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日本のゆとり教育、改善されているのでしょうか?

数年前まで日本では「ゆとり教育」をやっており それを受けた者は「ゆとり世代」などいわれておりました。 しかし、日教組などにより推進された「ゆとり教育」は やがて学力低下をまねきました。 世界の中での学力調査などでも 日本の学生の点数低下が、顕著になっていきました・・・。 やがて問題に気づき政府の指示にて 改善を始めたようですが…  疑問です。 実態は改善されているのでしょうか? ・教育を受けている方 ・教えている先生など ・親御さんなどで聞いたことがある方 お教えください。

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noname#224207
noname#224207
回答No.3

ゆとり教育をしたらゆとりが無くなったのであわてて見直しているというところでしょう。 そもそもゆとり教育なるものが何時から始まっていたのか、ということすら定かではありません。 現在問題になっているのは、昭和55年(1980年)以降に出された学習指導要綱の内容に関する議論です。 まぁ~平たく言えば、先生は教えないから勝手に勉強しろ、というのが骨子です。 どんどん授業時間や登校日を減らして行きました。 教科書も薄くなっていきました。 見方を変えれば手抜き教育です。 自主性だの個性だのという言葉を持ち出して放り出しておいて、子供が勉強なるものをするであろうということ期待すること自体、無理といいますかムチャクチャだということに気がついたということでしょう。 そもそも勉強という言葉は強いて勤めるという意味です。 強いることなく勉めるような人間が古今東西を問わず多数派だったことはありません。 好きなことや気に入ったことをセッセとやる人間は幾らでもいました。 その結果がたまたま人間社会にとって都合がよければ偉人天才と呼ばれました。 この手の人間のやることが、本人が生きている間に為政者にとって都合が悪ければ反逆者で、大衆にとって都合が悪ければ奇人変人と呼ばれます。 マルクスもドイツでは相手にされずに放り出されてロシアへ行って当時の反逆者集団すなわちボリシェヴィキとかメンシェヴィキとかいう連中に歓迎されて偉大な思想家として今日まで有難がられています。 薩長の下級武士集団も成功したから勤皇志士です。 失敗していれば幕府に対する謀反人です 成功したから維新で、失敗していれば乱です。 将門の乱、佐賀の乱と同じです。 勝てば官軍です。 こういう現実を無視して、ゆとり教育推進者の連中は、この気に入ったことや好きなことがあることを才能と呼びました。 諸外国は強いて勉めさせ続けました。 同じ試験をやれば当然の結果になります。 当然の結果に慌てているだけです。 今後改善されるかどうかは知りませんが、政府がやるのであれば、制度そのものを変えない限り無理でしょう。 経済界がなんだ、かんだというのであれば、自分達の採用方式、雇用制度を変えなければ無理でしょう 教育関係者がやるのであれば、自分達を再教育するか、総入れ替えをしなければ無理でしょう。 子供は粘土細工ではありません。 自分達の都合でひねくり回しても思うようにはなりません。 蛇足 昭和55年(1980年)というのは高度成長期がバブル経済へ突入する変換期です。 追いつけ追い越せの時代の追い越す相手の後ろ姿が見えなくなり始めた時代です。 戦後の追いつけ追い越せにもっとも都合のよかった、終身雇用制度、年功序列制度が行き詰まりを始めた時代です。 この制度は、企業が常に肥大化する拡大再生産ということが可能な経済情勢下で機能する制度です。 少品種大量生産、それを支える重高長大型生産設備の時代の制度です。 大きいことはいいことだとTVのCMでも煽り立てて全力疾走していた時代の制度です。 生産設備に投入されるべき金が行き場を失い投機に走ったのがバブル時代です。 金が金を生む時代です。人間なぞ糞の役にもたちません。 農業なぞ止めてみんな株や土地に投資しろ、と経済評論家が言って喝采を浴びていた時代がバブル時代です。 地味で結果の見えにくい教育界へ積極的にいく人間なぞいなかった時代です。 でもしか先生(会社に入れないから教師でもやるか、教師をやるしかない先生)が大量に発生した時代です。 今も健在です。 終身雇用制度、年功序列制度というのは戦後に確立された制度ですのでお間違いのないように願います。 江戸時代の武家階級の制度を持ち出して来て古来からあった制度だという人がいますが、武家は今で言えば国家公務員です。 自由競争を展開していた町人にはそんなものはありませんでした。 あくまでも能力主義です。 能無しの放蕩息子には小遣いをやって稼業は才能がある若者を養子にして稼業を継がせていました。 あのバカに百両やれば半年一年大人しくしているが、家業をやらせれば一晩で百両や二百両は損をする。 それを考えれば安いものだ、という論法です。 うっかりした人間に稼業は渡せません。 じくり育てて、見極めていました。 大学へ入学すればそれでオシマイ、雇って余れば使い捨て、年寄りが増えれば定年延長、これではどうにもなりません。

hhasegawa
質問者

お礼

ありがとうございます。 放任教育が推進され、生徒に自由にさせていたとき 教師は何をやっていたのでしょう? 世の中がバブルに浮かれ、まるで教育のことなど 放り出していても何もかもうまくいくと思い込んでしまったのかもしれませんね。 向かうところ敵なしの様相を呈した日本経済に たいして、誰もが、自らを省みることなく また次世代のために教えるという行為を蔑み だんだんとゆとり世代という知能低下が発生してしまったと思います。 もう少し多くの方が この、バブル期の頃を猛省し、考え方を転換し これ以上の劣化は避けることができれば何よりと思います。

その他の回答 (2)

  • bardfish
  • ベストアンサー率28% (5029/17766)
回答No.2

ゆとり世代が先生をやっていたのでは・・・どうなんでしょうね? 単純な学力向上と言っても、それを推し量るモノサシって学力テストでしょ? テストで良い点撮るための教え方しかしていないとしたらほんとうの意味での学力向上になるんですかね?そして、教える側がゆとり教育しか受けていないんだったら「自分で考える力」を養う教育なんて出来ないでしょ。 そもそも、マニュアルに沿った対応しかできない人間がそういうことできるかと言ったら大いに疑問。 政府の意向を受け、政府の意に沿ったことしか出来ない教育制度では限界が非常に低いと思う。なにしろ、国政を担う人間の素養が年々下がる一方なんですから。

hhasegawa
質問者

お礼

ありがとうございます。 そうですね、テスト偏重主義で単に暗記をして 回答するだけが勉強となると 大人になってもマニュアルに沿った対応しかできなくなる可能性が たかいですね ゆとり世代が教師になっている、という可能性は 非常に危険な気がします

  • catpow
  • ベストアンサー率24% (620/2527)
回答No.1

ゆとり教育は安倍政権になってから「脱ゆとり教育」に流れが変わり、それまで日本の生徒は学力低下が続いていたのですが、しばらくして下げ止まり、その後、学力はアップに向かっているそうです。 幸福の科学は、脱ゆとり教育の流れが出るまえに、ゆとり教育を批判していたので、たぶん、安倍首相もそれを採用したのだと思っています。

hhasegawa
質問者

お礼

変わりつつあるのですね それはよかったです 幸福の科学が提案していたのですね なるほど。

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