問題のレベルは電験2種なみですが、範囲は電験2種と7割くらいが同じです。
電験三種の範囲の完全理解が必須です。これに加えて計算問題(理論や制御工学)は2種並み以上(ラプラス変換は必須)、法令はまったく異なり、応用課目(空調・照明・電熱・電動力)は電験の範囲とはまったく異なりある程度の実務経験(設備を知ること)と学習が必要です。ただし応用課目は幅広い知識が要求されますが、計算は高等な数学を必要としません。
2種電気工事士の試験程度を普通高校卒+1年程度とすると、電験三種は3年くらい、2種やエネルギー管理6年くらい、電験1種は12年くらいの(学習時間と努力から考えて)感じです。
工場勤務など指定工場では大学卒業後、3-5年程度を目標に取得させています。電験2種と同時狙いが効果的です。
参考書は、OHM社の過去問題解答集(毎年発行)、省エネセンター発行の参考書(4冊)を基本とし、電験3種の参考書(科目別の4冊)、電気工学ハンドブックをみながら学習します。そのほかに回路理論、制御理論、配電工学(単位法)などは大学課程で使用した教科書・問題集を併用します
OHMの完全解答集は、問題の程度をつかむのに役立ちますが、そのままでは初学者には理解が難しいかもしれません。
省エネセンターの参考書は基本問題や難問の解説に役たちます。
電験2、三種の参考書は一般的な知識を広げるのに役立ちます。
お礼
ありがとうございます。 参考書購入します。