スパークリングワインの甘口辛口は、1リットル当たりの糖分の量で表現されます。
☆フランスのワイン法では、シャンパン(シャンパーニュ地方のワイン)、ヴァン・ムスー Vin Mousseux(シャンパーニュ地方以外のスパーリングワインで、シャンパンと同じ製法のワイン)は次のようになります。
*0~15g ブリュット(Brut)
*12~20g エクストラ・セック(Extra Sec)
*17~35g セック(Sec)
*33~50g ドゥミ・セック(Demi Sec)
*50g~ ドゥー(Doux)
ブリュットが辛口で、ドゥーに行くほど甘さが増します。
また、ブリュットで特に辛口のものは、エクストラ・ブリュット、ウルトラ・ブリュットと表現されることもあります。
☆イタリアのワイン法では次のようになります。
*0g パス・ドセ(Pas Dose)「門出のリキュール」(注)をしません
*0~6g エクストラ・ブリュット(Extra Brut)
*6~15g ブリュット(Brut)
*12~20g エクストラ・ドライ(Extra Dry)
*17~35g セッコ(Secco)
*35~50g セミ・セッコ(Semi Secco)
*50g~ ドルチェ(Dolce)
パス・ドセからドルチェに行くほど甘さが増します。
(注)シャンパンを作る過程で、最後に瓶内の澱を除くために、ワインに砂糖を混合したリキュール・デクスぺディション(門出のリキュール)と呼ばれるものを加えます。
このリキュール・デクスぺディションに砂糖を加える量で、シャンパンの甘さが調整出来ます。
☆スペインのワイン法では次の通りになります。
*0~3g ブリュット・ナトゥーレ「門出のリキュール」をしません。
*0~6g エクストラ・ブリュット
*6~15g ブリュット
*12~20g エクストラ・ドライ/エクストラ・セッコ
*17~35g ドライ/セッコ
*35~50g セミ・ドライ/セッコ
*50g~ スイート
ブリュット・ナトゥーレからスイートに行くほど甘さが増します。
各国の法律で決められてるので、大体このランクを知っていれば、ワインを選ぶ基準になると思います。
ご質問のワインですと、どこの国のワインかわかりませんが、エクストラ・ブリュットが一番辛いと思います。
お礼
詳しくありがとうございます。 知りたい通りのお答えです! 泡ワインが好きで、「好きなら少しは詳しくなりたい!!」との思いから、まずは色々と飲んでみようと考え、選び方の方法として、知りたかったので国はこだわってません♪ ありがとうございました。