- ベストアンサー
処刑の場所によく浜辺を選ばれているのはなぜ?
処刑の場所によく浜辺を選ばれているのはなぜだと思いますか?(もちろん違う場合もたくさんありますけど) ヘンな質問で恐縮なんですが、映画の脚本を書いていて少し調査中なんです。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
加賀藩を中心に近世資料を調べています。 実際に浜辺が使われたかどうかはよく分かりませんが、 処刑場所の選定は、 1、受刑者の郷里または犯行現場に近く、縁者が見に来やすいこと。 2、多くの人が見物(言葉は悪いのですが)できること 3、警備しやすいこと。 以上の条件を出して受刑者の出身地または犯行現場を管轄する大庄屋、加賀藩では十村(とむら)といいますが・・・に場所の案を提出させています。 郷里に近いところとしたのは、決して温情などではなく、単に親類・縁者などへのみせしめのためです。 牢内で殺害したほうが簡単ですが、みせしめのために手間と経費をかけてわざわざ行列をして、沿道の人々の目にも焼き付けさせたのです。 当然、処刑場所も大勢の人が集まれることが最も重要でした。この点、浜辺は適しているといえます。 また、一方が海で警備がしやすいことも理由の一つかもしれません。背面からは処刑のようすがよく見えないので、3方から見ることができれば十分だったのです。
その他の回答 (2)
- totan
- ベストアンサー率27% (32/118)
2番の回答者です。 一般に処刑後は遺骸をその場に晒し、通行人へのみせしめとします。 そのため、街道に近いことも一つの条件でした。 余談ですが、死罪には切腹、磔、打ち首、生き胴などがあります。リアリティを追求するなら、その人が犯した罪にふさわしい処刑法としてください。 また、その人に例え幼少でも男子があれば、これも一般的に死罪です。実際には死罪とすべきところ、特別に許されることが多いようですが、少なくとも父が捕らえられた後、自由に町なかを歩き回るような脚本にはしないほうがいいでしょう。
- puku02
- ベストアンサー率27% (13/48)
自信は有りませんが、 ・警備人員の軽減(救出者等からの・・・) ・処刑後の清掃の軽減 ・処刑後に海に遺体の破棄 ・死ぬときぐらい景色のいいところで などではないでしょうか。
お礼
御回答有難うございます。なるほど。 「死ぬときぐらい景色のいいところで 」というのは面白いですね(笑)。 大変参考になりました!
お礼
緻密な御回答大変有難うございます。 大変参考になりましたっ。 ただ、私の説明足らずでとても申し訳ないのですが、舞台が外国なんです。 70年代の南米かアフリカか。 以前、浜辺で目隠しをされて木くくりつけられて処刑されているピューリッツァーを受賞した写真を見た事がそもそもの発端なのです。 もしこの辺りの事情を御存じでしたら教えていただけませんでしようか?