- ベストアンサー
主人のがん保険について知りたい
- 主人(24歳)のがん保険について質問です。住宅ローンの団信にがん特約が付いていて、その内容は「がん(悪性新生物)と診断されれば入院の有無に関わらず診断給付金100万円、さらにローン残高が0円になる」というものです。入院特約も付いていて「入院中にローン返済日を迎えた場合、保険によってローンが支払われる。12ヶ月以上その状態が続けばローン残高が0円」になります。
- 一度がん特約を使うと団信の契約も終わってしまうので、終身のがん保険として考えるには不安があります。診断給付金が複数回出る、上皮内がんまで保障されるがん保険に別に加入するほうが良いのでしょうか?でもそうすると無駄な部分も出てきてしまいますよね…
- 団信の内容を活かすためにはどのような保険に入るべきでしょうか。または、保険に入る必要はありませんか?上皮内がんと悪性新生物の違いもいまいち分からないので、どこまで保障を考えれば良いのかも分かりません。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
まず、がん治療とは、どのような治療でしょうか? 多くの方が、「入院をして、手術をする」というイメージを持っていますが、 これは、古いイメージです。 「それだけではない」のです。 入院して手術をするのは、これからはじまる、長期間の治療の 始まりの合図でしかないのです。 外来で抗がん剤の点滴を受けたとき、いくらかかると思いますか? http://www.ncc.go.jp/jp/ncch/division/pharmacy/pdf/HCN.pdf 万単位のお金がかかるのです。 これで、良くなればラッキーです。 怖いのは、良くもならず、悪くもならず、抗がん剤治療を続けなければ ならない場合です。 月に5万円でも、年間60万円、これが5年続けば300万円。 では、5年間もがん治療を続けて、給料を払ってくれる会社に 勤めていますか? それは、ごく一部の優良企業か、公務員ぐらいです。 がん患者の三分の一が失業を経験しています。 http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=2773&ct=%E5%A4%B1%E6%A5%AD つまり、住宅ローンにつける保険は、あくまでも、 住宅ローン用の保険です。 生活や治療費のための保険ではないのです。 ローンがなくなれば、収入がゼロになっても問題ない…… ということはないでしょう。 但し、ローンがなくなれば、それは自分の物になります。 最終手段としては、住居を売って、治療費や生活費にする という方法もあります。 がんとお金の問題については…… http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0224990/top.html を参考にしてください。 保険は、目的が重要です。 違う目的の為に、一つの保険をあちこちに使い回すことはできません。 悪性新生物と上皮内新生物の違いですが…… 「がん細胞があっても、がんとは限らない」 ということを知ってください。 日々、体の中でがん細胞ができています。 つまり、がん細胞のない人はいないと思ってください。 でも、多くの人は、そのできたがん細胞を免疫作用が働いて、 壊してくれます。 もし、その免疫作用が弱くなる、または、免疫作用の能力以上に がん細胞ができてしまったら、がん細胞は増殖を始めます。 それでも、まだ、「悪性新生物=がん」とは言えません。 悪性新生物とは、「浸潤をしており、転移の可能性がある」ことが条件に なっています。 では、上皮内新生物とは何か…… そこにがん細胞の塊はあるけれど、「浸潤もしていない、 転移の可能性もない」状態です。 つまり、さらにがん細胞が増殖して、浸潤すれば、悪性新生物となります。 上皮内新生物は、浸潤も転移もしていないので、その部分を切り取れば、 治療完了です。 放射線も抗がん剤も不要です。 つまり、普通の良性の腫瘍と同じです。 上皮内新生物と悪性新生物を同等に扱う保険が増えていますが、 同等に扱うのは、実は、過剰保障なのです。 それでも、保障は厚い方が良いに決まっています。 でも、上皮内新生物の保障が「ない」のなら、問題かも知れませんが、 金額が低くても、直ちに、問題だとは言えないのです。 ついでに言えば、上皮内新生物の手術は、 ほとんどが日帰り手術で対応できるので、 日帰り手術に対応している医療保険でも、費用的には十分です。 ご参考になれば、幸いです。
その他の回答 (2)
- kirara3970
- ベストアンサー率32% (150/468)
質問者様がおっしゃるとおり、今は歳は対・転移を考えて「がん」の保障を選ぶべきでしょう。 実際に北海道で大腸がんに罹り、再発・転移で末期がんと宣告された方が約6年延命できました。 約500万円の貯蓄が無くなったということですから、実際には500万円以上お金が無くなったと予想されます。 1回目のがんより2回目以後のがんの方が一般的に「生死」に関わります。 「分子標的薬」についてはリンク先を参考にしてください。 一つの対策方法として「がん診断給付金」だけを自由に選ぶ方法があります。 24歳男性の場合、一生同じ保険料 月1699円で「がん診断給付金」が200万円支払われます。 2年という条件が付きますが、再発。転移で再び200万円支払われます。 この場合、合計400万円支払われるということです。 初期がんでも200万円支払われれば、再発・転移を発見する費用に使えます。 「超保険」という保険ですが、10月からは5割りかそれ以上値上がりすると考えてください。
- kggk_1978
- ベストアンサー率51% (54/104)
こんにちは。 ローンの代替え返済、ローン残高0という点をまずは無視してみましょう。 比較対象は2つになると思います。 1. 団信のガン特約 vs. 一般のガン保険 団信の入院特約 vs. 一般の医療保険 2. 団信のガン特約+団信の入院特約 vs. 一般の医療保険(ガン無制限) 比較すると↓のようになると思います。 ・保障内容と保険料は一般の保険の保険の方が良い。 ・団信は特約なので、主契約が終了すれば終わってしまう。 (ガン特約や入院特約が終身ではない) 単純に保険として考えた場合は、一般の保険の方が良いです。 次にローンに関する部分ですが、ご主人のご職業は何でしょうか? 健康保険加入の会社員であれば、入院などの際に1年6ヶ月まで標準報酬日額の2/3が支払われる傷病手当金という制度があります。 その為、下記の部分は傷病手当金を使って、支払うことが出来るのではないでしょうか? "入院中にローン返済日を迎えた場合、保険によってローンが支払われる。" 国民健康保険加入の自営業者であれば、傷病手当金という制度がありませんので、 話が変わってきます。 後は、下記2点ですね。 >12ヶ月以上その状態が続けばローン残高が0円 >がん(悪性新生物)と診断されればローン残高が0円になる 医療保険で最近売れているのは、入院日数が60日、120日程度のものですし、 厚生労働省のデータでも12ヶ月というのはレアケースです。 また最近ではガンになり働けない(死亡を除く)というケースも少ないように思えます。 (すいません、こちらはデータがありませんでした) 上記点から、私としては保険料が安く保障内容も広い、一般の保険をお勧めします。 しかし、最終的にはご自身の生活状況などを考慮してご判断下さい。 住宅ローンなどは非常に大きい問題です。 ここからの意見だけに捉われず、数社の保険会社や代理店、FPに相談することも重要です。 >上皮内がんと悪性新生物の違いもいまいち分からないので、 医者ではないので、正確性に欠けるかもしれませんが。。。 悪性新生物とはいわゆる"ガン"です。一般的な"ガン"をイメージして下さい。 上皮内ガンとは、理論的には転移をしない"ガン"だと思って下さい。 そもそもガン保険は、ガンは転移などにより治療が長期化するという考えから、 ガンに絞って入院日数無制限などの特徴を持たせた保険です。 その為、古いタイプのガン保険では転移しない=治療が長期化しない上皮内ガンを対象外としていました。 しかし、ガンはガンですので、最近は上皮内ガンを含める保険が増えています。
お礼
とても為になるアドバイスありがとうございました。単独でガン保険に加入しました。