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炭素鋼鍛造品の SF55とSF45の違いを教えてください。
炭素鋼鍛造品の SF55とSF45の違いを教えてください。
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おはようございます。 炭素鋼の場合ですが、最も多く使用されるのはS45Cです。この数字が炭素の成分比での含有量です。ただしJISには確か3刻みで規定があります。実際に市販用に製造されているのは25、45、55といったところでしょう。これ以外は特注になると思われます。 この例と同じで、炭素鋼鍛造品でも炭素含有量による分類が行われています。 ついでですから材料記号の中の数字について一言。 1.上記のように主要成分の分量を示す場合。 2.材料そのものの強度を示す場合。以前のSS(普通軟鋼)がそうでした。現在ではSSに関しては数値が変えられていて、これが引っ張り強度の表示であるかどうかは判りません。 3.合金鋼などで材料や機能による種別を行い、それに数字を当てるもの。SUSなど。 まだあるかもしれませんが、現場ではこの程度の知識で十分です。 機会があるならJISハンドブックの「鉄鋼」を一度参照してみると良いでしょう。図書館にある場合も多いと思います。 http://www.jla.or.jp/link/public.html
補足
ありがとうございます。 もう少し 炭素含有量が45と55のものの質の違いが知りたいです。 値段、硬度、伸び、強度等についてお願いします。