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動力のヒートポンプ給湯器について
- 家庭用三相200V動力契約のヒートポンプ給湯器が無いのは、余剰深夜電力を使わせるための策略でしょうか?
- もし、ヒートポンプ式の給湯器にも三相200V動力契約で動くタイプがあれば、オール電化のエコキュートみたいにわざわざ気温が低い深夜から明け方にお湯を沸かさないで気温の高い昼間に沸かせば効率もより良くなると思うのですが、実際に三相200V動力契約のいわゆるエコキュートが存在していないのは、余剰深夜電力を使わせて、昼間の電気料金を高く取るためなのでしょうか?
- 最近、戸建を新築しました。空調は三相200V動力契約のエアコンを導入し、安い電気料金で快適に暮らせています
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エコキュートは安い電気料金時間帯(夜間時:23時~8時)の電気により光熱費を抑える事が出来ます。 電気料金の計算をしてみます。 (某電力会社、契約:2kW、使用量:1,000kWHを10月の夜間時間帯に使用したと仮定します。) ・低圧電力(三相200V)の場合は 基本料金:2kW×1,060.50×0.95=2,014.95(円) 電力量料金:1,000kWH×12.94=12,940.00(円) 計14,954(円) ・季節別時間帯別電灯II(単相三線式200-100V)の場合は 基本料金:10kVA以下の場合は1,155円となりますが、比較する低圧電力契約に於いても電灯契約があると思いますので除外できる可能性があります。 電力量料金:1,000kWH×9.62=9620.00(円) 計10,775(円) ※ この契約は総合電化の場合は合計金額から10%の割引(最大3,000円)を設けて、8時~10時、17時~23時のファミリータイム時間帯の単価を安くしています。 このように深夜時間帯に発生する余剰電力を使って貰うために電力会社は電気料金を安く設定しています。温泉旅館などにもヒートポンプ給湯機が普及してきてますが他の熱源と比較しても経費上有利です。 一般家庭において昼間帯の追い炊きをしないなどの条件を考えると季節別時間帯別電灯契約が最も有利です。 高圧電力、低圧電力の各契約種別を検討しても夜間に電気を使用する条件に於いては一般家庭の季節別時間帯別電灯契約が最も有利です。よって機器製造メーカーも売れる製品を作っているのが現状です。 一般的な三相200V動力空調をガンガン使う場合は低圧電力が有利となります。(理想的) 空調と異なり一般家庭の給湯は必要エネルギー量が少ないのでタンクに熱エネルギーを貯めた量で確保出来ますが、空調の場合は巨大なタンクにお湯、氷に変換したエネルギーを貯める必要がありますが現実的でありません。ランニングコストが有利となるため高圧受電施設などでは導入している事例がありますが一般家庭では難しく、三相200V動力空調が理想と思います。
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消費者としては、電力会社の昼間ピークカットに協力した方が、最終的には得になるのでは? 深夜電力が安いのは、ご存じのとおり昼夜で電力消費量は大きく偏っていて、特に深夜は明らかに余剰であるからです。発電所は昼間のピークをまかなえる容量が必要ですし、発電余力もそんなにないので、あまり昼間の負荷が増えると発電所を増設しなければならなくなります。これには大変なお金がかかり、それは最終的に電気料金に転嫁されるため、消費者の損となります。原発の新規建設は言うまでもなく困難、火力はCO2の問題があり、水力もダム建設はご存じのありさま…八方ふさがりですね。なので深夜電力で稼働させても問題ない負荷は、どんどんそうした方が電力会社としてはうれしいでしょう。それがエコロジーなのかエコノミーかについては触れません。 今の技術では、発電所級の電力量をそっくり貯蔵でき、信頼性と経済性で許容できる電池やキャパシタはありません(現状は揚水式水力発電しかそれに代わるものがない)。これが実現すれば、昼間ピークの問題はかなり解決できると思いますが。マンション一棟分をまかなえるくらいの電池なりキャパシタが実現すれば、革命的なんですけどねえ。
お礼
ご回答ありがとうございます やはり、実用的な設備とコストで深夜電力エネルギーを熱エネルギーとして蓄える機器のシステムと、電気契約の制度は大切なんですね
- ooi_ocha
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よく分かりませんが、単相三線で十分まかなえる量のお湯が得られる からじゃないですか?また、動力契約は基本料が高いし、全負荷のkWで 契約電力量を決めるようです。従って、稼働率が低い機器があると、 トータルでは家庭用としてペイするのでしょうか?エアコンを使わない 時期にも基本料は徴収されますから、年間トータルでどうかと言うこと も考慮する必要があると思います。下記のような質問もありましたよ。 参考までにご覧ください。 http://okwave.jp/qa/q6133222.html
- stardelta
- ベストアンサー率25% (293/1135)
表現は?ですが、質問者のおっしゃる通りだと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます やはりそうなのかもしれませんね 広い視野で見れば、深夜電力を使わせる策略も重要なのかもしれませんが
お礼
非常に詳しい解説ありがとうございます 平均的な一般家庭だと、電気代も節約できて余剰深夜電力も積極的に消費して社会に貢献できるということですね 自宅兼事務所でほぼ毎日在宅し、通常よりは割高となる10時~17時の電気使用量が多い私には現行のシステムで試算したところ不向きでした 給湯も1kVAの動力で気温の高い昼間に沸かせば個人レベルでは電気代が得になるかな?と考えた次第です