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砂岩は砂が長期間の圧力で石になったものですか?
砂岩は砂が長期間の圧力で石になったものですか? もしそうなら、砂を石に変えるのに必要な圧力と時間はどれ位でしょうか? 圧力だけでは熱は発生しないと思うのですが、砂が石になるメカニズムは?
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砂岩など堆積岩を薄片で見ると、元の粒子の間を別の鉱物が埋めていたり、粒子同士が縫合しているのが観察できます。 熱や圧力がさほど高くならない条件で砂や泥が固結して行く現象を続成作用といいます。いくつか原因がありますが、粒子間を水にわずかに溶けている炭酸塩などが沈殿して埋めたり、低温低圧での安定相に鉱物が再結晶したりなどで固く粒子同士がつながっていきます。これらの反応はさほど高温高圧でおこるわけではなく、深度数km程度以下、温度で数十からせいぜい100度程度で起こり、間隙水のpH、酸化還元環境などとも関係しながら、ゆっくりと反応が進んでいきます。そのため百万年経ってもほとんど固結していない例は普通に見られます。 条件次第で例外もありますが、おおよそ第四紀の砂や泥の地層は未固結のものが多いですが、第三紀層より古いものは、ほぼ固結して岩石化していると考えていいでしょう。
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- toshineko
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回答No.1
砂岩はおっしゃるとおり砂が長期間の圧力により固化してできたものです。 ただ土と岩との境がはっきり定められていないこともあり、圧力と時間の関係で岩石の定義をしたものは無いかも知れません。
質問者
お礼
回答ありがとうございます。土が石になるというのが理解出来ないのですが。(熱で溶け無い限り)
お礼
回答ありがとうございます。