温帯低気圧と熱帯低気圧の違いはすでに皆さんから回答されておりほぼ出尽くされいるようです。
私は、非常に大事な両者の特徴を述べたいと思います。
熱帯低気圧は発達すると台風と呼ばれその特徴である熱帯性循環を維持しながら南から北へと北上してゆきます。
しかし高緯度になると寒気の流入により熱帯性の特徴を失い、次第に衰えてしまいます。
その衰えは勢力の低下だけではなく、構造自体(※)が変化して熱帯性から温帯低気圧に変化する場合があります。
(※熱低の特徴である暖気核warm coreを消失し前線を伴う低気圧に変化すること)
熱帯低気圧→発達した熱帯低気圧は台風と呼ばれます→北上するにつれ構造が変化して温低化する場合がある。
これに引き替え温帯低気圧は終始構造自体に変化は起こらず熱低になることはまずありません。
お礼
分かり易い、説明です。有難う御座います。