金利選択型住宅ローン

質問

素朴な疑問です。
　住宅ローンに金利選択型という商品があります。3年、5年、10年等があり短い期間の方か金利が安いです。
　そこでなのですが、3年固定と期間が短いものは金利が安いので、30年ローンの場合、ずーっと3年固定を選んでいればいつでも一番金利が安くていいのではないのですか？長期固定が安心という事も分からなくは無いですが、金利は安い方に越したことはないと思うのですがどうなんでしょうか？　繰上返済もしやすいような…（固定期間中に繰上しては手数料が高いので、固定が終わって変動になってから繰上返済してから、また固定を選ぶ）
　金利選択型は最近でたローン？でどうなるかわからない・・ということなのかな？長期ローンで短期固定を進める人っていませんよね。
　ふと疑問に思ったのでどなかご意見お願い致します。
　文章がわかりづらくてすみません。

回答No.1

noname#11476 · ベストアンサー

ポイントは３年単位でくる金利の更新時に金利がどうなっているかです。
その時点で１０年固定の金利がより高くても１０年を選んだ人には関係ありませんので。

＜例＞
Ａ君は３年固定を繰り返し選びます。Ｂ君は１０年固定を選びました。
３年固定金利推移を、３年単位で、２％、４％、６％、８％となっていたとします。
１０年固定金利の場合は、初年度４％とします。

Ａ君は、
　初め３年．．．２％金利負担
　次の３年．．．４％金利負担
　次の３年．．．６％金利負担
　次の１年．．．８％金利負担

Ｂ君は１０年間４％一定です。（１０年固定金利とはそう言う意味ですから）

１００万円借りて１０年で返済完了としましょう。
Ａ君の総支払金額は１，４２７，５６２円で、利息は合計４２７，５６２円支払ったことになります。

Ｂ君の総支払額は１，２１４，９４２円で、利息は合計２１４，９４２円支払ったことになります。

つまり金利上昇局面では固定金利の方が有利になる可能性が高いのです。

お礼

とても詳細にご回答頂いてありがたいです。　納得です。ただできればもう１つ聞きたいです。3年固定で6～8％という金利が今までにあるのでしょうか？　最近になって勉強中ですので過去の住宅ローンの事が殆どわかりませんので…

回答No.2

noname#11476

とりあえず計算しやすいように６，８％としましたので、実際にはそんなに極端にあがるかは？です。
（それを言うと比較対象の１０年固定で４％も高すぎますね）

ただピークの時にどこまで行ったかはもう覚えていませんが、バブル崩壊直後位（１９９５年前後）で三年固定で５％程度だったと思います。
ピーク時はもっと高かったと思います。（確か一番のピークはバブル自体ではなくそれ以前だったと記憶しています）
現在１％台の生命保険の予定利率が、私の掛けている保険でピークで８％を記録したことがありますので、相当高金利だったと思いますよ。

これから先を考えると、３年固定で最低３～５％は覚悟した上で考えると良いかと思います。
今は異常な低金利ですから。

では。

お礼

度々ご回答いただき恐縮です。　３年固定で5％があったなんて全く知りませんでした。このような情報が知りたかったのでとても助かりました。　今後の参考にさせて頂きます。　ありがとうございました。