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子どもの世界には、特有のいろいろな(広義の)文化があります。行動様式や
子どもの世界には、特有のいろいろな(広義の)文化があります。行動様式や、流行や、しきたり等です。それは、小グループ内のこともあれば、学級・学年・世代全体のこともあります。 さて、それらの文化が、子どもの心身に与える影響(他の子どもとは違った特徴をもたせるに至る影響)には、どんなものがあるでしょうか。 なるべく多く、サンプルを集めたいのです。思いつくことを一つでも二つでも教えてください。よろしくお願いします。
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子どもとかかわる仕事をしています。年齢は2歳位から12歳位です。 2歳児~3歳児は「模倣」でしょうか。 この頃は4月生まれから3月生まれまで、かなり差があります。 先に生れた子や、上に兄、姉がいる子がけん引役となり、 上手に出来る子や、早く行動する子の「模倣」がそのグループの流行?になるようです。 例えば誰かが象をピンクで塗り始めれば、周りもこぞってまねをします。 その一方で、断固として自分を曲げない子もいます。例えば絶対に青しか使わない子。 幼稚園の年少~年中、年長と上がるにつれ、多様性がでてきます。 それに伴い同じ遊びを好む子、近い価値観を持つ子で、グループが分かれてきます。 その中には強いものに自ら従う、または引きずられて仲間に加わっている子もいます。 仲良しのお友達の独占、仲間はずれというものも出てきて、トラブルも増えてきます。 小学校低学年はほぼ小グループに分かれます。 親同士が仲が良い、家が近所、同じクラスなどがきっかけとなることが多いようです。 まだ男女一緒に遊ぶことも多いです。 中学年位からは中が悪いわけではないのですが、男女で別れてきます。 またごく少数の仲良しで固まり、その他を排除し始めます。 高学年になると、少なくとも表向きは男子は女子を、女子は男子を嫌がるような言動が出てきます。 大勢で一人を標的にすることもあります。 男子はゲーム。カードの交換も相変わらずですが、ゲーム状の交換も盛んです。 そこでも力関係の差で、強引な取引が行われることもあり、トラブルも起きています。 女の子は好みが「可愛い」から、「かっこいい」に代わってきます。 Love & Peace , Rock のようなロゴや、ピースマーク(にこちゃんではない方)や レゲエっぽい色使いが人気です。服装は女子高校生をそのまま小さくした感じ。 まあ、ママたちがギャルファッション、パパは茶髪にキャップに顎ひげですし。 色々な面で、主導権は完全に女子が握っています。 いずれにしろ気の弱い子は少々つらい事もあるかも知れませんね。
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- born1960
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No1です。 小学校でこういった「縦社会」を経験せず、中学高校でも部活などで先輩後輩の関係をしらないまま、実社会に出れば、やはり苦労すると思います。人に命令されたことがないからですね。もちろん他人に気配りも出来ないかもしれません。
お礼
ありがとうございました。
- born1960
- ベストアンサー率27% (1223/4397)
何も子供に限ったことではありません。 大人でもまったく同じですよね? 同じ会社内の同じ部内(課内)にしか通用しないルールがあります。 同じ会社内でしか通用しないルールがあります。 同じ町会内、同じ市内、同じ都道府県内・・・ ようするに今の大人の人間関係の縮図が子供達の社会なわけで、それはもちろん今に始まったわけではなく、何十年何百年と連綿と続いていることです。 なんて総論はいいとして・・・ 今の子供たちは、もちろんその地域にも寄りますが、学年の差で尊敬したりかばってあげたりしないみたいです。これはもちろん今に始まったわけではなく、一人っ子も多い時代ですし、家庭内での兄弟げんかすら経験していない子がたくさんいます。私がとても気になるのは、年長者に対してでもタメグチなんですね。少なくとも30年40年くらい昔の子どもだったら、年長者には必ず男子なら「君」はつけていました。腕力で勝ち負けって話ではなく、1学年でも上なら尊敬したものです。 それはお互いの呼称によく現れてると思います。学校の先生もいけないと思うのですが、今の子ども達は苗字で呼び合いません。名前で呼び合います。これは少なくとも昭和にはなかったことだと思います。
お礼
ありがとうございます。 たしかに、ファーストネームで呼び合うのが 現代の子ども世代全体の「文化」になっていますね。 それが、現実に与える影響などを教えていただければ ありがたく思います。 例:女子は細いのが美しいという文化 → 小食化・脚の細い子の増大、など。
お礼
ありがとうございました。