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PhD取得後,海外留学(ポスドク)行く勇気ありますか?
留学経験者の方からでも,現在どうするか思案中の方でも,学生を見守るシニアなかたからでも結構です.ご意見ください. PhDを取得後どうするか迷っています.自分の本心は,アメリカなどへポストドクとして留学に行きたいのですが,本当にやっていけるのか不安です.渡航費や生活費,月給などお金の件も心配です.良いボス(?)とめぐり会えるかも心配です. 万が一すべてうまくいったとしても,日本に帰ってきたのち生活の保障があるのかも心配です. みなさんはどんな気持ちで進路を選んでいるのでしょうか.自分は大丈夫という,確固たる信念がある人のみ留学して,この世界に残っていけばいいのでしょうか. フリーにご意見ください,何でも結構です.厳しい指摘もお受けするつもりです.特に知りたいことは, 1)渡航前にやっていける自信はありましたか? 2)渡航費や生活費はどこからでていましたか? 3)戻ってきてからポジションをみつけるのは難しかったですか? です.
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欧米の医学部の研究系をあちこち訪ねました。 数件は年収3万ドル程度の報酬で雇ってくれる条件をいただきましたが、最終的に私は諦めました。その代わり、その大学のセミナーや講義に参加させていただき、研究のお手伝いをして、数年後に帰国しました。 フランスやドイツの研究している大学院の学生は優秀でしたが、アメリカで苦労して帰国した後で本国の教授になっている人が多かったです。また、アメリカは競争が厳しく、成果が出なければ半年で首になることもよくあります。 後輩で、現在もアメリカで活躍している人もいますが、少数です。ほとんどは帰国して、日本で仕事しています。私みたいに独立している人はさらに少数派でしょう。 苦労はお金を払ってもするものだと思います。私も数百万円払いました。しかし、日本では出来ない国際的な研究にも触れることができたし、今の自分を作る基礎になりました。自信がある人はいないのではないでしょうか。 とにかく、自己資金で200万円程度は生活費で持っていった方がいいでしょう。なければ親戚から借りてもいいでしょう。仕事は探すものですが、ポスドクはかなり条件がいいので、利用できれば有効です。ただし、つなぎの1年か2年です。あとは運と実力です。
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10年間夢見てきた留学を今しています。 まだ4カ月たったばかりです。 私の場合、意地を張って飛び出して来た部分が有り、引くに引けない気があります。 1)これは分かりませんが、やるしかないという気持ちでした。不安が大きかったのは確かだと思います。 2)運良く補助金が出ましたが、短期間のみの為、それが切れてからは手持ちの貯金と、ボスに大学からお金を出してくれるように頼んでいるところです。 3)戻ってからの事はまだ考えてません。
お礼
ありがとうございます.アメリカでしょうか? 英語はどのように勉強されたのでしょうか.わたしはTOEICにして500点ぐらい,話したい内容は頭に浮かびますが,どのように英語で表現するのかとか英単語が浮かばないので,片言の身振りまじりになるレベルです.英語の学習が悩みです. 補助金の申請時は,論文がすでにアクセプト以上の状態で,かつ指導教官のコネが採用可否を大きく左右すると聞きました.私の場合,どちらも不安です. 帰国後のことも,周りに聞くかぎり,そんな明るいものではないようです.渡航したはいいが,鳴かず飛ばずで終わる人もいる.それに,日本に帰ってきたのちも,ポジション探しにはひと苦労だと.こんな悪条件のなか,留学を決行できるひとに意見を聞けてうれしいです.自分は,留学したい気持ちはとても強いんですが,自分の研究スキルと帰国後の将来性を考えたら,ちょっと本当に自分にそれができるのか心配なんです. やはり,そのような邪心は捨てて,「とにかく行って,精いっぱいやる」ということが必要なのかもしれませんね.
お礼
ありがとうございます.半年で解雇される可能性もあるとのことで,たいへん恐ろしいです.自分に自信がある人でないとやっていけないのでしょう.わたしはこのあたりがまだ甘いんだと思います. 独立されているとのこと,すごいですね.私も願わくば留学後,自分の研究室を持ちたいと思っています.しかし,その前に本当に留学してポストドクとしてやっていけるのか,自分に問わなければならないですよね. 資金は両親から借りるか出してもらうしかないですよね.普通の大学院博士課程の学生なら,PhD取得後に200万円たまっているはずはないと思います.私は育英会への借金ならたくさんありますが(笑).