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こういう人は多いのでしょうか?(ワガママか、反社会性人格障害か)
こういう人は多いのでしょうか?(ワガママか、反社会性人格障害か) 最後まで理解できなかった彼氏についての質問です。 (メンタルヘルスカテゴリでも質問しました) 私と彼は、共に29歳です。 私達は約2ヶ月付き合いましたが、先日私から別れを告げました。 直接の原因は、私が彼にウンザリしたためです。 付き合い当初から「この人変だな」と思う部分があり、混乱していました。 ・度が過ぎるほどの愛情表現と、欝気味な態度の両極端。 ・彼が出張中、深夜にもかかわらず毎晩のように電話あり(本人曰く、寂しかったかららしいですが) ・気分の波が激しい(自覚あり) ・仕事が忙しいとすぐいっぱいいっぱいになる。異常に余裕がない。 ・私が会いたくても、彼の気分が乗らないために会えない日が多い。 ・そのくせ自分が会いたいときは当日になって急に私を誘い、会えないと不機嫌になる。 ・「友達と会っているから今日は会えない」と私が断ってもしつこく誘う。 ・前から会う約束をしていた日に、私が少し残業になると不機嫌になる。 ・私がちょっとした事にとまどっただけで(携帯電話の操作など)不機嫌になる。 ・会っている間は、非常に細かいことにまで気遣い、優しい対応。 ・お酒を飲むと電話をしてきて、絡む。(同じ事を何度もしつこく要求したり) ・軽い虚言癖 ・首を絞めるふりをする 最後の「・首を絞めるふりをする」は、あくまでも力を入れず、軽くなんですが、2~3回そういうことがあって、冗談だとしても私は怖かったので、「やめてほしい」と真剣に言いました。(何かあったら腕力ではかなわないですから) そしたら彼は笑ってました。反省するでもなく、へらへらと。 別れる間際も、勝手に音信不通にし、理由を問いただしたら、「仕事が忙しかった。自分はそういう時は誰とも連絡をとらない人間だから」と開き直っていました。ただしこれは嘘で、美容院に行ったり、週末にどこかへ遊びに行ったりする暇があったことは確かです。(久々に会ったとき、散髪していましたし、日曜の午後に遊びに行ったことを後で白状しました) 私が「別れ話をしよう」と持ちかけても、延期にするばかりで向き合ってくれませんでした。「仕事で○日まで忙しいから、その後話そう」と言ってくれれば待つのに、そういう指示もなく、別れたいとも別れたくないとも言いませんでした。 「音信不通の間、私がどれだけ心配したか、その気持ちわかる?」と聞いたら「それは難しい問題だ」とかぬかしました。 最後に、単純に遊ばれた可能性も考え、「私とは真面目に付き合ってたのか」と聞くと「真面目に付き合っていた。だからこそちゃんと謝る。嫌な思いをさせたとしたらごめんね」と言っていましたし、一応謝罪はさせたのですが・・・。根本的に自分は悪くないと思っていた気がします。 付き合っている間は、なるべく彼を理解したかったです。できれば別れずに、話し合いたかったですがそれもかわされ、本当に疲れました。私のほうが精神的に病みそうでした。今は本当に別れてよかったと思います。 私は医学的知識が余りありませんので、素人判断ですが、ネットなどで調べた限り、「反社会性人格障害」という症状に少し似ている気がしました。(当てはまらないところもあります)あるいは、単にワガママな、大人になりきれなかった子供なのかもしれません。 一体彼はなんだったのか?単純に性格の問題か?だとしたらこういう人はたくさんいるのだろうか?というのが疑問点です。初めて付き合うタイプだったので(今までの彼氏は皆大人でした)変に記憶に残ってしまっています。
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- ykmazu
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丁寧にありがとうございます。 >彼の過去というか家族関係が人格形成に関係しているのではないかとの意見があったため~ とありますね。 これは、まさにその通りだと思います。 (僕としては、境界性パーソナリティー障害の可能性はかなり高いと思います。) これは、境界性パーソナリティー障害が、両親の両方またはどちらかからの愛情に不足があるかor過剰であるか のいずれかが原因であるからです。 それは、家庭と言う名の「人格育成装置」が機能不全に陥っている状態です。 当然のことながら、兄弟の誰かがパーソナリティー障害の状態であるならば、他の兄弟も同じ状態である可能性が高いのです。 ただ、最近はパーソナリティー障害(境界性~以外にも、色々な種類のパーソナリティー障害があります)に関する本が沢山出版されています。 それらの本の中には、かなり専門的な内容を極めて分かりやすく解説している本が数多くあります。 特に、岡田尊氏先生の本には衝撃を受けました。 それと、今の彼氏さんの状態が、境界性パーソナリティー障害だと仮定すると、かなりの確率で治癒可能です(これは、有名な事実です) パーソナリティー障害は、「著しい人格の未熟さと偏り」と定義出来るので、「疾患」ではありません。 よって、パーソナリティー障害の治癒=普通の人間では到底無理な位に魅力的な人格になること という図式が成立することになります。 ただ、境界性パーソナリティー障害を克服するのに最も重要な要素は、パートナーの「腕」次第です。 もちろん、精神科医の先生に相談することは、必要ですが、治療の中心になるのは、あくまでも家族やパートナーです。 具体的には、パーソナリティー障害に関する本を読んでみると良いと思います。 そして、これは結構有名な法則ですが・・・・パーソナリティー障害を克服した方の隣には、その人のよき理解者(=妻や恋人)が必ずいます。
- ykmazu
- ベストアンサー率21% (17/79)
追記です。 確かに、境界性パーソナリティー障害の場合、気分の浮き沈みが激しく、双極型解離性障害と誤診されることはありますね。 ということは、逆もまた然りなのです。双極性解離性障害が、境界性パーソナリティー障害と誤診されることもよくあると思うのです(これは、完全に学生~一般内科の研修医レベルの知識を遥かに超えるので、専門医要相談)。 ただ、それでも僕が「双極性~」と言い切った?のには理由があります。 (1)度が過ぎる程の愛情表現 →双極性パーソナリティー障害の方は、例外なく愛情飢餓の状態にあります。 また、重度の自己否定感が存在します。字数の関係で詳しくは書けないのですが・・・ だから、恋人に対しては「自分の全てを肯定してくれて、自分の願いの全てを叶えてくれる万能の存在」であることを強く望みます。その願いが少しでも裏切られると、激しく相手を罵倒して、暴力をふるったり、または、絶望して自殺企図(首を絞める、リストカット等)を繰り返します。 (2)両極端な精神状態(躁鬱) →躁鬱(解離性障害)と違い、境界性パーソナリティー障害に特徴的なのは、「気分の波が一過性」だということです。つまり、良い気分も悪い気分も長続きしないのです。 これが、解離性障害との鑑別点になります(これが分かりにくい事例では、診断が困難を極める) 解離性障害の場合、、鬱状態が極めて長続きしますから(典型例では)。 (1)と(2)がセットとも言える内容です。 つまり、境界性パーソナリティー障害の方は、精神状態もそれに伴う人間関係も極端を行き来するのです。 昨日まで賞賛していた相手を、いきなり罵倒するとか、激しく愛情表現をしたと思うと、その相手に対して暴力を振るったり・・・ 等の行動です。 詳しくは、腕の良い専門医に頼るしかないと思います。
お礼
どうもありがとうございます。 以下の文章にはっとしました。 『恋人に対しては「自分の全てを肯定してくれて、自分の願いの全てを叶えてくれる万能の存在」であることを強く望みます。その願いが少しでも裏切られると、激しく相手を罵倒して、暴力をふるったり、または、絶望して自殺企図(首を絞める、リストカット等)を繰り返します。』 激しい暴力と自殺企図はなかったものの、前半部分がその通りなのです。 たまに私の都合で会えないと、「何で会えないの!?」 2人で会っていて帰り際に、「何で帰っちゃうの!?」 と、子供のようなワガママを、かなり本気で怒ったように言うのです。 ふざけて冗談でとか、甘えた軽いノリではなく、本当に怒気がこもっているのです。 そして気分の波も一過性でした! 例えば日曜に「neneには会いたくない」と言ったのに、2日後の火曜には「今日どうしても会いたい!会える?ねえ会える??」という有様です。 で、ここで日曜のことを出し、おととい会いたくないって言ったでしょと言っても無駄なんですね。 断るとまた怒るわけで、私が言うとおりにしてあげるしかアリマセンでした。
補足
たびたびすみません。補足です。 彼の過去というか家族関係が人格形成に関係しているのではないかとの意見があったため、私が知っていることを書きますと、 父親が不在がちで(仕事人間だったみたいです)寂しかったということ、そのせいでちょっと父親を憎んでいる(?)こと、実の姉から蹴られたりしていたこと(そのせいで今も耳鼻科に通うほど、調子が悪いみたいです)です。 虐待と言えるほど頻繁だったのか、単なる兄弟げんかかはわかりませんが、今でも後遺症があるくらいですから、力は強かったのでしょうね。 父親を嫌っているわりには、「自分も将来父親と同じタイプになると思う」と言っていました。
- ykmazu
- ベストアンサー率21% (17/79)
医学生ですが・・・ 症状を見る感じとしては、「境界性パーソナリティー障害」の側面が強いかなと思わなくもないです。 反社会性パーソナリティー障害の側面は、やや弱いかなと思いますね。 しかし、異なる種類のパーソナリティー障害が合併する可能性は十分にあります。 そして、パーソナリティー障害の中には、統合失調症(治療方針が全く異なる)と鑑別が困難な事例もあります。 パーソナリティー障害の分野は、医学部教育ではほとんど触れられません。 よって、所謂普通のお医者さんに聞いても分からないと思います。 専門のお医者さんに聞かないと正直無理ですし、難しい病気なので、下手すると専門の先生でも分からない可能性が高いです。
お礼
回答ありがとうございます。 医学的見地からお答えいただけて有難いです。 「境界性パーソナリティー障害」の可能性があるのですね・・・。 またまた素人判断ですが、双極性障害(≒躁うつ病?)のような感じもするのです・・・。 本当に波が激しくて、自分がハイなときはウルサイほどしゃべったり私に優しくしたり、欝なときは人がメールしようが電話しようが全部無視です・・・。どっちが彼の本当の姿だったのか、わからなくて混乱しました。いいときもあれば悪いときもあったわけですが、どっちにしろ私は「振り回されている」としか感じず、嫌になってしまいました。 「アンタは変、病気だと思う。病院で一度受診したら?」 と言ってしまったりもしたので、もし本当に精神疾患だとしたら、そんな風に言うべきではなかったと思います・・・が、今はどうにもできず・・・悩んでいます。
- seednyan
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強烈な印象があるから、記憶に残るからしょうがありませんが、多くはないと思いますよ。少なくとも僕の友人や会社の人にはいません。 大体、30人前後ですが~。 但し、新聞記事とかテレビを見てると多くなってきてるような感じをうけます。
お礼
回答どうもありがとうございます。 そうですよね、こんな人、稀だと思いたいです・・・。 何を考えているかさっぱりわからない人でした。 子供っぽさは自覚しているようでしたが・・・。 こういう人でも、結婚願望が一応あるようです。 うっかり結婚しなくて良かったと思います・・・。 ただ、もし何かの精神疾患であるなら、また違う対応をしないといけなかったのかなとも思います。
お礼
ykmazuさま こちらこそ、何度も御丁寧に回答頂き、本当に有難いです。 残念なことに、私と彼はすでに別れてしまいました。 精神疾患なのかも・・・?とは薄々思っていましたが、確信はなく、むしろ「私の事が嫌いだから、別れたいから一方的にそういうことをするんだ」と、思っていたんです。 別れる前になんとか一緒に受診したり、根気よく治癒を目指せばよかったのか・・・と後悔もしますが、もう今更何もできないのです。そのことが自分を苦しめていました。 でも、ykmazuさんのおかげで、私は嫌われたわけではなくて、彼の症状によるものだったんだとわかっただけで、少し心が救われました。どうもありがとうございました。