このところの円高は何が原因なのでしょうか？

質問

このところの円高は何が原因なのでしょうか？
資源国通貨の豪ドルまでも円にたいして下げており、
借金大国の通貨が買われる理由がいまいち理解できないでおります。
勉強のあしがかりでも結構です。教えていただきたいのですが。

回答No.2

NEWINN · ベストアンサー

ひとつは金利差の縮小ですね。
米連邦準備理事会（ＦＲＢ）による事実上の追加緩和を受けて円買い・ドル売りが進みました。

＞借金大国の通貨が買われる理由がいまいち理解できないでおります。
本当に日本の借金が問題になる時は日本円が高金利通貨へと変貌を遂げて円安が進行します。
これから長期的な為替相場を見る時は金利水準をみれば大雑把な事が分かります。
長期の為替レートの場合は高金利国の通貨は金利が高い分は低金利国の通貨に対して為替レートが下落します（理由は外国為替は効率的だから）。
現時点では日本国債が買われて長期金利が低下していますが、本当に日本円が危ない時は日本国債の利回りが上昇し、円金利水準が大きく上昇する筈です。
みんなが日本国債は外国に比べて高金利だね！っていうようになったら日本円は長期トレンドで下落するとみて良いでしょう。
これは知っておいてください。
「高金利通貨は長期的に低金利通貨に対して為替レートが下落する」
実際に資源国であっても南アフリカランドのように長期トレンドではっきりち下落しています、ここも日本に比べて金利が高いのです。

ただし、これには例外もあります。
例えば関東大震災です、日本が低金利国であっても関東大震災がおきて大きく円安が進む事もあります。
仮に、北朝鮮が核ミサイルを首都東京に大量に落として関東地方を完全に壊滅させる事をすれば当然、円安が起きます。
関東が完全に壊滅するような事が起きた場合は上記のような事（金利差要因による為替変動）にはならないでしょう。

ですから、最終的には自己責任で判断してください。

お礼

ありがとうございます。

高金利だと利息をあてに買われるが、なにかあるとリスク回避、リスク回避といって
低金利でもみんなが安心できると思い込んだ通貨が買われるようになる
と自己流に理解しておりました（みんなが買うから金利が下がる？・・・）

そこへ詳しい説明をいただき本当に感謝しております。
今後はまともな情報をさがして目を通すように努力してみます。
ありがとうございました。

回答No.3

4490180

欧米の経済状態に比べれば、日本の経済はまだ安定しています。

　ユーロ圏の失業率が１０％ほど、米国の失業率が９.５％ほどに対し日本の失業率は５％ほどです。

　外国為替証拠金取引（ＦＸ）において、豪ドルは2008年７月21日に104.43円台という高値を記録していたのに、３ヵ月後の10月20日には55円を割り込むほどの安値を記録しました。対円で半分程度になってしまたのです。この年の９月15日にリーマン・ブラザーズの破綻がありました。

　米国でサブプライムローン問題が表面化した2007年の夏の前は、ＦＸでは世界的に金利の安い日本円を売り、金利の高い豪ドルやニュージーランドドルなどを買う「円キャリートレード」が流行していました。サブプライムローン問題によりＵＳドルが急落し、さらに英国や欧州の金融機関もサブプライムローンを扱っていたことが判るとユーロやポンドも円に対し急落し、オセアニア通貨も巻き添えになり乱高下しました。そしてリーマンショックにより円が急騰するとオセアニア通貨もストップロスの連鎖ともいえる急落となったのです。

　現在では豪ドルは「リスク通貨」と呼ばれ米国の株価が下がると日本円が買われ豪ドルが売られるというのがトレンドになってしまいました。

　８月は季節的に円高になりやすいとも言われています。（理由はよく知りませんが欧米のサマーバケーションが関係しているようです。）

お礼

ありがとうございます。
失業率の差は以前からあると思っていましたので、
急激な円高要因とは思っていませんでした。
いろいろな要因と考えられそうな要素を思い起こしてみるようにすべきでしょうが、ついめんどうで・・・考えが短絡的にならないように心がけます。
ありがとうございました。

回答No.1

TarChang

こんにちは。

私見です。
１）他の投資先に良い気配が無い。
　　ユーロＸ、ドル△。
２）円に投資。
３）利食いで逃げ。
これが図式ですが、１の状態が長引いているので
３－２－３と繰り返されて、揺り戻しの少ない円の
高止まりになっているんだと思います。
中国元に動きが有れば円は下落するでしょうね。

お礼

相対的に見て円のほうがまだましということで買われているのでしょうかね。
ちょっと何かあればすぐ売り逃げするということでもあるわけですか・・・
ありがとうございました。