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印象のとりかた
- 糸巻き印象とは、歯科医院で歯に糸を巻いて時間を置いてから印象をとる方法です。糸巻き印象は正確にフィットする補綴物ができると言われています。
- 歯科医院では糸巻きしない方法でも困らない程度の印象を取ることができます。
- 補綴物を一本作成する場合、Uの字型を上下とる必要があるのか、半分だけの印象取りで十分なのかは患者の歯並びや経費削減などを考慮して判断されます。
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歯と歯肉の間には健康な人でも隙間があります。健康な人では1~2mm、歯肉炎になると3mm以上になり、健康な状態では歯肉溝といい、病的になると「歯肉ポケット」と言います。 糸を巻くのはこの隙間に「圧排糸(あっぱいし)」という糸を巻いて隙間を明確にするのが目的。 こうすると歯の削った線が明確に見えます。 ただし、これだけがベストではありません。削る量や状態によって様々な取り方があります。 本来は個人個人の顎の動きが違うので、上下全部の歯の型を取り、顎関節の動きも模写して、それをも形状に再現して作るのがベストです。 今でも一部の入れ歯ではそのようにして作ります。 しかし、一本や少数のブリッジなどでは平均値などを基に作り、セット後に調整しても充分に再現できることから、 上下の歯の型を取り、模型をヒトの平均値で動く「咬合器」というものにセットして冠などを作成します。 つまり口の中を再現させるためには上下の歯型を取るのが基本中の基本です。 ただ、中には取らずに作る歯医者も居ます。これが正しいか悪いかは判断の分かれるところです。 半分しか取らない理由は「利」より患者さんの負担の方が遥かに大きい事と、経費削減もあります。
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- remonpakira
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私も棒で押している時に圧排糸を入れていると思います。 まさにその動きが圧排糸を入れる時の動作だからです。 圧排糸はとても短く細いのでたぶん気づかなかったのでは?と思います。 模型は全体を取る方が私は良いと思います。 ただ経費はほとんど変わりませんので一部しか取らないのは 患者さんの負担軽減が主な目的だと思います。
お礼
糸は入れていたんですね。知りませんでした。 患者側(私だけかもしれませんが)からすると、印象とりは確かにしんどいですが、上下で全部とってもらうと、ど素人としては、先生への安心・信頼感アップなのですが。。。 素人患者としては、あれ?っておもうことは不安の種になるので。。。細かにその場で質問すべきなんでしょうが。。。 ご回答ありがとうございました。
- aokisika
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歯に糸を巻く、と言っても、長さ1~2cm程度の長さの糸を歯茎と歯の間の隙間に押し込むのです。数十cmの長い糸を歯にぐるぐると巻きつけるわけではありません。 >金属の細い棒で歯の周りの肉にちくちく加圧するやり方でした。 このときに、歯に糸を巻いているのです。 >Uの字型の半分だけの印象取りとかみ合わせのかたどりだけで これは、Uの字型の下の歯の型だけ取って上の歯の印象を取らない、という意味ですか? それともUの字型の全体ではなく右半分だけの上下の型(右上と右下)を取り、左側はとらない、という意味ですか? 下だけあるいは上だけというのはまずいと思うのですが、歯並びに問題がない場合には右の上下だけで左の印象は取らない、というのはよくあることです。
お礼
>Uの字型の全体ではなく右半分だけの上下の型(右上と右下)を取り、左側はとらない、という意味ですか? 明確に説明できていませんでした。すいません。 私が書きたかったのは、右上だけを印象取りし、右下は印象はとらず、右上下のかみ合わせを薄い面でとった、という意味です。 右上下ともとっていれば、疑問に思わなかったのですが、右下を印象とってないので、大丈夫なの?と疑問でした。。。 ご回答をありがとうございました。
お礼
ご回答をありがとうございます。 いろいろなケースがあるのですね。 判断が分かれるところですが、というのが非常に興味深かったです。 糸に関しましてはよく理解できました。 ありがとうございました。