• ベストアンサー

「よかったら」と「よければ」

「よかったら」と「よければ」  簡単な文ですが、それこそ説明しにくいと思います。  例えば、  「明日、天気が()、ピクニックに行こう。」  このブランクに何を入れば、一番相応しいでしょうか。文は短いし、文法もないですが、説明できなかったです。  また、  「山田先生は背が高くて、ひげがはえている方です。」  不自然と思いますが、どう直せばいいでしょうか。  できるだけ詳しく説明してください。  よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.4

我々ネイティブは、何気なしに日本語を使っているわけですが、なぜその表現を選択するのか、という「本質的理由」については(私も含め)案外わからないことが多いものです。 その意味で、自信はありませんが、あくまで個人的感覚として回答してみます。 1. (ア)「明日、天気が(よかったら)、ピクニックに行こう。」 (イ)「明日、天気が(よければ)、ピクニックに行こう。」 は似てはいますが、微妙な違いがあります。 アの場合、 「天気がよい」ということを、純粋に(単純に)仮定しています。 「もし天気がよいという条件さえ整ったら、明日、ピクニックに行こう」というニュアンス。 「条件先行型仮定法」と名づけることもできそうです。 「天気がよかったら」という条件が主で、「ピクニックに行こう」という提案は従です。 イの場合は、 「ピクニックに行くという目的のためには、明日、天気がよいことが条件になる」 といったようなニュアンス。 「論理先行型仮定法」と名づけてもいいかもしれません。 銀行の場所を尋ねる人に向かって、 「その角を曲がったら銀行が見えます」 とは、おそらく言わないはずです。 「銀行を見つけるという目的のためには、その角を曲がることが条件になる」 というような意味で、 「その角を曲がれば銀行が見えます」 と大半の人は(論理的に)表現することでしょう。 2.  「山田先生は背が高くて、ひげがはえている方です。」 この表現を不自然と思う感性は素晴らしいですね。 不自然な理由は、「(ひげが)はえている」という表現です。 「はえている」は自動詞なので、まるで苔でも【自然にはえているかのような印象】を与えてしまいます。 ひげが生えているのは本人の意志によるものだ、というニュアンスを表すため他動詞にして、 「山田先生は背が高くて、ひげをはやしている方です」 とすると、自然に聞こえるでしょう。    

vanilla-xiah
質問者

お礼

何度も読みました。hakobuluさんの回答、詳しいし、分かりやすいです。読んだあと、二つの言葉のニュアンスを感じました。微妙ですね。試験にそんな問題にあったら、シマッタという感じがします。本当にありがとうございました。

その他の回答 (5)

  • bacaisao
  • ベストアンサー率48% (37/76)
回答No.6

A.「明日、天気がよかったら、ピクニックに行こう。」 B.「明日、天気がよければ、ピクニックに行こう。」 上の文の聞き手が若いお嬢さんであるとしたら、話し手は(イ)謹厳な中年のお父さん、(ロ)ボーイフレンドのどちらでしょうか。 答は A=(ロ) B=(イ) 理由 (1)「たら」は口語的な感じ、「ば」は文章語的な感じの語です。「ば」は謹厳なお父さんの方が似合うでしょう。 (2)「たら」は、後の文が大事な場合に使い、「ば」は前の文が大事な場合に使うことが多いです。 つまり、Aは「ピクニックに行こう」に重点があり、Bは「天気の具合」に重点があると言えます。 以上から、どちらの文も日本語として間違いではありませんが、会話文の雰囲気としては、Aの方がよいと思います。 郵便局への道順を尋ねた人への答え方には A「その角を曲がったら、郵便局が見えます。」 B「その角を曲がれば、郵便局が見えます。」 A,Bどちらの言い方もあります。これは前の文、後の文のどちらに重点を置いているかの差です。 「たら」と「ば」で大事なことは、後の文が意志文(文章としては大事)ですと、「ば」が使えないことがあります。 「その角を曲がったら、右へ行ってください」・・・O 「その角を曲がれば、右へ行ってください」・・・(通じなくはないですが変です) (前の文が状態を表すのであれば、意志文でも大丈夫です。冒頭の二つの文の通りです)   「山田先生は背が高くて、ひげがはえている方です。」 別に間違い文ではありませんが、無精ひげを生やしているように聞こえます。 「(立派な)お髭の方」とでもすれば、失礼にはならないと思います。 以上ですが、問題の日本文には間違いはありません。 しかし、会話は雰囲気が大事ですから、細かいところで差をつけてみました。

回答No.5

「明日、天気がよかったら、ピクニックに行こう。」 「明日天気がよければ、ピクニックに行こう。」 これは単純にリズムの問題。「よければ」よりも「よかったら」の方がくだけてて子供らしい感じはするけど、どっちでもいい。 「山田先生は背が高くて、ひげがはえている方です。」 これは「背が高くて」、「ひげが生えている」と、「が」が2回連続しているのが少し不自然。少しだけね。話し言葉では普通の人は気づかない。 「山田先生は背が高くて、ひげの生えている方です。」とするとより良い。

  • cxe28284
  • ベストアンサー率21% (932/4336)
回答No.3

「よかったら」も「よければ」も仮定の条件(IF)の文に使われます。どちらも普通に使われ 不自然ではないと思います。 「山田先生はどの方ですか」   「山田先生は背が高くて、ひげが生えている方です。」 「どの方が山田先生ですか。」 「背が高くて、ひげが生えている方が山田先生です。」 言い回しが違うだけで、どちらも不自然ではありません。 どちらも名詞修飾文です。

vanilla-xiah
質問者

お礼

実は、以上二つの文はどちらでも試験にでてきた質問ですから、選択をしなければなりません。

noname#198951
noname#198951
回答No.2

どちらも不自然ではありません。 山田先生が… という文章も不自然な所はありませんが。

vanilla-xiah
質問者

補足

でも、この文が試験に出てきたので、正しい文に直しなさいって要求されましたよ。

  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.1

こんにちは。 1.「明日、天気が()、ピクニックに行こう。」 「よかったら」と「よければ」のどちらでもよいです。 どちらも日本人が使う表現です。 しかし、どちらかといえば、「よかったら」の方が自然です。 「天気がよかったら」という言い方には、「天気がよいことを当日に確認してから」という意味があるからです。 2.「山田先生は背が高くて、ひげがはえている方です。」 まったく自然です。普通の日本語の文です。 同様の例を作文してみました。 「韓国は日本から近くて、工業が栄えている国です。」 「***高校は入学試験の競争率が高くて、スポーツ部も強い進学校です。」

vanilla-xiah
質問者

補足

文に直しなさいって要求されましたよ。どうすればいいでしょうか。