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ゆとり教育が英語教育に与えた影響について。
ゆとり教育が英語教育に与えた影響について。 学力の低下に伴って、中学校の英語の授業時間数が増やされる事になったそうです。 そもそも、英語に限って言えば ゆとり教育によって、どのような現象が起きたのでしょうか? 私自身が、ゆとり教育世代ではないので ご存知の方、教えて下さい。
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そもそもwikiにも参照されるよう「ゆとり教育」というものは30年以上前に提案されて其れが2002年に形となりました。 この教育は元来あったものからある程度の学習内容を簡略、削減することにより、学校生活で「ゆとり」を持たせることで人間性、自主性の成長を促そうといったような概念でなされていると私は思っています。 このゆとり教育で学力低下などが言われていますが実際のところほんとに低下したのかどうかは比較データがなく誰にもわかっていません。 しかし学習内容が削減されていることと学力水準の国際的な相対値が下がっていることから学力が落ちてきているとされています。 ゆとり教育とは本来学校で使っていたはずの学習時間を週休2日などにより他のことにも向けることができるようになってないます。 そこで勉強する子としない子では学習時間の差が大きくなることで学力の差が大きくなったとも言われています。 今回学習時間が増えたというのは増えたというよりも「元に戻した」という表現に近いのでは?と思います。 英語に限って言えば私の観点からすると近年の傾向としてゆとり教育の中であっても国際化の流れに乗って学習内容が年々変化してることを見れば悪くはなっていないのではと思えます。 むしろ英語教育の基礎部分を作る国語が出来なくなってきていることの方が問題になったのではないでしょうか。 国語ができないと日本では正しく学べませんしね。 以上のことから私としてはゆとり教育が英語に与えた影響としては具体的なデータはないけれども学習時間の減少と国語力の減少に伴っての理解力の低下ぐらいだと思います。
お礼
詳しく教えていただいて、ありがとうごさいます! 英語に関してどのように学力が落ちたのか 疑問だったのですが、国語力が落ちたことにより… というご解答に、「なるほど!!」と納得できました(^^) 学生時代、アルバイトで家庭教師をしていたとき、 日本語そのものの構造を理解していない、更に普段本を読まず 理解力が十分で無い生徒に、英語を教えるのに苦労したのを思いだします。 ご解答大変ありがとうございました☆彡