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ぶっちゃけJR東海の超伝導高速リニアモーターカは失敗なのですよね?

ぶっちゃけJR東海の超伝導高速リニアモーターカは失敗なのですよね? 何故,"超"伝道技術にこだわるでしょうか? "常"電導での高速走行のリニアモーターカーに比べて"超"電導での高速走行のリニアモーターカーは めまいがするくらいの途方も無い建設コスト&消費電力&管理費がかかるのですよね。 既にドイツは何年も前に"常"電導での高速走行のリニアモーターカーを開業してますよね。 日本はドイツよりも早くから高速リニアの研究に携わって来たにも拘らず初開業が20数年後なんて超伝導高速リニモの非現実性を事実上認めたものも同然だと思います。 中国もドイツから技術援助してもらったとは言え,それを元に中国産常電導高速リニモの開発が現実的で進んでますよね。 アメリカのDC⇔Baltimore間で 日本のリニモをJR東海は売り込んでいるようですが日本国内の建設でさえ更に20年以上の時間が必要で従来の新幹線と異なり超電導高速リニモは営業走行の実績は全くありませんよね。 走行に途方も無い電力を要する超電導高速リニモは原発増設を必要とするなら 全然,環境に優しくないと思います。 そのような地球に優しくない超電導高速リニモをオバマ大統領が必要と思うはずありません。 アメリカのDC⇔Baltimore間でフランスのTGVやドイツのリニモではなく日本のリニモが建設される可能性はどれくらいあるのでしょうか? (私は先ずアメリカのDC⇔Baltimore間に日本のリニモが来る事は有り得ないと思います) 東京⇔名古屋の開業が20数年後先とは。とほほ、、、 やはり超電導高速リニモは実験室での技術者達の自己満足だったのでしょうか? 多分,本音は日本は何年も前から超電導高速リニモを断念して常電導高速リニモに研究に切りかえたかったがプライドがそうさせなかったので 敢えて超電導高速リニモに固執してしまった。 幾ら実験線で世界最高と謳っても営業実績を作って見せないと無意味ですよね。 因みに日本の超電導高速リニモはほぼ直線の軌道しか走行できないというのは本当なのでしょうか? トンネル実験が必要だからと宮崎県の実験線を廃止して山梨にトンネル付きの実験線をこしらえましたよね。 トンネル走行も成功したとだいぶ前に新聞で読みましたが それから更に何年も歳月が流れてしまいました。 結局ぶっちゃけのところ, 途方も無い建設コスト&消費電力&管理費の削減の研究が全く進んでいなかったのだろうと推測します。 建設コスト&消費電力&管理費がかさんでしまって、、、でも技術では日本のリニモが世界一。 とは自己満足というか裸の王様といういうか滑稽にさえ見えてなりません。 専門家や超電導高速リニモや実際に超電導高速リニモを取材なさった方のご意見を伺えましたら大変幸いでございます。

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  • sukegogo
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回答No.9

※文中では一般にわかりやすいように根拠や言い回しを簡略化しています。 どうか、専門の方々はその点をご理解の上お読みください。 なお、()内は私の個人的意見です。 はじめに  そもそもリニアモーターカー自体はかなり前から完成していました。 しかし、今話題になっている超伝導を使う物はそれを維持するために超低温にし続けなくてはいけません。 もし、少しでも温度が上がれば簡単に言うと爆発します。 ですから、浮上式超伝導リニアモーターカーの研究とは≒超伝導を安全に維持する研究ともいえます。 (そもそも、リニアモーター自体は100年以上前に考えられたローテクノロジーですし(^。^;))  話題のJR東海の超伝導高速リニアモーターカーの建設が決まったのは、ここをクリア出来ているとされたからです。 厳密にいえばクリアではなく、「何十年も試験運転していてこの手の事故が起きていない(実際に起きていないかは不明・未確認)のだから今後も起きないであろう」ということです。(←この点ではちょっと…(つд⊂)) >めまいがするくらいの途方も無い建設コスト&消費電力&管理費  この点では、否定はできません。しかし、費用対効果や飛行機に変わるものとして考えれば良いと思います。(飛行機の燃料の元である石油は甘く見積もっても3,40年で完全にとれなくなりますし) >超電導高速リニモは原発増設を必要とするなら 全然,環境に優しくないと思います。  原発はそもそも中継ぎ電源です。お先の長くない石油等の延命治療ともいえます。 夢の発電所、核融合発電所などなどができればお役目御免です。 20年先の完成ならばそう言った類の発電所も出来るでしょう。(そもそも、どこかのお偉いおじさん曰く、自然エネルギーの割合を20%にするそうですから問題にはならないでしょう) >東京⇔名古屋の開業が20数年後先とは。とほほ、、、  ちなみに、新幹線や高速道路なども計画から完成までは数十年かかっています。 それに、ドデカイトンネルを開ける(かもしれない)ことを考えれば遅いとは思いません。 ※JR東海のリニアモーターカーはまだ作ることが決まっただけでルートすら確定していませんよ。 ちなみにアメリカで造る場合、地震対策などがほとんどいらないため日本より早く出来るでしょう。 ※以下個人の意見考え等に基づき書いているのでその点をご理解の上お読みくださいm(_ _)m >多分,本音は日本は何年も前から超電導高速リニモを断念して常電導高速リニモに研究に切りかえたかったがプライドがそうさせなかったので 敢えて超電導高速リニモに固執してしまった。  それはないですね。それ以前に日本ではどちらも研究されています。 さらに言えば、常電導リニアモーターカー(?)は注目度下がり気味です。 理由はほかの方も書かれていますが、 ・1センチ程しか浮けない ・浮くシステムが電子制御、(これが止まった瞬間線路に激突) ・上記の理由からまず500キロは無理(危なすぎる) などなどです。 ですから、高速鉄道として使うなら超伝導を使ったほうがいいと思いますし。 >因みに日本の超電導高速リニモはほぼ直線の軌道しか走行できないというのは本当なのでしょうか?  ホントかと聞かれるとウソですね。 ”日本の”という点ですが、リニアモーターカー仕組み的に曲がりにくそうですしちょっとちがうかなーと思います。(それに高速で動きますからそもそも曲がりずらいですしね) また特に日本では、様々な障害物(山、川、街などなど…)があり直線は不可能ですので”しか走行できない”は理論的にもありえないといえるでしょう。 ただし、うねうねカーブよりも直線がいいことには変わりないでしょうが。(車、電車、新幹線でもそうですが) 終わりに  質問者の問い「ぶっちゃけJR東海の超伝導高速リニアモーターカは失敗なのですよね?」に対する答えは、 「現状では判断は難しい。しかし、これは科学そして人類の大きな一歩であることは確か。東京から名古屋、大阪あるいは北海道から通勤通学する時代への先駆けとなるだろう。少なくとも、JR東海の超伝導高速リニアモーターカーはこの点では失敗とは言えない。」とします。 なお、最終的な判断は3,40年先でしょう。今は、これが成功するように祈り応援していきましょう。  ちなみに、私は日陰の身になりつつある非超伝導型で10cmの浮上を実現すべく研究開発を行なっています。 この研究のためにも、是非とも成功してもらいたいと思います。(^u^) そして、最後に書いておきますが文中「リニモ」という言葉が多様されていますが、リニモは愛知万博の時に活躍した磁気浮上式リニアモーターカー(常伝導型?ということです)の愛称です。 JR東海道が1兆円以上をつぎ込んで造るものは、中央新幹線(リニア中央新幹線)です。 リニアモーターカーを略したと考えても、リニアモーターを略したというふうに解釈でき不適切と思われます(細かいですが(笑))

その他の回答 (8)

  • koban22
  • ベストアンサー率12% (19/150)
回答No.8

私は、この30年間以上超電導の仕事を会社でやらせて頂いたものです。 リニア中央新幹線では、低温超電導(臨界温度-264℃)NbTi合金マグネットを使用し -269℃の特殊な冷媒である液体ヘリウムを使用しており、温度マージンが5℃ しかない非常に危険な欠陥マグネットを使用します。わずかな発熱で臨界温度を超え 常電導転移すれば、コイルはクエンチ、脱線転覆することが予見できます。特に人間を のせる場合は事故により製造物責任法の問題が、ほぼ確実に予見でき、計画を中止 すべきであると考えます。 製造物責任法は、事故ってからでは遅く、東芝などの製造物責任に対する自覚を喚起し 未然防止を旨として作られているものであると考えます。 NMR、加速器、核融合などでは人を近づけず、遠隔操作なので低温超電導でしのいで います。またMRIでは、静かな静止した環境で超電導コイルを使用します。 もしリニア中央新幹線を今後進めるとしたら、JR東海、東芝は犯罪行為をおおっぴらに やることであり許容しがたいと考える考えます。 近未来には、もっと臨界温度が高く液体窒素(-196℃)が使える高温超電導の開発も 進み、安全な超電導マグネットの実現も期待されます。 JR東海は、低温超電導マグネットで自力でやると言っていますが、JAL同様親方日の丸の 悪い体質を持っています。現在ルート検討に入っていますが、巨大な資本が動くため 早期の政府介入が必要です。

回答No.7

"超"電導にこだわるのは電気抵抗がゼロなので,強力な電磁石を作る ことが出来るためだと思います。 現状鉄車輪で走行する鉄道は摩擦係数の関係から今まで以上の 高速化が難しいと考えられています。ほかにも集電等の問題も ありますが・・・ それに比べ,超電導リニアは浮上しながら,走行するために 摩擦係数を考えることがなく,500km/hを超える速度でも 安定して走行することが可能です。 (フランスのTGVは550km/hくらいの速度を実験で出していますが, あれはあくまでも"実験"の域を出ず,営業運転は無理でしょう。) 次に電力の話です。 質問者が言うように,リニアの運行には莫大な電力が必要だと考えられます。 しかし,相手が飛行機のようなものを想定した場合にはどうでしょうか。 同じ距離をリニアと飛行機で行く場合には,リニアの方がいいかもしれませんね。 (距離に寄りますが・・・、欧州の方で飛行機と鉄道の省エネルギーを議論した 論文が発表されていたような??) 私は今「失敗」だと結論を出すのは早すぎると思います。 今後の発展に期待を寄せたいと思います。 最後に私は,JR○海があまり好きではありません・・・。

  • suroeste
  • ベストアンサー率47% (776/1644)
回答No.6

何をもって失敗というのでしょうか?建設費が高くなかなか実現できないことをもって失敗と言っているなら、全く誤りと思います。国が経済性など関係なく、将来のことも考えなく、土地も強制収用して作る気になれば、多少の改良ですぐにでも実現できるレベルまで技術的には達していると思いますよ。  しかし、民間企業が作るには、借金をどのようにして、工事費はいかに低減できるか、利益を出して借金を何年間で返済できるか、将来の需要はどのくらい伸びてそれに備えて手戻りないようにどの程度検討するか、保守費はどのくらいかかりそうか、耐用年数は何年くらいでそれで経営的にペイするのか等・・・検討しないといけないことは山のようにあり、技術的にはできても経営的なことを検討しないと安易には作れず検討には時間がかなりかかると思います。そのうえ、民間企業は土地の強制収容はできないので、連続した必要な用地確保の交渉にも膨大な時間がかかると思います。  今から土地を買ってもう1本東海道新幹線を作るにしても、膨大なお金と時間がかかると思います。その建設費に少々上乗せ程度~数倍程度の建設費ではないでしょうか?  消費電力の面では、常伝導のほうが超伝導にくらべてはるかに効率が悪く大きな電力が必要と思います。安全面、省エネ面、高速でも磨耗部分がないなど、超伝導のほうが優れていると思いますよ。  

回答No.5

>既にドイツは何年も前に"常"電導での高速走行のリニアモーターカーを開業してますよね。 開業していません、どころか実験線も廃止されています。 つまりギブアップした技術を中国に輸出した格好です。恐らく他国であれば旅客営業できる技術レベルには達していないものです。

  • ALF7001
  • ベストアンサー率37% (65/172)
回答No.4

JRが超電導リニアモーターカーにこだわるのは安全性を考えてのことです。常電導式では1cm程度しか浮上しませんが、超電導式では10cmほど浮上します。つまり、超電導式のほうが10倍余裕があるのです。また、超電導ではピン止め効果が期待できます。(ただ浮き上がるだけでなく、宙に固定された状態になる現象。横に傾けても転げ落ちません。) たとえば、走行中に地震が発生したら・・・常電導式では高速走行している列車が軌道に接触して大きな事故になる可能性があります。しかし、超電導式では列車と軌道間の余裕が大きく、ピン止め効果で軌道から大きくずれることがないため、接触する可能性が低いです。(もちろん、軌道が崩壊するような大地震ではどちらでも変わりませんが。)地震の多い日本では常電導式による高速運転は安全性に課題が残ります。

  • windwald
  • ベストアンサー率29% (610/2083)
回答No.3

20年後というのは用地買収がこれからだと言うことを考えたらむしろ早いくらいの目標だと思いますが。 技術開発においては、失敗だと決めつけてかかることが失敗への近道です。

  • x530
  • ベストアンサー率67% (4457/6603)
回答No.2

逆でしょう。 超伝導は、電気抵抗が限りなく「0」。 超伝導ならば、細い電線に大きな電流が流せる。 少しの電力で大きな力が発揮できるという事。 もしも、新幹線を超伝導モーターで動かしたら、4M12T位で走らせることができる。 実際は車輪が空転するからダメかな。。。 そうしたら、メチャクチャ軽量化できるね。

  • kuma-gorou
  • ベストアンサー率28% (2474/8746)
回答No.1

一言で言えば、安全性の違いです。 ドイツの技術は、永久磁石で浮きっぱなし、430Km/hが限界。浮上の隙間は1~2cm。 実際には、可也の振動で、とても快適とは言い難いそうです。 一方、JRマグレブ式は、超伝導電磁石、500km/hを超えるスピードが期待できます。浮上の間隙は10cm。 特性上、160km/hまでは車輪で走行し、その後、浮上します。 極力、線形を直線(曲線半径8000m以上)に拘るのは、高速性を犠牲にしない為です。