• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:欧米ではパソコンは何年くらいで買い換えているのでしょうか?ついでですが)

欧米のパソコンと自動車の買い替え周期と日本との比較

このQ&Aのポイント
  • 欧米ではパソコンの買い替え周期はどのくらいなのでしょうか?また、自動車の買い替え周期についても知りたいです。
  • 日本のネットではパソコンの買い替え周期は約5年程度と言われています。一方、自動車の買い替えは数年が一般的です。
  • 日本人の国民性やマイクロソフト社の戦略などが影響していると考えられますが、海外では自動車を20万kmや30万km走らせるのが普通のようです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • bayu-bayu
  • ベストアンサー率81% (86/105)
回答No.4

こんにちは。 海外で国際協力業に従事している者です。 ご質問のパソコンや自動車の耐用年数(買い替え時期)についてですが、日本の場合は「減価償却」という考え方が大きく影響しています。 日本では、メーカーによって製造され、消費者が購入した商品のうち、「固定資産」と呼ばれるものが減価償却の対象になります。 減価償却が何か、というと、簡単にいえば「使った年数に応じて商品の価値を下げていき、その目減りした金額を毎年経費として計上する」ということです。 企業の場合は、企業法や耐用年数省令という国の定めによって、どういうものが何年で価値を失うかが決められており、パソコンの場合はおよそ5年、自動車の場合はおよそ6年で価値がゼロになることになっています。 これは会計上の決まりでしかないため、大切に使えばその分長持ちするのは当然です(実際の商品の性能や機能とは必ずしも一致していない)。 しかし、減価償却が長い時間に渡って行われる場合、企業にとっては経費を長い年月に分割して計上できるため商品価値の目減りスピードが遅く、実際には壊れたり故障したりした商品でも、資産としてより長く会社の会計に入れることができるようになってしまいます。 以前は、このように価値実態のないものので会社の資産や会計に組み込んでいたため、企業の資産・経営実態が見えにくいという事情があり、また入手する商品の入れ替わりスピートも速くなったため、近年は減価償却を早めに終わらせるように国が定めています。 話が逸れてしまったようですが、実は逸れていません。 減価償却という考えに基づいてパソコンや自動車の価値がゼロに近づいていくと、持ち主は減価償却完了後に商品を持ち続けていても、資産として認められないことになります。 そうすると、新たに商品を買い、資産としたくなります。 こうした「早期消費」の考えに基づいて、近年の社会は「大量生産・大量消費」という考えが企業のみならず一般社会にも浸透してきました。 すると、商品は頑丈に高い耐久性を持って製造する必要がなくなり、代わりにコストを削って安価な商品が大量に出回るようになりました。 つまり、「減価償却」という考えに基づいて、商品そのものの耐久年数も短くなっている(最低限の耐久性 しか持ち合わせていない商品が作られている)のです。 例えば、パソコンは5年で償却されるので、大体5年が寿命となるように製造され、自動車も6年までは耐用できるように設計されています。 今や、街を走る電車でさえ、15年で交換することを前提に製造されています。 自動車の場合は、6年を過ぎるとメーカーの下取り価格がほとんどゼロになるため、少しでも価値のあるうちに売却・買い替えをしたいと思う人が増え、早めの買い替えを促しています。 もちろん、商品は使い手によって耐久度が異なりますので、一概には言えませんが、設計・製造の段階でパソコンなら5年、自動車なら6年で寿命がきてもおかしくないように想定されているので、それ以上の年月使用していて故障や不具合が出た場合、それはまさに「寿命」なのです。 日本人は新しいものが好きだと思われがちですが(現在は実際にそうですが)、実は新しいものを買わざるを得ないような社会システムの中で翻弄されているだけなのです。 実際には、日本で耐久年数を超えたと言われる中古商品が、途上国に多数輸出されて現地で修理・補修されて活躍していますので、実際にはまだまだ使えるものばかりです。 しかし、今の日本では、修理をしたりする方が高くつく場合も多く、買い替えてしまう人が多いですね。 日本人は新しいものが好きなだけでなく、新しいものが素早く循環するように仕組まれている社会システムと、新しいものを替える経済力があるため、物のもちが悪くなっています。 一方で、欧米や途上国では、日本よりは物を長く使おう、多少の故障なら構わず使い続けよう、使えるものは無理やり修理してでも浸かってやる、という考えがより根強くあるため、長い間に渡って使用される商品が多いです。 昔は日本は修理の文化でしたが、「新し物好き」という考えが社会が固められてしまった今では、誰もが新しいものがすべてで最高、という考えを当然にします。 これは、日本人の気質ではなく、経済や社会の制度の問題なのです。 なお、パソコンはやはり5年が寿命の基準です。 駆動部(モーターによって回転する内部機器)の摩耗やさびによって、ハードディスクなどはいつか必ず故障します。金属製品ですから、やはり5年程度が寿命と考えるのが妥当です(もちろうその部分だけを交換したら使い続けられます)。 自動車は、耐用年数基準が6年ですが、大体走行距離18万Kmくらいまでは、日常の小修理で使い続けることができます。 ご参考までに。

rsemq819nl
質問者

補足

詳しい説明ありがとうございます。bayu-bayuさんの書かれている減価償却の考え方は、日本だけではなく、欧米先進国にも共通するものなんでしょうか? 車に関しては、私が今まで見聞した限りでは、日本に比べて欧米ではかなり長く乗るのが一般的なようです。欧米のメーカーも車の耐用年数を6年としているなら、なぜ一般の欧米消費者がそのポリシーに乗らずに、頑固に10年以上も乗るのでしょうか?欧米の自動車メーカーも耐用年数を6年としているかどうか知りたいです。 町の鉄工所でモノを作って来ましたが、私の気持ちは、直ぐ壊れるようなものを作るのが嫌いで、出来るだけ丈夫なものをと手抜きせず作って来ました。欧米人の大半は私と同じ気持ちを持っているように感じます。特にドイツ人なんか。その気持ちがモノを製造する時に影響を与えるはずだと思いますが、経済体制がそうなっていないと、その気持ちを甘んじて押しつぶすのでしょうか? 実は、経済は苦手で余り勉強して来ませんでした。哲学とか心理学とか人類学とかに興味があって、ヘボ勉強して来ましたが、その結論として、民族の性格がその民族の文化を決定するということです。 行動様式は勿論、政治、経済、言語、全てを民族の性格が決定します。同じカトリックでもスペインと日本では相当違うように、同じ資本主義でも日本と欧米では相当違う。だから、新しいもの好きという日本人の性格が経済体制も日本人好みのものを作り上げると思っています。 この点は別に議論するつもりで投稿したわけじゃないのですが、貴方が「性格は関係ない」とはっきり否定されるので、敢えて私の主張を書きました。

すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (3)

  • BearCave
  • ベストアンサー率20% (189/909)
回答No.3

オーストラリア在住ですが、ここでもパソコンは4~5年で買い替えているようです。新しい物好きというよりは、パソコン関連の技術進歩が早すぎて、数年経つと最新の部品やソフトが使えないから不便になって買い換える、というパターンが主ではないでしょうか。 車は日本よりももっと長く乗ります。10年くらいは全然平気です。

rsemq819nl
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 パソコンは4~5年で、自動車は10年以上、そんな感じですね。

すると、全ての回答が全文表示されます。
noname#222486
noname#222486
回答No.2

〉自動車も日本では数年のようですね。私のように、10万キロ走った中古車を買って更に10万キロ走らせている人はいないようです。外国では20万km、30万km車を走らせるのは普通なんでしょう?   アメリカでは壊れるまで乗りつぶす、日本のようにきれいな車は殆ど走っていません。   どの車も、どかかぶつけた跡があり、いちいち補修などしていません。   スーパーなどで前後に止められて出られないような状況になたとすると、   どんどん押し合って(ぶつけて)隙間を作って出したりしています。    そのためにバンパーがあるという考えのようです。   車は単に足代わり履物でしかありません。                                  

rsemq819nl
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 アメリカもそうですか? ある日本の作家が、パリの中央駅そばに巨大な自動車の解体場があると思ったらしいです。解体を待つポンコツ車が山になっていると見えたとのこと。しかし、実はそうではなく、駐車場だったのでびっくりしたそうです。どの車も、どの車もへこんでいて、まさか今現在使われている車には見えなかったと書いていました。 日本でもタクシーは20万キロ以上走ってる車は珍しくないそうですね。

すると、全ての回答が全文表示されます。
noname#125540
noname#125540
回答No.1

日本でも欧米でも人によると思いますよ。 古いのをずっと使っている人もいれば、3-4年で買い換える人もいます。 使用頻度よります。 他人とのデータやり取りが少ないとかであれば、古いのをずっと使っている人もいますし。メールとインターネットとワープロソフトを使えればいいぐらいの人。 自動車も日本人だからといってしょっちゅう買い替える人ばかりではありません。 これは経費だとか使用頻度だとか好みによります。 ※欧米人の場合の車については分かりません。PCは、しょっちゅう使っている人だと数年で買い換えると言ってました(カナダ人)。 ただ、ヨーロッパと言ってもいわゆる先進国の西欧と、東欧の田舎では違うと思います。 ウクライナかベラルーシにある地方の病院で、古いPCしかないという話を以前に読んだことがあります。

rsemq819nl
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 東欧はやっぱり貧乏なんでしょうね。 途上国でも頻繁にパソコンを買い換える余裕はないと思います。

すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A