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実際の心肺蘇生時の現場で、アドレナリンをワンショットしますが、ノルアド
実際の心肺蘇生時の現場で、アドレナリンをワンショットしますが、ノルアドレナリンをワンショットしないのは、効果が薄いからでしょうか?何故でしょうか? 似ているのでとても気になります。
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現実問題としては、そう差はないとされています(下記HP)。 ただ、心肺蘇生のときにノルアドレナリンを使って蘇生できなかった時に、訴えられかねないという恐れと心肺停止の原因が普通は不明な事が多く、もし喘息の重積発作などがからんでいる可能性も考えた時に気管支拡張作用がより強い方が気が楽というのがあります。 臨床では理論に縛られている訳ではなく、心カテやPCIしている時に血圧が下がった時は循環器医はノルアドを投与します。アドレナリンを投与している循環器医は経験がありません。造影剤アレルギーによる血圧低下の可能性もあるから、アドレナリンの方がいいのかも...と思ったりもしますが、ノルアド数滴で劇的によくなるので気にしません。流石にヒューヒューといいだしたらアドレナリンも考慮しますが。 使い慣れているのを使っています。
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回答No.1
アドレナリン(エピネフリン・ボスミン)はCPRの時に心臓機能亢進というか、止まった心臓を叩くために使えますが、ノルアドは心臓というより血圧をあげるために使われると考えます。当然、ワンショットで末梢をしめつけても救命にはならないと感じます。
質問者
お礼
有難うございました。分かりやすかったです。
お礼
エピネフリンで効果がなかった時に、ふと思った質問でした。詳しく教えて頂き、勉強になりました。有難うございました。