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家政婦さんは差別用語?なぜカタカナに直されたのか知りたい
- 差別用語について教えて下さい。
- 家政婦さんは差別用語でないとしたら、なぜわざわざカタカナに直されたのでしょうか。
- ある新聞社の投稿サイトで「家政婦さん」が「ハウスキーパー」と直されていた理由について疑問を持っています。
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>「家政婦さん」は差別用語でしょうか? 差別用語辞典を調べたところ、載っていませんでした ↓ 差別用語ではないと思います。 現実にTVドラマで「家政婦は見た」があり、求人募集で「家政婦さん」とか「お手伝いさん」「ハウスキーパー」の項目が良く登場しており、その職業観やイメージは根付いていると思います。 考えられるのは、その投稿欄の編集責任者や社内規定等で紛らわしい用語とか表現の面で無難な言葉に置き換えているのではと思います。 一般的には、家政婦さんには従前のお手伝いさんと同様に、お掃除・育児・炊事から介護や買い物・ペットの世話の代行まで広範に代行したり補助するが、現在のハウスキーパーの場合は契約時の面談にもよるが、通常は限定された業務(清掃や洗濯等)を一定時間内に請け負う為に、区分しているのでは。 また、差別・被差別の解釈や受け止め方は、あくまでも相手の方の心象や周囲の方の感覚であり、家政婦と言う表現を職種として違うと言う場合と職種的に差別されていると感じる人にとっては困惑・差別とされるケースもあり、投稿窓口の判断や、企業としての規定の中で前後の文章や表現から変換(家政婦→ハウスキーパー)したのではないでしょうか? 「誤字脱字、文字数や表現を責任校正する編集記載方針で運営されているサイト・投書欄も多い→個人的には掲載時は作者に了承を得るなり、注釈で責任編集している旨を記載が必要と思うが・・・」
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- Ganymede
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(1) 言葉のインフレによる切り替え 火事のニュースでよく聞く言い回しについて。 - 国語 - 教えて!goo http://okwave.jp/qa/q4558107.html?order=desc ただし、「家政婦」という言葉はまだ十分に通用していますね。ご質問者も念のためお調べになって確認済みでしょう。それにしても、「差別用語辞典」という歴(れっき)とした辞典はあるのでしょうか。マスコミ大手の自主規制用語集のようなものでしょうか。 とにかく、世間で「家政婦」を「ハウスキーパー」と言い換える動きが広まっているようには思えません。これは、たとえば「支那」という言葉を使う人と、「家政婦」という言葉を使う人を比べてみても分かります。前者は(歴史学者や戦前の人以外は)極右の人しか用いませんが、後者は一般の人も用います。 なぜ、「ある新聞社の投稿サイト」はわざわざ書き換えたのでしょうか。それは……。 (2) 雑魚活用ビジネスモデル それは「雑魚運営」の一人による恣意的な編集かもしれません。一流新聞のサイトの掲示板といいましても、雑務を行っているのは正社員の記者などではないでしょう。請負やアルバイトさんではないでしょうか。 いや、アルバイトさんならまだましですよ。たとえば、巨大掲示板群「2ちゃんねる」はもっとひどいようです。よく知りませんが、ヘビーユーザーが志願するか、運営側に誘われるかして、まず下級の管理従事者になるらしいです。無給か、ほとんど無給でしょう。それでも、「かの有名な2ちゃんねるの運営スタッフの一員になった!」と優越感をくすぐられるのかもしれません。あんなゴミ溜めの。しかも、下級の管理係はあまり権限がなく、上級の管理係になるには、さらに2ちゃんねるに入り浸らなければならないでしょう。廃人への道だと思いますけど。トップは「ひろゆき」という、わけのわからないアンチャンです。 同様の難点は、「ウィキペディア」にも見られると思います。誰でも書いたり削除したりできる百科事典です。ある項目について書き換え・削除の応酬が過熱すると、管理ユーザーが出てきて収拾します。その項目につき、一般ユーザーによる編集を停止して、書き換えを凍結したりします。しかし、その管理ユーザーですが、学識教養の乏しい連中もいるようです。百科事典なんだから、知識がないと管理できないと思うのですが。 NHKの『クローズアップ現代』で、ウィキペディアの管理ユーザーの一人が取材を受けていましたが、専業農家の若者でした。農家だって大学は出ているらしく、農家だからどうとか言うのはそれこそ差別ですが、その人自身が「専門的・学問的な知識はない。受け持ち量が多くて、内容は考えずに形式的な作業で処理することに追われている」という意味の説明をしていました。農家というのは、農繁期は忙しいが農閑期は時間があるそうです。 しかし、ウィキペディアは、なぜ大学などの各界の研究者多数に管理を委嘱しないのでしょうか? 「そういう管理システムではない」、「誰もが参加できて皆で作り上げていく百科事典プロジェクトだ」というのが建前らしいです。しかし、専門家(の卵)が執筆したと思われる良質の記事を、素人がせっせと削除したり改悪したりしている現象は失笑ものです。 また、その番組では取り上げていませんでしたが、ウィキペディアの運営スタッフにも位階構造(ヒエラルキー)があります。前述の農家の若者は、つまり下級スタッフでしょう。ただし、上級スタッフでも取り立てて専門知識はないようです。2ちゃんねると同様、上級は下級より権限が大きいのですが、下級スタッフで収拾が付かなくなって上級管理スタッフが登場してきても、相変わらず「内容は考えずに形式的な作業で処理」している様子が観察されます。 話が長くなりましたが、有象無象(私も含む)が勝手に書き込むような巨大掲示板を管理するのは大変で、その種の管理作業では、低賃金または無給で人がこき使われているようです。ご質問の「ある新聞社の投稿サイト」の管理は、さすがに無給ではないとしても。 むしろ、そんな掲示板が成り立っている(あるいは、儲けはあがってなくても集客にはなっている)ことに、私は感心します。これも一つのビジネスモデル(http://www.blwisdom.com/word/key/100015.html)ということでしょう。それで儲けている起業家もいることには、舌を巻くしかありません。 まあ、書き込む雑魚に管理する雑魚で、私もまた雑魚に過ぎません。それでも、高級魚の群れに遭遇したり、大魚に学ばせてもらったりして、得した気分になることもあります。というわけで結論は「気にしないようにしましょう」です。
お礼
回答ありがとうございます^^ 興味深いお話を色々書いて下さって面白かったです。 差別用語辞典はれっきとしたものかどうかわかりませんが、ネット上のサイトで以前見つけた放送局のものを見ました。 大型サイトの編集部で雇われている人のレベルの話も目から鱗が落ちる話でした。 有名な新聞社が開いているサイトだからといって、優秀な社員さんが編集しているとは限らないのですね。 今回の「家政婦」以外でも、編集で削除される言葉が日により違うのが不思議でした。
- spring135
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差別用語という内容は時間とともに変わります。古来から一貫して差別用語というものはありません。(古い差別用語は使われなくなって結局消滅するのでしょう)。 差別用語への仕分けは思いのほか急速で、ついていけない場合があります。 よくわからないのですが3年前に女性看護士さんに10年前は普通に使っていた「看護婦さん」と呼びかけたところ変な顔をされました。 英語でトイレを意味する言葉が10年周期ぐらいで変わっていくというのも同じ線上にあるのかもしれません。 「老人ボケ」というのは今は差別用語で、「高齢者認知症」とでも言うのでしょう。老人という言葉は「老い」という劣化状態をさすためにいけないということでしょう。高齢ということは60歳以上をそういうと定義して客観性を持たせて正当化しているように思います。「認知症」というのは「認知困難症」とでも言うべきところを困難という判断が入ることを恐れて削除したのでしょう。 「差別用語辞典」なるものは10年後には見出しが大幅に変わっていることでしょう。
お礼
回答ありがとうございます^^ 差別用語って、急速に変わっているものなんですね。 消滅していく言葉がある一方で新しく使われ始める言葉が増えていく・・・何千年かするうちに、日本語はすっかり入れ替わってしまうかもしれませんね。
- Mokuzo100nenn
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差別用語は言われた人が不快に感じるのであれば差別用語であるとみなし、使用を控えたほうが良いのです。 例えば、下男、下女と言われると不愉快なので、格上げして女中にした。 男性はこの時点で失業ですね(笑)。 その後、女中と言われても不愉快なので家政婦に格上げした。 ○○婦というのは慰安婦を連想させるのでしょうか、看護婦は不快だ保健婦や女産婦も不愉快だ、だから家政婦も不愉快だということになったのでしょうかね。 それでハウスメイドと外来語にしていしまえば差別観が不明になるので良いじゃないかなと考えたところ、秋葉原のメイドたちから「一緒にしないでよ!」と反対があったのでしょうか。 話は飛びますが、中国の事を英語でチャイナ、フランス語でシナと呼びます。 昔は日本でもフランスと同じように支那とよんだのですが、これも呼ばれた方が不愉快とのことで、今や日本語かな漢字変換でさえも出てこない程に抹殺されました。 ところが、フランス人は依然としてシナとよびドイツ人もヒーナと読んでいます。 中国人は、日本人から支那と呼ばれるのは不愉快だが、フランス人からシナと呼ばれるのは構わないようです。 近い将来、East China Seaに関しても、日本人だけは東支那海と読んではイケない。日本人は東中国海と呼称改名しなくちゃならない。そんな日がくるのでしょうかね。 女と中国、強い者には敵わないですね。
お礼
回答ありがとうございます^^ 面白かったです。 そうやって、徐々に変わってくるのが差別用語なのですね。 中国の差別的な呼び方は聞いたことがあります。 フランスが言う分には大丈夫なのが不思議です。
- cxe28284
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家政婦さんの婦と云う字が多分引っかかるのでしょう。婦は女偏に帚ほうき掃除をする女 と云ういい方が問題になり、例えば婦人会は女性会、婦人部は女性部といいかえるところもふえました。 家政婦さんは日本語の適当な呼び方が見つからないのではないでしょうか。 家政婦さんも専門職としての国家試験で資格とかあれば家政士とかになるのでしょうかね アメリカでは主婦をhousewifeと云っていたのを、homemakerとよぶようになったりしています。 名前にふさわしい内容も問われると言う事ですね。三食昼寝つきというわけにはいきません。
お礼
回答ありがとうございます^^ 「婦」の字を分解して考えたことがありませんでした。 婦人という言葉もあまり使われなくなったのですか。 日本語で当てはまるものがあるといいのにと思います。 >家政婦さんも専門職としての国家試験で資格とかあれば家政士とかになるのでしょうかね たしかに「士」にしちゃうと国家資格のイメージですね。
差別用語ではありませんが、 家政婦と言えば女性を指すことになります 男女雇用均等法の観点からキーパーと直されたのでしょう (事業主は、労働者の募集及び採用について、その性別にかかわりなく均等な機会を与えなければならない。) ほかに 看護婦-看護師 スチュワーデス-客室乗務員などなど
お礼
回答ありがとうございます^^ 男女均等の観点からですね。 納得です。
- yespanyong
- ベストアンサー率41% (200/478)
放送や出版などで使用を自粛すべき言葉かどうかというのはそれぞれの放送局、出版社、新聞社などの個別の判断になりますので、差別用語辞典に載っていようがなかろうが、その新聞社が差別用語だと判断すれば使用は自粛されることになります。 私も少々行き過ぎの感があるとは思いますが、最近のマスメディアは人権擁護団体などからの訴えを恐れて言葉の規制を強める傾向にありますので致し方ない面はあると思います。 また、最近の一般的な傾向として「看護婦」「スチュワーデス」など性別を特定する職種名は敬遠されるようになってきてますので、「家政婦」も同類と見られたのではないでしょうか。 私見ですがご参考まで。
お礼
回答ありがとうございます^^ 各社の判断で決まるということなのですね。 >私も少々行き過ぎの感があるとは思いますが、最近のマスメディアは人権擁護団体などからの訴えを恐れて言葉の規制を強める傾向にありますので致し方ない面はあると思います。 些細なことで訴えが上がる世の中ですから、行き過ぎる部分も仕方ないのかもしれませんね。
- mappy0213
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皆さんおっしゃってますが 広い意味での差別用語になるのかな? 最近では婦警ではなく女性警官といいますし保母さんではなく保育士 看護婦ではなく看護士ってな感じで言います。 家政婦に限っても女性だけではないのでハウスキーパーという言い方に変えたでしょうね 日本語で強引に書いたら家政士ってかくのかもしれないです。 あくまで差別用語ではなくマスコミが使う言葉として当たり障りのない言い方に変えた って方がしっくりくるかも知れません。 いわゆる差別用語とはちょっと違うとは思います。
お礼
回答ありがとうございます^^ 差別用語とはちょっと違うんですね。 >日本語で強引に書いたら家政士ってかくのかもしれないです。 ハウスキーパーを日本語にしたらどのように書くのかなというのも疑問でした。 ありがとうございます^^
- rojo131
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推測の域を出ませんが、新聞社としては家政“婦”さんというのが引っかかったのではないでしょうか? 差別云々というのではなくて。 保母さんを保育士、看護婦さんを看護師と言い換えるのと同じ原理かと思います。 カタカナ語氾濫もそうですが、呼び名による性別不可視化も目に余るなぁ…というのが私の感想です。
お礼
回答ありがとうございます^^ "婦"の部分ですね。 差別とは違って。 >カタカナ語氾濫もそうですが、呼び名による性別不可視化も目に余るなぁ…というのが私の感想です。 本当ですね。
- kusirosi
- ベストアンサー率32% (2838/8859)
うーん、 それは差別用語でなくて ジェンダー関連の配慮編集の方では? (保母さん・保父さん→保育士 看護婦・看護士→看護師) 昔から男性でもハウスキーパーされている方いますから 女中→お手伝いさん は、もう三十年も前からですが、 家政婦さん→ハウスキーパーとは。。。。 とりあえずメイドさんは、まだ許容範囲のようです\(^^;)
お礼
回答ありがとうございます^^ >ジェンダー関連の配慮編集の方では? なるほど! 昔は「看護婦さん」って一般で使われてましたよね。 それと同じようなことなんですね。
お礼
回答ありがとうございます^^ >考えられるのは、その投稿欄の編集責任者や社内規定等で紛らわしい用語とか表現の面で無難な言葉に置き換えているのではと思います。 無難な言葉というのに納得です。 >「誤字脱字、文字数や表現を責任校正する編集記載方針で運営されているサイト・投書欄も多い→個人的には掲載時は作者に了承を得るなり、注釈で責任編集している旨を記載が必要と思うが・・・」 投稿時の注意事項に記載が 「投稿内容については、一部削除や編集をおこなうことがあります。編集をおこなった場合でも、特に投稿者の承認は得ません。それに同意するなら投稿して」 というような。 でも、読む人にとっては、それが編集されたものなのか原文のままなのかはわからないですから、編集した投稿文については「注釈」で編集しているというのは入れて欲しいです。