定詞」だと考える人はいないでしょう。
このあたりは、言葉で説明するようなものではなく、多くの英文に触れた結果身につく感性のようなものです。
したがって、英語の語感に敏感な人であれば、「manage」の後に直接置かれた不定詞は「manage」の目的語としか感じられないはずです。
残念ながらそのような感覚を持たない人は「manage to ...」を熟語として考えた方が良いでしょう。それはおそらく「良い、悪い」という問題ではなく仕方のないことではないかと思えてきました。
しかし、より奥深い英語の構造の理解を望む人ならば、「manage to ...」がつくる英文は「SVO」という文型であるという理解をした方が良いと思います。
改めて考えれば、「manage to ...」を「単なる熟語」だと理解するのか「SVO」という文型の英文だと理解するのかということは、それぞれの読み手が望むものやその感性に応じて使い分けをすれば済むことではあります。どちらの立場をとるかが、その人の英語に対する姿勢を表しているのだと思います。
ご参考になれば・・・。
どっちの立場もとることができる、というのが正解では?
managed … V
to find the hospital … O
という立場も理解できるが、難点あり。
日本語では
(訳)私はどうにかその病院を見つけた。
とあって動詞であるmanagedが日本語訳の動詞として現れず、「病院を」が目的語のように見える点。
日本語訳上の動詞はあくまでも「どうにか~を見つけた」である点。
No.1、No.3は学校文法の範囲ではmanagedのみをVとするのが正解といっているが、その考え方だとmanagedが「どうにか」という副詞句のような訳し方になる説明がつかない。
もちろん、manageという動詞は元来「何とかやりとげる」という意味で、この文章は「私は病院を見つけることを何とかやり遂げた」と訳すのが正しいが、これでは日本語として落ち着きが悪いので「私はどうにかその病院を見つけた。」となったと主張するなら、No.1, No.3のように
managed … V
to find the hospital … O
とこだわってもよい。
でもこの考え方はずいぶん回りくどい考え方でもある。学校文法には不自然な考え方が普通に出てくるので、教える側は不思議ともなんとも思わないのかもしれないが、教わる側は違和感を覚えている。
No.2の
managed to find … V,
the hospital … O
とすればそのような問題は起きない。
managed to Vで「どうにか(V)する」という動詞句なのだ、と捉えてしまえば、日本語と英語が完全対応して非常に落ち着きがよく、学生にはこちらの方がわかりやすい。
実用英語の観点からしても、managed to Vのような表現は一種の動詞の塊として把握しているから違和感はない。managed toまでしゃべっておいて「えっとその後のVは何にしようか」などと考えるやつはいないだろう。
No.1、No.3もさすがに
I am going to find the hospital.
という文章で
am going … V
to find the hospital. … O
だとは言わないだろう。
結論としてはどちらの考え方もできる。
No.1、No.3的考え方もできるので否定する気はない。ただしNo.2の方が優れている点も多い。
5文型など文法学者や英語教育者たちが便宜的に考えたものでしかなく、現実の英語をすべてカバーしうるほど完全なものではない、
ということだけ学べばよいのでは?
5文型など知っていても英語は話せるようにならないし、英語圏で生活していると読む・書く・話す・聴くを行っている最中に5文型のどの文型を選べばよいか、などと悩むことは全くないからどうでもよい問題だと思われる。
長々と書きましたが、質問者さんは、5文型なんてテキトーなもんなんだな、とだけ理解しておけばよいですよ。あんまり悩まないこと。
I ----------------------- S
managed ----------------- V
to find the hospital.---- O
第3文型です。(訳)私はどうにかその病院を見つけた。
不定詞の名詞的用法で to find は managed の目的語になっています。
the hospital は 不定詞 to find の意味上の目的語ですが文全体の目的語ではありません。
また、manage は that 節を目的語にとりません。
寄って回答者様の中でこの質問に関する限り opensource 様がベストアンサーとなります。
お礼
ありがとうございます。動詞は自動詞と他動詞しかないんですか? 他動詞の後ろは目的語と覚えたので勉強になりました。