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爆発物を凍結すると
爆発物処理の際に凍結させてから・・と報道されますが、凍結すると何がどうなって爆発しない(しにくい)ようになるのですか? 爆発物の構造など全く分からないのですが、納得がいかないんですよね・・。
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こんにちは。 化学反応というものは、温度でスピードが落ちる場合が多いのです。 火薬が爆発する反応もスピードが落ちます。また、当然、発火温度まで局部的にでも温度を上げる幅が広がりその分爆発しにくくなるので多少の衝撃も許容できるようになります。 以上により、着火しにくくなる、着火から爆発までの時間も長くなるという事で、反射的に動けばある程度逃げられるような状態になります。 条件がよければ0.5秒程度、後れさせる事が可能なようです。 反射的な動きというのは、0.2~0.3秒くらいですから、十分実用的ですね。
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- showrin
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爆発物処理の際に凍結させるのは、起爆剤の着火装置のバッテリーを低温でフリーズさせる為です。使用する凍結剤は、液体窒素です。 着火装置が低温で動かなくなっている間に、解体して処理します。
お礼
回答ありがとうございます。ニュースでもこんな風に「起爆剤の着火装置のバッテリーを低温でフリーズさせ、着火装置を動かなくさせるため凍結させてから~」なんて説明があると、いいかも?ってあまり普通興味持ちませんかね?それとも知ってて当たり前でしょうかね?
- adjective
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よく刑事ドラマなどであるのは、 時限装置の目覚まし時計が低温になって止まるというのがよくありますね。 液体窒素の沸点が-195度なのでそれにどこまで近く冷えるかというのもありますが・・・。 耐寒性能の高い電池でも-20度くらいまでで性能が半分以下になるらしいですよ。 なので時計もとまるんかなと思います。
お礼
ありがとうございます。そうそう、私の爆発物のイメージはこれです!時計、止まるんですか!そんな低温は私達普通経験しないですから、わからないですねー。電池は確かにビデオカメラなんか寒い時はすぐ消費?されちゃいますね。なるほど、わかりました。また、何かあったら教えてください。
- vantage
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普通、時限爆弾と呼ばれるものは、バッテリー(多くは乾電池)から電気を供給し、タイマーを動作させ、最終的には雷管に電気を送り込んで起爆させます。 バッテリーを超低温の状態にしますと、バッテリー内部での化学反応が鈍くなり、電圧が低下し、雷管を起爆するだけの電圧を供給できなくなります。これでとりあえず起爆は阻止できるといわれています。 しかし最近は、低温に強いバッテリーもありますので、凍結させる方法が効かない場合もあるようです。
お礼
ありがとうございます!バッテリーですか!やはり化学反応なのですねー!よくある不発弾も同じ処理法なのですかね?あれはバッテリーとかないですよね?
お礼
先入観からだか何だか、私が思っている爆弾は時計に繋がっていて、ドッカーン!となる・・。なので時計凍らせて止まるのかい?なんて思っていたのです!その中に火薬だとか、化学反応する物質があることは飛んじゃっていたんですね。 わずかコンマ数秒でも、とっさの時には大変有効な時間を確保できるのですね。分かりやすく教えていただきありがとうございます!