今までいた大学が許せません
4月から新しい大学に通う者です。私は今まで2年間大学に在学していたのですが、今までいた大学が許せないのです。
今から話す部分は今までの大学のおかしいと思う部分のほんの一部分です。本当はもっと多くを具体的に書きたいのですが、これ以上書いてしまうと特定されてしまうためにところどころぼやかした表現になってしまいますが、どうかお許しください。
私がもともと在学していた大学の学科は新設学科でした。そこの学科のシラバスが、実際にやっている内容が著しく異なることが多々あり、学科の名前から連想される学問と実際に学習できる授業の内容がぜんぜん違っていました。
例えば、プログラミングの授業ではシラバスにC言語を用いたプログラムの作成を行うと書いてあるのに、実際は機械工学実験室に連れて行かれ材料の弾性係数の測定、といったような類のものしかやらせてもらえず、C言語はおろかプログラミング言語なんかまるでできなかったです。しかもその先生はシラバスでプログラミングを担当するはずの先生ではありませんでした。このような例は他にいくつもあります。
更に、シラバスで授業を担当するはずの教員が授業に来ないで、授業を助手や研究員(教員ではない)に任せたり、他学科と合同で同じ授業を行い、まったく違う名前(学問分野もまるで違う)の単位をそれぞれの学科の学生に与える、というようなことも行われていました。そのため、私の学科で授業をしているはずの教員が、同じ時間に他の学科の講義で教壇に立っているなんてこともしょっちゅうです。演習系の授業に至っては教員を見かけることはほとんど無く、大学院生が授業を進めていました。
もともとこの新設学科は他の学科からの寄せ集めの先生から構成される学科であり、多くの先生がその学科の名前から連想される学問領域に対して意識が低かったです。
他大学から引き抜いたとされる有名な先生が学生を集めるために広告塔として使われていましたが、その先生はもともとそんなに長くその学科に滞在する予定では無いただの「客よせ」であったために、すぐにもとの大学に戻ってしました。入学案内のパンフレットにはその先生の研究が大々的に書かれていて、シラバスにはこの先生が担当する講義があるのですが、私たちはその授業を受けることはできませんでした。
また、その学科はあと3年以内に教授が5人もいなくなってしまいます。そして、残った先生は全員この学科に着任するまで他の大学での教員経験が無いです。
大学の教員に「このようなことが許されるのか?」と聞いたら、「新設学科だから仕方が無い」といったような返事や、挙句の果てには「嫌なら君、大学を辞めればいいじゃない」といった返事が返ってくる始末です。
大学内に設置されている公益通報に通報したこともありましたが、何の影響も無かったようです。文部科学省には実名で手紙とメールでこれまでの経緯を書いて送った経験があるのですが、返事はありませんでした。集団で大学に抗議しようと友人に相談したこともあるのですが、大学側に目をつけられて不利益な扱いを受けるのが怖いといわれて協力してもらえませんでした。
このような経緯から今までの大学を辞めて新しい大学で学び直すことにしたのですが、やはり今までの大学に時間を無駄にさせられたという想いが強くなっていきます。
そこで相談なのですが、このような不当な大学に何かしらの罰を与え、これからこの大学に入ってしまった新入生に、少しでも全うな教育を受けられる機会を与えることはできないでしょうか?もう他の大学に入ったんだから今までの事は忘れろ、という意見があるのは承知していますが、やはりこの大学を許すことが私にはできないですし、入学してしまった新入生が私のような思いをすると思うと悲しいです。