- 締切済み
t分布、χ2分布、F分布って、何がどう違うのですか?
統計の本に出てくるt分布とかχ2分布とかF分布って、何が何だかさっぱり 分かりません。どういう場合にどの分布を適用すればいいのですか? 因みに当方 ~研究とか~学とかそういうこととは縁がなく、統計学は全くの 初心者です。統計学の本ってどれも難しくって、「マンガ統計物語」みたいな 本はないかなあ?とよく本屋で探しているくらいのレベルです。 どなたか易しく教えて下さい。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
- a-kuma
- ベストアンサー率50% (1122/2211)
F分布は、分散の検定に使います。 とりあえず、統計検定を極めるのではなく *利用するだけ* であれば、 「なんとかの検定をするには、これこれの数字が □□ 分布に従う」 ってことだけが分かっていれば良いと思います。 > 統計学の本ってどれも難しくって、「マンガ統計物語」みたいな 漫画は知らないのですが、読み物として読み易かったのは ・推計学のすすめ … 佐藤 信、講談社 ブルーバックス ・統計のはなし … 大村 平、日科技連 ってとこでした。
- funi2
- ベストアンサー率53% (14/26)
どういう場合にどの分布を適用するかではなく, この場合はこの分布で良く説明できそうだ, とそういう風に使うんだと思うのですが。 で, t分布とかχ2分布とかF分布って何に使うのかというと, 統計の中の"検定"というものに使います。 t分布は標本が少ないとき, 標本の平均についての検定に使います。 Fも似た様な使い方をします。χ2分布は与えられたデータがどの分布に従っているのか客観的に判別するために使います(適合度検定)。 私の先輩はχ2分布をコンピュータで作った乱数が本当の乱数と区別できるか否かにχ2分布を用いた検定を行ってました。 あまり回答になっていないかもしれませんが, こんな言葉が私の手元の資料から出てきたので, ここに回答してみました。
お礼
ありがとうございます。とても分かりやすいご説明で感謝いたします。χ2分布については、私の持っている本に「電話帳から電話番号の末尾の数字を拾って列挙し、その出現確率が偶然の範囲内(1から0まで、期待値がそれぞれ0.1)かそうでないかを検定するときに使う」みたいなことが書いていました。乱数も同じですね。tは標本の少ない2つの集合の平均値に差があるかどうかを検定するのに使う、ということが私の本にも書いてました(今見ました)。ではFはどういう場合なのでしょうか?
お礼
ありがとうございます。分散の検定ですか。てことは、二つの集合があって、どちらのばらつきが大きいかとか、ばらつきが変化したけどそれは偶然の範囲内かどうか、みたいなときに使うんですね。なるほど。 ご紹介頂いた二つの本は早速購入して読んでみたいと思います。