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硬貨を判定するには(ハイテク版)
硬貨を判定するには(ハイテク版) ヒストリーチャンネル(TV)の「現代の驚異」で見たのですが、自販機に使われいる硬貨判別機に、2枚の対になった装置(コイル?)の間に生じる電場(磁場?電磁場?)を硬貨が通過する際に微妙に変化する様を計測する事で、偽造にも強い高度な判別ができると説明されていました。 もう少し詳しい技術的な情報をご存じの方お願いします。またPIC で作れるもんでしょうか?
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ANo.1 です。 >2枚の対になった装置(コイル?)の間に生じる電場・・・・ の応用例ですが、通常の金属センサーの応用では、1対のコイル間を通過する硬貨の材質によって磁束変化を検出して硬貨の種類を判別する方法があります。 >磁性特性なんですね。これは具体的にどう判別するんでしょうか? 磁性体の強弱で磁束を遮断する量が変化するので、受信コイルでの検出電圧が低下の程度で判別するのです。 >コイルかセンサーか、何かあるのでしょうか?コイルなら自作でしょうか・・・。 具体的には、片側のコイルに数KHzの交番磁界を加え、対になった片側の受信コイルで磁束変化を検出するのですが、硬貨の磁性体の強弱で磁束が低下するのを検波して電圧変化で硬貨の磁性体の材質を判定するのです。 簡単に回路構成としては、 1.硬貨が通過センサ;フォト・カプラで光りを遮ると検出 → PICへ入力 2.数KHzの発信器 → 送信コイル → 通過する硬貨のスリット 3.受信コイル → 磁束アンプ → 検波して直流電圧に変換(簡単にはホール素子で検出も可) 4.検波した電圧 → PICへA/D変換入力 → PICのデータベースと比較判定 こんな処理で実現可能です。
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- KEN_2
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偽造硬貨の乱用防止の為に当たりさわりのない部分まで・・・・ 自販機に使われいる普通の硬貨を判定には、 1.外形 2.厚み 3.重さ 4.電気抵抗・・・・等で判定しています。 これだけの要素を5~7cmの通路を落ちる際に分類して、硬貨の種類分けと偽造や変形硬貨を判定してメカニカルに判定処理している様です。 >2枚の対になった装置(コイル?)の間に生じる電場(磁場?電磁場?)を硬貨が通過する際に微妙に変化する様を計測・・・・・ 使用材料の磁性特性で材質判定をしていると推定されます。 >またPIC で作れるもんでしょうか? センサー部分を工夫して、PICで判定すれば可能です。 硬貨判別機もシーケンサーや組み込みマイコンを使用して判定しているのですから
お礼
ありがとうございます。外形のみで判別する機器はよく売ってますよね。勘定するには使えますが・・・。 磁性特性なんですね。これは具体的にどう判別するんでしょうか?コイルかセンサーか、何かあるのでしょうか?コイルなら自作でしょうか・・・。 これができれば自作自販機がより現実的になるのですが・・・。
お礼
詳しいご説明誠にありがとうございます。 全体像は理解できました!ただ交流磁界というものが理解できません。その辺を一から勉強しなおそうと思います。ただネットでもなかなか詳しい説明が無いのですが・・・。(専門的なのでしょうか?)