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グラフが木であるとき、この定義があります。点の個数n  枝の個数m  

グラフが木であるとき、この定義があります。点の個数n  枝の個数m  そして m=n-1  この詳しい証明過程を教えていただけないでしょうか

質問者が選んだベストアンサー

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  • Knotopolog
  • ベストアンサー率50% (564/1107)
回答No.3

証明の前に,少し,おさらいをします. 『木(tree)とは,連結グラフで,サイクルと同型な部分グラフをもたないもの』 を言います.以下,点を頂点といい,枝を辺といいます. いま,n頂点とは,頂点の数がn個の頂点のことで,m辺とは,辺の数がm個の辺のこととします. 定理A:グラフGが連結で,n頂点とm辺をもつならば,n≦m+1 である. (定理Aの証明は省略します) 定理B:Gを,n頂点とm辺をもつ木とすると,n=m+1である. 証明: 辺の個数に関する帰納法で証明します.Gが辺をもたないならば,定理Bは,このGについては,正しい. m辺より少ない辺をもつ木については,定理Bが正しいと仮定する. いま,Gの最長の道を選び,その端頂点をaとbとする. 頂点aは,次数1です.もし,そうでないとすると,この道は,もっと長くすることが出来るか, または,Gにサイクルが存在してしまうことになるからです. ここで,「頂点a」と「頂点aと接続する辺」を取り除く.こうして得られたグラフをHとする. Hは,まだ依然として木であり,n-1頂点と,m-1辺をもつ.帰納法の仮定から, n-1=(m-1)+1です.これにより,n=m+1であり, 定理Bは,Gについても正しい.■ ちょっと,すっきりしない証明かも知れませんので,以下に木に関する別の定理を書いておきます. 定理C:グラフGが連結で,n=m+1ならば,Gは木である. 証明:定理Cが正しくないと仮定すると,連結なグラフGで,n=m+1であるが, 木でないグラフが存在することになる.いま,Gは木でないのだから,Gはサイクルを含む. このサイクル上の1辺を取り除くことにより,連結でn頂点とm-1辺をもつグラフHを得る. 定理Aにより,n≦(m-1)+1=m となるが,n=m+1と仮定したのだから, これは矛盾である.よって,Gは木である.■ (余談)直感的に,感覚的に,木のn=m+1を理解するには, 頂点と辺(点と枝)を一対にしたもの( ―――● )を木から,何度も取り除いてゆく. 頂点と辺の数は有限なので,最後に頂点(●)だけが1個の残ります. これが,直感的な証明です. (一応,見直したのですが,どこかに誤記や間違いがあるかも知れません. 今は,気が付きませんが,間違えていたら,ごめんなさい)

chujunshi
質問者

お礼

ありがとうございます~

その他の回答 (2)

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.2

「定義」は証明するものじゃないね. で, 「木」はどのように定義されているのですか?

  • nag0720
  • ベストアンサー率58% (1093/1860)
回答No.1

帰納法で証明したら。 枝が1本のときと、木に枝が1本増えたときを示す。

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