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茶室について

現在、家を建築中です。 一般住宅の一部屋に茶室を作ったのですが、基本的に使用する仕上げの木材は、正目でお願いしていたのですが、畳と壁の間の仕上げ材に節目があります。 施工会社に問い合わせてみたところ、担当者の判断で、そういうことになったと聞きました。 直すとすれば、引渡し後に、こちらでやることになるとは思うのですが、他の天井材および敷居、鴨居、建具枠などの造作材は、全て正目になっているので、そこだけに節目があることに、とても違和感を感じるのですが、茶室として考えた場合、そこまでこだわる必要はないでしょうか?

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  • altosax
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回答No.3

shirousagiさん、いよいよ仕上げですね。 直線的ないわゆるモダン数寄屋だと嫌われる傾向があるようですが、でも、もともとが「へうげもの」の世界こそが数寄なのですから、#2のかたのおっしゃる通りだと思います。 しかしここで一番問題なのは、亭主としてのshirousagiさんの意向で節を生かしているのかどうか、この一点につきると思います。 かならず、正客との会話で、茶室ができるに至った経緯のやりとりが出ますでしょう? その時に亭主であるshirousagiさんが好きで建てた数寄屋なのか、仕方無くこうなったイヤなものなのか、ということが全てになると思います。 お茶の世界ではそういう意味で、亭主のshirousagiさんはご自身の意志をはっきり持たなければならない訳ですよね。 本当は、shirousagiさんが山へ木を見に行って選んで、製材してもらった材木に墨を打つところから亭主はするわけですけど、今の世の中ではそれはなかなか普通にはできませんのでしかたありませんが、お茶室は、「亭主の思想そのものの具現化」ですので、「あくまでshirousagiさんの意向に合っているかいないか」、で決めるのが本筋だと思います。 この設計施工会社は、あちこちいいかげんなところが目立ちますので、是非「亭主の思想」を貫き通してください! 泣き寝入りせず負けずにがんばってくださいね☆

shirousagi
質問者

お礼

いつも、ご回答いただいて、ありがとうございます。 流石に、山へ木を見に行って選んで、製材してもらった材木に墨を打つまでは、できませんでしたが、床柱、床框、黒屋羽等、主な木材は、施工会社の方と一緒に銘木店に買い付けに行って選んだものでした。 他の部分に関しては、施工会社さんを信用した結果でした。 直して欲しい旨を伝えたのですが 「目立たなくしたいのなら、何か塗るか、白の養生テープを貼っておくしかない」 といわれました。 引渡し後に、自分で何か考えるしかないかもしれません。

その他の回答 (3)

  • K8823
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回答No.4

まだ、どこのことだか、よく解かりませんが、床の中の畳寄せが一辺だけ、他の二辺と異なっているということでしょうか。 どうしても直したいのでしたら、畳寄せを取り替えると大工の仕事になりますが、見た目だけ、おかしくないようにすることで、妥協できるなら、建具屋さんに相談すると良いと思います。例えば、0.3mmくらいの薄板を貼ってもよいと思います。建具屋さんの方が、器用ですし、良いアイデアが出ると思います。

  • K8823
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回答No.2

茶室は、自由な作意があってよいのです。書院造りのように形式にこだわることはありません。もちろん、施主の意向に沿っていないのは、施工者の手落ちですが。 茶室を造る方には、いろいろこだわりがありますが、客の方は、ほとんど、それを見てはくれません。茶室で客の目につくところは、床柱、床框、中柱くらいです。客の目がいくところは、茶室本体よりも、襖、障子などの建具です。和室の出来映えの半分は、建具で決まります。何より、客は、茶道具、軸、花、茶、菓子などの趣向に関心がいきます。軸や道具や菓子を覚えている人は、多いですが、茶室は、覚えていてもせいぜい平面形状くらいです。 畳と壁の間の仕上げ材が何のことだかわかりませんが、畳寄せであれば、7分(21mm)か8分ほどの畳寄せの節目に目などいきませんし、目に入っても覚えていません。かえって、畳寄せを取り替えると、壁まで壊しますから、今より悪くなるかも知れません。 侘びた茶室は、床柱にしても、天井板にしても、わざわざ節目材を使うこともあります。有名な猿面の茶室は、床柱の節の有様が猿面に似ているのでこの名が付きました。 数寄屋大工でも、節目を嫌う人もいれば、節目を上手に使う人もいます。 一カ所くらい不完全な所があった方が茶室らしくていいかも知れません。そのうちに、節目に慣れて、気にならなくなると思います。あばたもえくぼでよいのでは。 せっかく造った茶室ですから、友達をよんで、お茶を楽しんで下さい。

shirousagi
質問者

お礼

あまりうまくご説明できなくて申し訳ないのですが、畳寄の一辺だけ(床框の一辺)が後から貼り足した様になっていて、他の木材との質感も違っていて節目が出ています。 あえて節目を選んだのであれば、話は別ですが、どうしても不自然さを感じてしまっています。 ご回答ありがとうございました。

  • angeleye1
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回答No.1

材木屋です。 本来無垢の材の場合は杢目(板目)より柾目のほうが収縮の度合いが低く反りやひねり等が発生しにくいです。 そのかわり幅が広くなると材から限られた量しかとれないので一般的に高級品とされてます。 よって家具等長く使われるものには柾目が利用されてきました。 逆に天井板など装飾の傾向が強いものは模様の美しさから杢目が好まれてきました。(それでも柾目は高級品です) さて、現実的な話として天井材および敷居、鴨居、建具枠などの造作材は柾目ということですが、これらは無垢材なのでしょうか?一見、本物に見えていても単板を張っているものが既製品(化粧集成材と言う)では多いですし、建売クラスの天井材になると柾目の印刷物が貼ってある程度です。 つぎに畳と壁の間の仕上げ材(畳寄せ)に節があるということですが、こちらも無垢材でしょうか? 仮に材質はなんであれ和室に小節?上小節?などの材を使うことは信じられません。 せめて化粧集成材でも柾目のを使ってもらったほうがいいでしょう。 和室は見る人が見れば材の質、大工の腕がわかります。 ましてや茶室となるとなおさらです。 とことんこだわってもいいと思いますよ。

参考URL:
http://www.gltnara.or.jp/glt/characteristic.html
shirousagi
質問者

お礼

施工会社さんからいただいた資料では、畳寄席、廻縁等は、木製としか書いてありませんでしたが、施工中に見た限りでは、集成材ではないと思います。 教えていただいたURL参考になりました。 ありがとうございました。

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